気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

修二会は総別火で、玄関には糊こぼしを

2017-02-27 13:17:22 | しつらえ
奈良東大寺の修二会も昨日26日9時半頃から総別火入りに。
練行衆の皆様は大広間に集まり起居就寝を伴にされ、
厳寒のなか、火の気は廊下の火鉢の炭火だけで
湯茶も制限されており、私語も許されないそうです。
26日は11時に糊吹き、貝吹合せ、18時にお行水
そして19時半以降に声明稽古等を済まされています。
今日27日の最低気温は0.9℃で奈良としては温かい朝ですが、
朝4時に栗の飯を頂かれ、9時半椿の花付け、18時に衣の祝儀
18時半にはまた貝合せの後、20時に声明稽古などをされます。
28日の14時香薫、15時過ぎ、練行衆は戒壇院から二月堂下の
参籠宿所へ移動され、
夕刻に一同は咒師から大祓い(大中臣祓)、
(咒師:密教的、神道的なものをも含めた修法を司る)
俗に「天狗寄せ」といわれる神道的な雰囲気に包まれます。
ごくわずかな仮眠の後、深夜に起床され、食堂で和上から
本行を行うにあたり、戒めを守るかどうかの心がまえを
問われたのち授戒を授けられます。
そしていよいよ本行へと二月堂に向われるのです。
水取りや奈良には古き夜の色
             東洋城
*報道発表によりますと、配役は以下の通り
和 上=平岡昇修・上之坊住職
大 導 師=橋村公英・正観院住職
咒 師=上司永照・持宝院住職
堂 司=鷲尾隆元・地蔵院住職
北座衆之一=上野周真・真言院住職
南座衆之一=尾上徳峰・祥明寺住職
北座衆之二=中田定慧・隔夜寺住職
南座衆之二=狹川光俊・上生院住職
中 灯=平岡慎紹・金珠院住職
権 処 世界=北河原公慈・中性院住職
処 世 界=清水公仁・宝厳院徒弟

ところで、昨日のお稽古は手違いからキャンセルに。

玄関のしつらえはこの時期、お雛様と糊こぼしなのですが、
昨年購入した糊こぼし椿が蕾を付けず残念、
(*相方曰く植える場所がなく小畑横になり肥料やけを起したと)
侘助椿を活けてみました。
  2/25
今まで飾っていた修二会の「糊こぼし」という代役を忘れており、
相方に指摘されてようやく飾ることになりました。
 2/26
修二会(お水取り)の行事を思い出していただけるでしょう。

頂いた一日、雑用を片付けなくてはと思いつつ、
向かった先は、パソコン(PC)に。
親戚の東京ディズニーランドでの結婚式への旅行の予約を
ネットで探していると半年先なのにオフィシャルホテル・・
開いた口が・・・高いのに土日が埋まっており、
どこの旅行会社もほとんど同じなんです。再考?
PCに向かうとあっという間、時間が・・・。