エアブラシのお掃除を終え、ABRAMSの下地塗装を終えました。
今回は尊敬する海外モデラー、ホセ=ルイス・ロペス=ルイス氏が提唱するB&W (ブラック&ホワイト) 技法をやってみました。
やってはみましたが、正直うまくできませんでした。あと滑り止め加工で重曹を表面にばら撒きましたが、重曹の間にブラックが入り込んでしまって表面が暗くなってしまいました。
極端にいえば、B&B (ブラック&ブラック)になってしまって思い通りにできませんでした。
▼今回の作業終了時の写真です。
すいません。作業に手こずってしまい、記事のアップの途中で力尽きそうなので今夜はここまでです。
明日、続きをアップしようと思います。よろしくお願いいたします。
〜〜以下、昨晩からの続きとなります。
ブラックアンドホワイト(以後B&Wとします)とは
2007年にカラーモジュレーション技法が発表され、世界中のモデラーたちを震撼させました。私は知りませんでしたが😅。
今では”ゼニタル・エフェクト”(上部の明度を高く、下部の明度を低くし、陰影をより強調させるハイライトテクニック)を含め、カラーモジュレーションを応用した様々なテクニックが登場しています。
模型関連のメーカーは、ジャーマングレー、ダークイエロー、オリーブドラブなど様々な基本色に対応したカラーモジュレーション用塗料を発売しています。しかし製作する模型ごとにそれらに対応する塗料を購入していくのは費用的に大変です。
そのような思いから、ホセ=ルイス・ロペス=ロペス氏は、どのような塗装にも対応できる”ブラック&ホワイト”の下地塗装を考案しました。
基本の色となるブラックとホワイト、そしてそのホワイトからブラックへの色調の変化を中間色のグレー数色(3〜4種類)で表現するものです。〔海外モデラー スーパーテクニック AFVウエザリングガイドより抜粋〕
▼塗料はタミヤラッカーのブラックとホワイトをベースにし、グレーを4種類用意しました。
▼まずは一番暗いシャドウをブラックで吹いていきました。
この段階でエアブラシの不調があり、お掃除で中断いたしました😅
▼次にブラック75%を吹いていきます。
▼グレー50%を吹きました。
▼グレー25%を吹きました。
数色を使ってグラデーションにするのは難しいと実感。エアブラシの技能はまだまだです😅
▼グレー10%を吹きました。その後、一番光が当たって明るくなると思う部分にホワイトを吹き終えたのが今回の作業終了時の写真となりました。
▼B&Wでは、滑り止め加工がネックとなってしまいました。
写真でもお分かりの通り、重曹の間に濃いグレーが入り込んでしまい、なかなかホワイトが反映されません。
▲▼重曹もまばらになっていて、出来は全く満足できるものではありません😢
パテをもう少し厚塗りして、重曹はパテが固まるまでもう少し時間を置いてから落とせば、少しはよくなるのではないかと思いますので、今後エイブラムスを作る時に活かしたいと思います。
この後、ホワイトをしつこく上面に吹いてなんとかハイライトを強くしたいと思います。
今回はここまでです。次回はB&Wを修正したのち、基本塗装に進みたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
ブラック&ホワイトは、下地塗装でハイライトとシャドウを表現してしまおうという技法で、基本塗装で手抜き(笑)が出来そうなんて甘い考えがありましたが、滑り止め加工のせいで余計手間がかかることになりそうです。
パネルの隙間部分に吹いたグレーが、重曹に間に入り込んで、シャドウ効果が倍増してしまった結果だと思います。
ホワイトでも重曹のブツブツが影を作って暗くみえてしまっている可能性もあります。となるともう避けようがないのでB&Wは滑り止め加工をした場合は止めた方が良いかもしれません。
あとはもうホワイトを多角度から吹いてみようと思っています。
まず一言、凄いテクニックですね!
世間ではカラーモジュレーションは過去の物となって、こんな凄いテクニックが広まっているとは!
いつもながら、hajime様の新しいものに挑戦される気概と実行力が羨ましい
ワタシなんか、もうコレだけで「冬季迷彩です」と云って逃げてしまいそうです(;'∀')
>重曹の間に濃いグレーが入り込んでしまい、なかなかホワイトが反映されません<
これはむずかしい問題のような...💦
滑り止め加工の部分に、最初からグレーを吹かなければ良かったと云う事でしょうか?。