気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

風炉最初のお稽古は、海雲さんの『華』で

2016-05-10 07:11:23 | お稽古
昨日は昼からですが、皐月になっての最初の稽古日
『風炉』でのお稽古になります。
朝から嫌な雨が降り続いており、
  
お軸は
 野に山に 春夏秋冬 うるわしく 
          世界をかざる 唯心のはな

書は上司 海雲さん、
以前の講演『あるべきようは』で、
お聞きした東大寺持宝院住職の上司永照さんのお祖父様
華厳宗東大寺百九十四世別当で、皆様からは
親しみを込めて『観音院さん』と呼ばれておられましたが、
昭和五十年に六十八歳で、
これからというときですね。
変更後←変更前

風炉の初日、悩んだ末に、お軸を急遽変更し、
薄墨なのに、迫力のある大好きな軸を掛けました。
というのも
5月のお茶事にどうかなと思っていましたが、
今日お稽古さんにおいでの方は、もう臨月、
5月末のお茶事には出席はかないません。
  
どのようなお稽古になったのでしょうか?
”軸と共に水指も茶事用を出して、
 長板二つ置きに
 点前の手順は、運び点前とほぼ変わらず、
 蓋置も竹を用います。
 本仕舞でしまい、湯返しはするが、
 柄杓、蓋置は、飾り残さない。”
少々違うところはありますが、
風炉最初のお稽古にぴったりですね。

お菓子はで食べ方のお勉強もしましたよ。
(すみませんが、後日写真を)
嬉しいことに
「来週も来させてください」と。