この日曜日の「初夏の茶事」に備えて、
この小庭の掃除中、
蹲踞の隅で、十日程前から可憐に咲きだした花、
「ユキノシタ」すでに萎れかけている株も見られ、
もう数日、咲いていてくれると、ありがたいのですが。
5/10⇒5/14⇒5/26
この小さな花を眺めていると、時間を忘れ
心が和み、癒されます。
『白もまた 昂りのいろ 鴨足草』
片山煕子
「鴨足草」は「雪ノ下」と同じ季語になり、由来は
花の形が鴨の足に似ているので「鴨足草」と字があてられており、
「雪ノ下(ユキノシタ)」という和名は、諸説あるのだそうで、
・雪が上にあっても枯れずに、下に常緑の葉が見えることから、
・白い花を雪虫に見立てたから、
・葉の白い斑を雪に例えたから、
・平安時代の貴族の装束の表が白、裏が紅の色から
・長く伸びた花弁を舌に見立てた「雪の舌」と
小さな白い花ですが、紅色や黄色の斑点が見られます。
花びらは5枚で、上部にある3枚は短く、
下部の2枚は長さが1~2㎝の大きさという独特の形ですね。
『庭めぐるに 人知れず咲く 雪の下』
松崎鉄之介
この緑葉は、丸い腎臓形で全体に繊毛が密生しており、
幼い頃、母がこの葉を揉んで傷口に貼ってくれたことを、
思い出され、民間薬の生薬としてもよく利用されております。
生薬名としてとしては、
・葉の形が虎の耳に似るため、
「コジソウ(虎耳草)」とも呼ばれます。
『虎耳草 白ちらかして 唾のむ』
日吉わたる
このようにユキノシタは多くの名前をもっておりますが、
他にもこのような呼び名が挙げられます。
・花が二重で鳥の舌や牛の舌に似るから「二枚舌」、
(マスコミをにぎわしているどこかの知事も何枚舌?)
・「奇人草」とも(人間的にはこれですかね?)
・「人字草」「岩蔓」「金銀草」「井戸草」「岩蕗」などと
英名は
・「Beefsteak geranium(ビーフステーキ ゼラニウム)」
・「Mother of thousands(マザー オブ サウザンズ)」と。
この小庭の掃除中、
蹲踞の隅で、十日程前から可憐に咲きだした花、
「ユキノシタ」すでに萎れかけている株も見られ、
もう数日、咲いていてくれると、ありがたいのですが。
5/10⇒5/14⇒5/26
この小さな花を眺めていると、時間を忘れ
心が和み、癒されます。
『白もまた 昂りのいろ 鴨足草』
片山煕子
「鴨足草」は「雪ノ下」と同じ季語になり、由来は
花の形が鴨の足に似ているので「鴨足草」と字があてられており、
「雪ノ下(ユキノシタ)」という和名は、諸説あるのだそうで、
・雪が上にあっても枯れずに、下に常緑の葉が見えることから、
・白い花を雪虫に見立てたから、
・葉の白い斑を雪に例えたから、
・平安時代の貴族の装束の表が白、裏が紅の色から
・長く伸びた花弁を舌に見立てた「雪の舌」と
小さな白い花ですが、紅色や黄色の斑点が見られます。
花びらは5枚で、上部にある3枚は短く、
下部の2枚は長さが1~2㎝の大きさという独特の形ですね。
『庭めぐるに 人知れず咲く 雪の下』
松崎鉄之介
この緑葉は、丸い腎臓形で全体に繊毛が密生しており、
幼い頃、母がこの葉を揉んで傷口に貼ってくれたことを、
思い出され、民間薬の生薬としてもよく利用されております。
生薬名としてとしては、
・葉の形が虎の耳に似るため、
「コジソウ(虎耳草)」とも呼ばれます。
『虎耳草 白ちらかして 唾のむ』
日吉わたる
このようにユキノシタは多くの名前をもっておりますが、
他にもこのような呼び名が挙げられます。
・花が二重で鳥の舌や牛の舌に似るから「二枚舌」、
(マスコミをにぎわしているどこかの知事も何枚舌?)
・「奇人草」とも(人間的にはこれですかね?)
・「人字草」「岩蔓」「金銀草」「井戸草」「岩蕗」などと
英名は
・「Beefsteak geranium(ビーフステーキ ゼラニウム)」
・「Mother of thousands(マザー オブ サウザンズ)」と。