
午後、昼寝をしていると、ドアホーンがなった。
不自由な身を奮い立たせて、ドアをあける。
宗教団体の投げ込み広告。
腹がたったなー。
そろそろ、投げ込みお断りの宣言をしようかなー
ゴミの減量にもなるしなー

◆認知発達(cognitive development)
認知機能は誕生の瞬間から、生得的に組み込まれた機構を使って、活動を開始する。光りに眼球は反応するし、動く物体を追視することもできる。生後2カ月くらいで、すでに意味のある絵のほうをよく見る傾向を示す。環境から膨大な情報を取り込んで、知識として長期記憶に貯蔵していく。これが初期学習である。しかし、なんらかの理由で、しかるべき時期に、生得的な機構を開発する環境刺激が与えられないと、後の認知発達に障害が起こる。この時期を臨界期と呼ぶ。言語習得の臨界期は2歳くらいまでとされている。
一定量の知識が貯蔵されると、その知識を最大限に活用して、さらに学習が進む。J・ピアジェは、この過程を同化と調節ということばでモデル化している。
同化とは、与えられた情報を貯蔵されている知識のなかに取り込むこと、調節とは、貯蔵されている知識の更新・変更によって情報を取り込むことである。
同化できる情報のときは「よくわかる」、調節を促す情報のときは「はてな」という主観的な体験をもたらす。同化と調節がほどよく行われているとき、知的に適応しているという。


- 認知行動療法(cognitive-behavioral therapy)
行動療法は、20世紀前半の行動主義に立脚した心理学、とりわけ条件づけの心理学の知見を援用して編み出された行動変容の技術を援用する心理療法である。
これに対して、認知療法は、20世紀後半の認知主義に立脚した心理学の知見を援用して編み出された認知、思考変容の技術からなる心理療法である。
この相反する心理学に立脚した2つの心理療法が、1990年頃になって認知行動療法として新たな展開を遂げてきた。
この相反する心理学に立脚した2つの心理療法が、1990年頃になって認知行動療法として新たな展開を遂げてきた。
その基本的な考え方は、たとえば、うつ病などでは、自分自身に対するネガティブな評価を自ら作り出してそれに固執する(否定的自動思考)ことで、行動も不如意になってしまう。そこで、一つはそうした思考からの解放、もう一つは不如意となっている行動の改善、の両面から治療をしようとするものである。

「安全・安心の心理学」新曜社
安全と絵表示———とっさの時の命綱
●絵表示花盛り
日本では、1964年の東京オリンピックを機会に、絵表示(icon)による案内が一気に充実した。言うまでもなく、そのねらいは、言語に依存しないコミュニケーションである。
一般に、一つの絵表示が良い絵表示である、というとき,その良さを構成しているものには4つある。
1つは、よく見えること(視認性)。
絵表示は、狭い領域に描かれることが多い。絵の細部が見えないことがある。しかも、絵表示は、文字を読む時より遠くから見られる。したがって、細部の表示を捨てて、マクロな表示をすることになる。
2つは、目を引き付けること(誘目性)。
とりわけ、道路などでは、周囲の雑多な情報環境の中でも目につくようにする必要がある。色や大きさや掲載場所などを工夫して黙っていても注意を引き付けられるようにする。
3つは、美しいこと(審美性)。
目立つものが不快な感情を与えてしまうようでは困る。見る人の気持ちを豊かにするような芸術性のある絵表示であることも大事である。
この3つは、人の知覚、感性レベルでの絵表示の良さの要件である。
これに加えて、絵表示は、一目でわかること(理解容易性)も大事な要件になる。これが、4つ目の認知レベルの要件になる。以下、項を改めて、考えてみる。
●絵表示のわかりやすさ
定義的に言うなら、絵表示のわかりやすさとは、まずは、符号化(頭の中への表示情報の取り込み)が容易であること、ついで、制作者の意図した意味を、容易に誤解なく思い浮かべること(表象化)ができることである。そのためには、基本的な留意点として次ぎの3つがある。
1)内容の充足性
ものやことを絵表示として表示するとき、その表示内容がものやことの本質的な情報を十分に描き出しているかどうかである。絵表示が指示するものやことが誤解されるようでは、十分な機能を果たしていないことになる。
危険表示 図2***を例にとれば、表示内容の充足性とは、「What」と「Why」と「How to」の3つが描かれているかどうかである。
「What」は、「危険、警告、注意」、
「Why」は、「感電、転倒、巻き込まれ」
「How to」は、「近づくな、乗るな」である。
なお、この例では、言葉も使って表示されているが、絵だけでは伝達効果が不安な場合には、言葉による補助も使うことになるが、言葉はあくまで補助である。
2)適度の具体性
具象の表示は、得てして、あまりに具体過ぎて、情報ノイズが多くなる。逆に文字や特殊記号などのシンボル表示では、シンボルの約束事についての知識がないと、わからない。具象と抽象の間にある適度の具体性のある表示だと、誰にもわかってもらえる。この表示では、ものやことの特徴(示差的特徴)を際立たせて描かれていることに注目されたい。
なお、見る人がシンボルの意味を知識として持っていれば、抽象的なシンボル表示は、表示が簡潔になるので、視認性が高くなるし、わかりやすくなる。このように、わかりやすさは、見る人の知識に依存しているところにも注目されたい。
3)同型性
絵表示には空間的な広がりがあるので、そのイメージ表象にも空間的な広がりがある。空間的な広がりのあるものどうしの照合をするとき、とりわけ大事なのが、空間的な同型性である。絵表示が表す状況の空間的な位置関係は、イメージ表象のそれと一致している必要がある。
さらに、大きさの同型性もある。大きいものは大きく描かないと、イメージ表象との照合がすんなりとはいかない。
●緊急時の絵表示の役割
絵表示が備えるべき要件を述べてきた。絵表示は平常時よりも緊急時にその果たす役割は大きい。
緊急時には情報処理機能が低下する。そんな時に、文字でかかれた指示をじっくりと読んで対応するようなことは期待できない。一目見てするべき事がわからなければ、命を失うことさえある。そこに絵表示が果たす役割がある。
それだけに、前述した理解容易性の3つが極めて大事になる。図4を見てほしい。非常口の指示であるが、これでは、絵と矢印では逃げる方向が反対になり、混乱を起こさせてしまう。同型性違反を犯しているからである。
火災報知器のあり場所とその使い方、避難場所までの案内、電車など、での緊急停車などなど、そのわかりやすさを今一度、点検しておく必要がある。子どもや高齢者にも説明なしにただちにわかってもらえるかが絵表示のわかりやすさのポイントになる。(K)


