ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2012-31 ユニバーサル授業ー全員参加型授業

2012年06月14日 | 日記
 ここで桂氏の経歴
山口県出身 地元附属、広島、学芸大、筑波附属。
主催は特別支援であり、はじめにユニバーサルの必要性、どこに留意するかを強調。

焦点化、視覚化、共有化。
発問によく
「気持ちのわかるところに線をひこう」というがその結果
なんでも線を引いてしまう子がでてくる。
「もっと具体的に指示を出すべきである」
又は動詞、などの押さえ方。のポイント説明がされた。

つまり、自分で読むことのコツを教える必要があるのだ。

これは私の考えと同一である。
最近の国語授業(いや算数にも共通する)
ただ子ども自らの読みを大事にする」ことで読み方をおさえない。読み方を教えない
では何を学ばせているか分からないのである。これで学力はつかない。
そして、こんな授業の繰り返しでは学力格差が広がるのである。




次に具体的授業「たねの旅」で説明していく。
説明文の論理的な読み方。
資料提示の仕方と学び合いのさせかた

そして彼が主張したこと
「一人学びは最後の振り返りでさせる」
誤解しないでほしいのであるが
つまり、一人学びで貴重な10分をとるべきでない。と断言している。
「一人学びをとるなら最後の振り返りでとればいい」との発言になるのである。
そして、これは筑波大附属の算数科に共通する考えでもあるのだ。
つまり多くの学校の1単位時間の指導過程は役に立たない。ことを遠回しに言っているのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2012-30 国語科における、ユニバーサルデザイン授業 桂聖氏(筑波附属小)

2012年06月13日 | 日記
6月9日(土)午後、盛岡にて桂氏の国語、全員参加型の授業学習会があった。
参加者140人。
主催は授業ユニバーサルデザイン研究会であった。
取り上げた教材は、説明文「たねの旅」と「ごんぎつね」であった。
詳しくは次回
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2012-29 続 チャグチャグ馬コ

2012年06月11日 | 日記
6月9日(土)チャグチャグ馬コ。
この1週間、滝沢では昼には「チャグチャグ馬こ」唄が放送で流れる。

滝沢の蒼前神社発盛岡まで
先頭は滝沢の首長かと思いきや盛岡市長
その次に滝沢、そして矢巾と続く行列。
このパレード100頭近くのが練り歩くのであるから
馬フン対策も万全。
パレードの後方にそのかた付け隊が控えているのであった。(写真)

チャグチャグ馬コの日ははいつも晴天なのだが
数年前から6月の第2土曜と変更されてから
雨天と重なる日もあった。
今回も午前中はどうにか降らなかったが
午後から雨。

さて、このチャグチャグは参勤交代の時代ごろからはじまっていたと記されてある。
馬の装束は何百万円。重さは60㌔g。かっては農耕馬として重宝されていた。
ところでこの装束のなかに「しりがい」がある。
名のとおり臀部につけるのであるがこれはおすかめすか覆い隠す役目もあったそうだ
当時馬産地保護のためメス馬は売買禁止であり、この時期だけは大目に見て
農家の収入源に役立っていたとのこと。

このご時世、「大道楽は馬を飼うことである。」とのこと。(ある馬主談)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2012-28 明日 チャグチャグ馬コ(国の無形民族文化財)

2012年06月08日 | 日記
 6月9日(土)はチャグチャグ馬っこの日。
約100頭の馬が耳袋、首鎧、しりがい、等をみにつけ
きれいに着飾り、郊外から盛岡中心部へ練り歩く。
道のりは約15キロ

今日はその前日。
馬の出発地の蒼前神社では前日ということで
プレのミニパレードや写真会が行われていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2012-27退職者を囲む会にて想うこと

2012年06月02日 | 日記
 6月2日退職者を囲む会があった。
今年度の退職者の方々の功績に対して、
感謝状を渡し長年の労をねぎらった。

退職者の方々は多忙ストレスから解放されたせいか
すっきりした表情で第2の人生を歩み始めていた。
ここ数年、退職した方々へ
現職者からは、「今やめられて良かったね。」
という羨望の声が寄せられる。

それは、年々厳しくなる公務員バッシングからきている。
今年度から国家公務員の賃金7.8%カット。
地方公務員にも同様のカットが迫ってきている。
退職金についてもしかり。

公務員の賃金が切り下げられ雇用環境が厳しくなることに
他の労働者が喝采を送っている、この構図について
今週号の「アエラ」のコラムを引用する。

労働者が他の労働者の賃金水準の低下と劣化を喜ぶという倒錯。
幸徳秋水や大杉栄がこのさまをみたら絶句するだろう。
1つのパイを競合的奪い合うゼロサムゲームをしていると
人々が信じているからである。
途中略
日本人が隣人をパイを奪い合う競争相手とみなし
共に社会を支える同胞とみなす習慣を失ったことに
起因するように思えると
内田樹氏は分析している。











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする