足回りのウエザリング、2回目です。
▼転輪に泥汚れを施していきます。ベースとしてクレオスウエザリングカラーのサンディウォッシュを塗っていきます。
ここは車体下部の泥汚れと色合いを合わすために同じマテリアルを使っていきます。
▼専用溶剤を筆に染み込ませて汚れのムラを表現していきました。
▼乾き切っていない泥としてクレオスウエザリングカラーのグランドブラウンを主に奥まった部分へ塗っていきます。
転輪の中心部はグリス汚れと相まった汚れにするため多めに流し込みました。
▼こんな感じになりました。この後、油彩バーントアンバー+アイボリーブラックでボルト部分を中心にスミ入れを行っています。
すいません、油彩のスミ入れ作業の写真を撮り忘れました。
▼転輪が履帯とこすれてギラついた感じにするためにダークアイアンを使いましたが、どうもギラつきが鈍くなってきてしまいました。
もっと目立たせいのでシルバーを筆塗りします。本当はクレオスラッカーC-8シルバーを使いたかったのですが、ベースがラッカーなので代わりにアクリルのタミヤX-11クロームシルバーを筆塗りしました。
▼車体に取り付けてみました。
6月から7月にかけてのノルマンディー戦は乾燥した気候で行われたと推測できるのでもっと乾いた感じの泥汚れが正解かもしれません。
しかし私のスキルでは白っぽくしすぎて違和感を感じそうだったのであえて湿った泥も含んだ状態にしてみました。
ここからピグメントを試してみることもあり得ますが、時間との兼ね合いで今回はこの状態で転輪類のウエザリングを終わらすことにします。
今回はここまでです。本当は履帯のウエザリングも行い、本体を完成させたかったのですが、転輪の筆塗り作業は意外と時間をとられますね。
これが初期型や4号戦車だったら今日中に終わらなかったかもしれません。
明日は履帯のウエザリングをしますが、プラ製の可動履帯なのでエナメル性のマテリアルはプラを侵して履帯がバラバラになってしまう可能性があります。
車体下部、転輪類と同じクレオスのウエザリングカラーを使って色合いをあわせたいところですが、ここはタミヤアクリル塗料を使ってウエザリング作業をしていきたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。