足回りのウエザリングをします。
▼油彩のチタニウムホワイト、ローアンバー、ネイプルスイエローで車体と同じように経年変化をつけます。
▼その後にMIGピグメントのP232ドライマッド、P028ヨーロピアンダスト、P034ロシアンアースを転輪にランダムにふりかけ、その上にアクリル溶剤を垂らして固定させました。
▼マフラーとマフラーカバーに排気ガスのスス汚れをつけます。
MIGピグメントのP023ブラックスモークを筆にほんの少しつけて、少しづつ汚していきました。
エンジンルームカバーの上に埃汚れとしてピグメントをつけました。
あとでこぼれた燃料のシミを足しておきます。
▼履帯の接地面のはげた感じを出します。
接地面をタミヤアクリルXF-63ジャーマングレーでドライブラシしたあと、タミヤエナメルのペイントマーカーシルバーで接地面のエッジを軽〜くドライブラシしました。
▼車体のエッジ部分に6Bの鉛筆を軽く擦り付けて金属感を出しました。
細部のチェックをしながらスミ入れ、ドライブラシ、サビ付けや各部の汚し作業をして完成させたいと思います。
あ、フィギュアのウエザリングがありました。
三枚目の写真の黒いホースの部分の質感なんか驚愕です。
これは一朝一夕に真似のできるレベルを遥かに超えています。
お褒めいただきありがとうございます。
ホースは、油彩とピグメントの合わせ技で処理しました。この辺りは今年購入したホセ・ルイス氏著作のHow to本を参考にしています。資本投下したので元を取るべく真似をしております(笑)。
戦場写真通りに単色ピグメントにしてしまうとノッペリしてしまうので重ねていくのは上手いワザだと思います。
グランドパワーの前期型図面集にちょうどこの121号車のチュニジア戦区の写真があります。
その中で車体の背景が草も生え、泥や小石もある状態の写真があったのでこれ幸いにとライトサンドのみにしないで数種のピグメントを混ぜ合わせてみました。