はじめの戦車模型づくり

老眼に悩みながらもとにかく完成させることを目指します! 2009年3月8日開設

タミヤ 1/35 M4A3 105mm #16 装備品の積込み

2022-05-12 20:33:27 | 第二次大戦 アメリカ軍

荷物のレイアウトが決まり、仮止めも終わったので車体への積込みをしていきます。

▼まずは、一晩置いてボンドが乾いた装備品を裏から瞬着しておきました。

 

▼通常の積込みなら、この荷物をロープで止めることになりますが、今回は冬のアルデンヌ戦の設定なので荷物の上にシートを被せることにします。
シートはエポキシパテで作ります。ガラスカッターマットの上に貼り付きを防ぐためにベビーパウダー(シッカロール)をまいて作業をします。
作業部屋の蛍光灯がバッチリ映り込んでいますね(笑)

 

▼ベビーパウダーはたっぷりまいた方がやりやすいです。
実はこの前にパウダーが少なすぎてパテがマットにくっついてしまって失敗しております😓
あとエポキシパテに指紋がつかないようにするため手袋は必須です。

 

▼写真上に写っているスペアーボトルを杵(きね)のようにしてエポキシパテを薄く伸ばしていきました。
適当な薄さになったら、1時間位おいて半硬化させてからハサミで適当な大きさに切りました。

 

▼柔らかいうちに荷物へ押しつけてカタチをつけます。
今更ですが、荷物がほとんどシートに隠れてしまうのがくやしくて少しめくれているようにしました。
シートを被せる時は、見えなくなる部分の荷物はプラ板などでダミーの荷物にしておけば良かったと思いました。
あまりよく考えないでちゃんと荷物を作ってしまったのがちょっと悔しかったです。

 

▼前部にも小さなシートを作ってみました。

 

▼後部荷物は車体に、シートは荷物に接着はしていません。
キットの状況設定(天候・場所)が変わった時などのために、いざとなったら荷物は外せるようにと悪あがきをしています。

 

▼シートを塗装します。バフかデザートイエローか迷いましたが、デザートイエローで塗りました。
最後になってバフで塗ればよかったとちょっと後悔しています。

 

▼ハイライトはホワイトを混ぜてつけました。シャドウは油彩のバーントアンバーで付けています。
バーントアンバーの作業写真は撮り忘れました。

 

▼機銃、車体のエッジ部分に6Bの鉛筆で金属感を付けていきます。

 

▼シートを止めるロープは百均で買った糸を使い、タミヤアクリルXF-10フラットブラウンを塗っています(矢印)

 

▼ロープで止めて荷物の積込みが終了しました。

シートは黄色過ぎるので塗り直すかもしれません。

M4A3 105mmはここで「とり完」とします。
次回は、フィギュア(ミニアート)の塗装にかかります。
フィギュアを配置する時に簡単な展示台とともに雪の処理をして完成といたします。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
夜逃げ準備完了(笑!) (Choro-Poo)
2022-05-12 21:56:41
こんばんは。
おお~っ、見事に積み込めましたね。
シートの作り方はとても参考になりました。
今まで私はティッシュペーパーを着色して使ったりしておりましたがなかなかうまく荷物の形に馴染んでくれなくて苦労した覚えがあります。
スーパーシャーマンの場合大きなトラベリングロックが後ろにあるため、こんな風には積めないのでどうしようか考えてます。
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やっぱり作例?(^^) (黒猫2号)
2022-05-13 06:09:17
おはようございます、hajime様

6枚目の車体前部が写った画像、これは感動してしまいました!
剥げと錆と汚れが当に三位一体となった、本当に素晴らしい塗装表現です。

エポキシパテでのシートの作り方も大変参考になりました。
ゴム手袋、ベビーパウダー、スペアーボトルの杵と、こちらも三つ、
云うなればシート製作における三種の神器?ですね(^^)。
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存在感 (くう)
2022-05-13 07:33:08
小物の塗装、車体への配置、シートの自作と、毎回驚いています。
1つ1つの積み重ねが、この存在感になっていると思いました。
鉛筆は機銃には使っていますが、車体のエッジにも使えるのですね。情報ありがとうございます。
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Unknown (hajime)
2022-05-13 10:42:21
Choro-Poo様、コメントありがとうございます。
ちょっと積込み過ぎたかもしれません(汗)。
シートは前々から作ってみたかったので今回初めてトライしてみました。機会があればまた作りたいと思います。
確認しました。まさにトラベリングロックが真ん中に鎮座していますね。
トラベリングロックお構いなしにてんこ盛りしている海外モデラーをみつけました。
http://missing-lynx.com/gallery/modern/m5135cw_1.html
こちらは一応考慮しているようです。
http://missing-lynx.com/gallery/modern/m51hassi_1.html
実車の写真をちょっと探しましたが、Wiki位しか出てこなくて、さらに展示車両っぽいのであまり参考になりませんでした。
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Unknown (hajime)
2022-05-13 10:46:38
黒猫2号様、コメントありがとうございます。
六枚目、お褒めいただき嬉しいです。
エポキシパテのシートは初めて作りましたが、案外簡単なのでこれから度々作ることになりそうです。
スペアーボトルは電池やポンチでも代用できると思います。
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Unknown (hajime)
2022-05-13 10:51:59
くう様、コメントありがとうございます。
荷物について色々とやっていますが、米軍の専売特許(笑)みたいなのでもうルーチンワーク化しそうです。
車体への鉛筆使用はソ連戦車によく使っていました。
つい癖でシャーマンにも使ってしまいましたが、使ってよいのかどうかは、わかりません。
なのですいません、あまり参考にならないかもしれません。
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Unknown (天瀬晴之)
2022-05-13 22:05:19
こんにちは、精巧な模型を作ってる作業を、はじめて見ました。シートの作り方、こうやって作っていたのですね。銃身とかの粒状感のある光沢は、鉛筆だったのですね。想像もつきませんでした。
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Unknown (hajime)
2022-05-14 11:37:18
天瀬晴之様、いらっしゃいませ。
コメントありがとうございます。
重ねて拙ブログをフォローしていただき誠にありがとうございました。
模型に興味を持っていただき、大変嬉しいです。
私はAFV(戦車など戦闘車両)がメインですが、たまに飛行機や軍艦なども作ります。拙ブログをフォローしていただいている方々も独自のテクニックで模型を作られていますので、機会があれば是非ご覧になっていただければ嬉しいです。
銃器はガンメタルや黒鉄色などの塗料で塗ることがほとんどですが、より金属感を出すために鉛筆を使いこともあります。
今回は下地をブラックで塗ったので鉛筆で金属感を出しました。
コメントはいつでも大歓迎です。今後ともよろしくお願いいたします。
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