昨日は、夜中にネットニュースで大谷選手の活躍、いや不調ぶりが報道されてから、
翌日、その録画実況中継が、BSで放映された。全然、見る気がしない。
それにしても、ここ数試合の大谷の不調がとても心配。
「参考」
エンゼルスの大谷翔平選手(26)は、マリナーズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場。4打数無安打、3三振だった

寛容ーー周りを元気にするキーワード
「寛容は相手目線に立つところから生まれる」
●寛容になれる
この一連の連載を書いているうちに、自分の心が次第にかわってきたことに気がつかされました。その一つが、何事にも寛容になれるようになってきたことです。
これまでなら、お店の店員さんのちょっとした不親切な応対に腹を立ててしまうようなことがしばしばありましたが、最近では、「店員さんも大変なんだ」という寛容な気持ちになれます。感謝の気持ちさえ沸いてくるようになりました。
こういう内容の原稿を書くことが気持ちの変化をもたらしたようです。まさに、知は力なりです。もしかして、この連載をお読みいただいている方々も、そんな気持ちになっていただけたらうれしい限りです。
- 寛容であることは気持ちがいい
寛容になるとどういうことが起きるのでしょうか。
周囲に対する共感性が高まります。
最近よく使われる「相手目線」。これは、心理学で言う「視点取得」です。相手の立場(視点)から事態をみつめることができます。結果として、相手を肯定的に受け入れることができます。
そして、周囲に対する見方、振る舞いが変わります。周りが善意に満ちてみえます。
おおらかでゆったりした振る舞いをするようになります。結果として、相手もまた同じような見方、振る舞いをしてきます。場全体がポジティブ感情に満たされます。
- 寛容になるためのコツ
①許しの心が必要
何か気に入らないことがあっても、それにまともに立ち向かう気持ちがあっては、寛容とは逆の方向、反抗、攻撃の方向にいくことになります。
許しの心というと大げさになりますが、あるがままに人と場のすべてを受け入れ、さらに流してしまう、といったような気持ちが必要です。いわば、柔道の受身のような心ですね。
②忍耐も必要
不快や不条理に耐えられないと、寛容にはなれません。
ややしんどい心の作業になりますが、これも、習慣にしてしまえば、なんとかなります。
育児や介護の経験が、忍耐を身につける格好の現場ではないかと思います。
忍耐力をつけるためのコツの一つとして、状況に即応しないようにすることがあります。
気に入らないとき、不快なときに、一拍おく心がけです。
攻撃、不快といった感情は、その発生源に対してすぐに対応するように心はできています。そうしないと、生き残れなかったからです。しかし、幸か不幸か、今私たちの生活している場にそうした厳しさは、もはやありません。だから、その感度を低めるのです。「どうということない」くらいの感じですね。
③適度の優越感も
相手の不機嫌、不快には何か理由があってのこと、その理由に思いをはせてみるようにします。接客のまずさは、もしかすると給料の安さや疲労のためかも、と考えてみるのです。
これには、相手や場に対する優越感、あるいは鳥瞰図的な視点が暗に含まれます。へたをすると、見下すことになりますが、適度なら、相手への同情、さらには共感へと心をポジティブにすることができます。
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給付金
2021-06-04 | 社会
地方選挙で、公約に、独自の給付金の支給を打ち出す候補者が出てきた。
国の10万円給付をまねたのだろう。
ベーシックインカム(世帯全部に一定額を配る)が注目されている作今、
これもありかとも思うが、なんだかなー
