FV4005 STAGE II
1950年初頭、ソ連が開発した新型戦車に脅威を感じた西側諸国はその対策を迫られた。
そのひとつとして1950年代にイギリスで開発された対戦車車両がFV4004、FV4005であった。
紆余曲折の結果、1957年に開発中止。現在はイギリスのボービントン戦車博物館に屋外展示されている。
AFVクラブ1/35、FV4005 STAGE II が完成しました。
着手したのは昨年の9月初めでした😱 中旬までに組立を済ませ、そこから並行作業していたドイツ兵進撃セット、レオパルド中戦車を完成させて10月中旬に再開しましたが、塗装でちょっとトラブルがあって放置。
結果、紫電改をなんとか年末に完成させて、やっと年明けから作るつもりがサンダーボルト II に浮気しました😅
そうしたらサンダーボルトはパーツを紛失してあえなく中断。
そこからやっと本腰を入れて2月に完成の運びとなりました。
足掛け六ヶ月、途中放置もありましたが、なんとか蜜柑山行きを防ぎ、完成させました。
前置きが長くなりました。駄文をここまで読んでいただき、誠にありがとうございます。
基本塗装で塗装面が荒れてしまい中断してしまいましたが、なんとか完成に漕ぎ着けました。
思えばこの特異なフォルムに惹かれて作ったわけですが、完成させると余計そのことを実感。
こういうへんなスタイルというか、独特の発想というか、まさにイギリスっぽいところが私にとっては魅力のひとつです。
それでは、イギリス伝統?の一見へんてこスタイルですが、よく見るとなかなか味のあるFV4005 STAGE II をご笑覧くださいませ。
車体は当時最新のセンチュリオンMk.3を使用。
▼砲塔後部のハッチは開き状態を選択。砲塔内部は何も再現されていないので開き状態にするかしないか躊躇しましたが、変化を付けたくて開けてみましたww
▲▼タミヤと違って海外のキットのほとんどはフィギュアが付いていません。
ミニアートに英軍戦車兵のキットがあるので、いつか乗せてみたいですね。
▲▼マフラーの塗装は海外モデラーの塗装例を真似てみましたが、途中で作業がループ状態となって断念。
出来は悪いですが、経験のひとつとして。機会があれば再度トライしたいと思います。
▲▼サイドスカートにスパッタリングを行いました。Mr.ウエザリングカラーのグレイッシュブラウンとサンディウォッシュを使いました。
▲▼駐鋤はハンドルを回せば上下に動かすことができます。しかしそのために実車にはないハンドルを付けてしまいました😓
スケールモデルとしては邪道の措置です。
▲▼砲塔左右に描かれた「目」に目が向きますってダジャレになってしまった💦
この目はインドかビルマの魔よけのおまじないだという記事がどこかであったと、黒猫2号さんより聞きました。
確かに戦場では、おまじないでも信じたくなる気持ちになりそうです。
▲▼7.2インチ(183mm)L4砲、まさに長砲身。発射の反動が凄そうです。
▼エンジンデッキはまさにセンチュリオン。チッピングはVic Hobbyで付けました。
完成写真は以上です。フォトチャンネルは後日作成し、アップしたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
特に砲塔下部の色の変化がカッコイイです。
素敵な作品を見せていただき、ありがとうございました。
存在感が、ハンパ無いです!!
塗装、いつもながら素晴らしいと思います。
この完成写真を模型っていう目で見ても、プラモデルじゃなくて金属でできてるっていう感じがします。
特に下回りは素晴らしいです。
テールランプとその周りの泥の汚れ具合はまるで本物ですね。
本当に素晴らしい、カッコいいですねー。
塗っただけだと、きっと単調すぎる迷彩ですが、良い具合にメリハリが付いていて存在感が有りますね。
しかし、本当に奇妙なスタイルだと思います。
この戦車の存在自体知らなかったですが、貴ブログを通じてこう言う戦車が存在していたと言うのを知り得たことに感謝ですね。
個人的には、何だかKV-Ⅱを彷彿とさせる頭でっかちな戦車だなと感じていましたが、全体像を拝見するとやはりかなり頭でっかちな戦車ですよね😄
いつもながらのウェザリング技術の妙が素晴らしく、重厚感が伝わって来ますね。 良いもの見させて頂き、こちらの制作意欲も復活しそうです。実は、レーヴェのウェザリングをどうしようか行き詰っていたんですが、何とか手が動きそうです。ありがとうございました。
なかなか禍々しい戦車ですねー
ホントkv-2ギガントみたいですね。砲が183mmですか!イギリス戦車も基本ヘンテコなのが多いですからねーw
塗装もメリハリがついていていつも素晴らしいです(^^)確かにフィギュアがないのは少し寂しいでしょうか(^^)
ま、でもこの迫力!!
ありがとうございました😊
>平面の多い車体がまったく間延びせず、いろいろ表情を見せてくれいていて凄いなあと思いました。<
ありがとうございます。まさにその辺のところは気を使いました。
やり過ぎず、そうはいっても多少の変化をつける塩梅が難しかったです。
砲塔下部も意識してシャドウを強めにして良かったです。
素敵な作品と言っていただき、とても嬉しいです。ありがとうございます。
>存在感が、ハンパ無いです!!<
すごいですよね。この戦車の存在感!
やはり巨大な砲塔がその源だと思います。
>塗装、いつもながら素晴らしいと思います。<
ありがとうございます。クリアコートで溶剤の量がすくなかったのか表面がザラザラになったりしてしまいましたが、なんとかリカバリーできて良かったです。
大きな砲塔に長砲身、そして駐鋤と特徴ある車体の塗装は楽しかったです。
戦車の塗装はやはりウエザリングが楽しいですね。
次はフランス歩兵かサンダーボルト II を再開する予定です。
本音は震電を作りたいのですが、ぐっと我慢してお手つきキットを優先していこうと思います(笑)。
>いつもにも増して「鉄」の感じがスゴイです。<
ありがとうございます。
巨大な砲塔を構成する広い面や平面の多い車体をのっぺりさせないように意識しましたが、効果が出たようで良かったです。
>特に下回りは素晴らしいです。
テールランプとその周りの泥の汚れ具合はまるで本物ですね。<
ありがとうございます。お褒めいただき嬉しいです。
サイドスカートがあるので、下回りのウエザリングは見えるところだけにしようと思いましたが、全体に汚すことで見える部分が自然な雰囲気になったと思います。
テクスチャーペイントの泥、埃色の塗装、泥の跳ねなどがバランスよく塗れたようでなによりでした。
これからもチャレンジしながら塗装していくつもりですので、よろしくお願いいたします😄