気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

いただいた山法師を経筒にて

2016-05-21 15:35:10 | 季節の花々
昨日の夕方、約束の時間を過ぎても帰らぬ孫を捜しに、
近所の公園に行く途中、
稽古に来られている方がお庭の手入れに出てきておられ、
ご挨拶のなかで、「ヤマボウシ」の花に目がとまり、
”今年初めて咲いたのです”とのこと、
なんとこの「ヤマボウシ」を一枝切って下さり、
寂しいからといって、二種類のバラもくださいました。
早速帰って、明日のお稽古の花に活けさせて頂きました。
玄関には、バラを
品のある、あまいー香りが、一気にひろがります。
 
広間には、「ヤマボウシ(山法師)」を経筒の花器で
凛(りん)とした端正な雰囲気を醸し出しており、
 
山法師 大前に花 平らなり
           大橋敦子
名前の由来通り、
頭巾をかぶった法師に見ようと思えば、見えますが?
頭巾と見間違う四枚の先端の尖った真っ白い花びら?
なんと総苞(そうほう)と呼ばれる葉に近いものだそうで、
花本来は中心にある黄緑色をした球形の部分にあたります。
 

季節が過ぎ、
秋の紅葉もきれいだそうで、
ということは輝葉として使えそうで、わが庭にも一木。
タネを頂き、一から植えてみましょうか。
いつ咲くのか待つのも、楽しみに繋がりますね。