ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2020-65 追悼

2020年06月08日 | 日記
先輩が亡くなった。死亡欄に書かれていたのだ。
まさか、まだ若いのに。同姓同名?。
知人に連絡した。やはり知っている先輩の方だった。

信じられない思いで通夜に参列。
遺影が飾られてあった。元気なときの笑顔の写真があった。

喪主の挨拶で伺ったこと。
朝、いつも通り6時に起きて台所で朝飯の用意をしていたはずだが、
30分後に起きてみたら全く気配がない。
不思議に思って回りをみたらトイレの前で仰向けになって倒れていたと。
慌てて救急車を呼んだが
意識を回復することもなく亡くなったと。
急死であった。特に持病もなく元気であったと。・・
ご主人も今でも信じられない様子で話されていた。

なんともやるせない。病気ならその覚悟ができようが。
いつも通りの朝だったのに。その次の明日が迎えられないとは。

O先輩は小学校の教員として
生活綴り方に力を入れて文集作り、学級通信など発行。
子どもにおり添いながら頑張って実践を積み重ねた方でした。

「生涯を通して真面目に歩んだ妻を心から誇りに思います。」
これが喪主の挨拶の結びだった。

70歳代で亡くなったO先生。ご冥福をお祈りいたします。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020-64 小さな生物

2020年06月08日 | 日記
早朝、愛猫が小さな小さな黒いものを捕まえてきた。
モグラ?
猫から奪ってみると羽がある。
広げるとなんと10センチ以上になる。
コウモリなのだ。
小粒の顔だが牙があるようでどぎつい表情で警戒している。

ざるにポリをかぶせて様子をみる。
しばらくすると、頭を下にして逆さまになって止まっていた。
初めて身近に観た。
小さな小さなコウモリ。

明け方、藪の中に放した。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020-63 まるでコロナのような植物

2020年06月07日 | 日記
手に負えないものがコロナとしたら
畑の中で手に負えないまるでコロナのような植物がある。
その名は菊芋

決して雑草ではない。健康食品である。
糖尿病にきく、とか血圧を下げるなど、体によい食品としてニーズもある。
数年前に知人に譲られて畑の片隅に数本植えたのだった。
黄色い花がさいて1m50センチくらいの人の背たけほどに伸びる。

根が大きいのは拳より小さいぐらいの大きさになる。
生で薄切りにしてサラダや漬物などにして食べられる。食感はパリッとした感じだ。

しかし、このきくいも。扱いがやっかいでもある。
凄い生命力なのだ。

土中に残った未収穫の芋が
トラクターなどで粉砕され畑のあちこちに拡散される。
小さな根っこから芽をだす。作物の隙間から。
それをスコップで掘り出して除去。これをこの一週間。バケツで4杯かき集めた。

まだ残っているかもしれない。芽が出たら掘り出す。
手作業で根気強く取り除くしかない。
健康食品もコントロールできないなら雑草でしかないのだ。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020-62 拙速な9月入学論。断念は当然

2020年06月04日 | 日記
4月下旬から、今までのこの一ヶ月半。
学校が休校になって浮上してきた9月入学論。
今でないと改革できないなどと推進派。
コロナに乗じて公教育を政策の具に転化しているようで
軽く言う政治家やマスコミ、評論家が多いことにがっかりであった。

文科省が臨教審で約40年前に議論していた。
この時は中曽根康宏首相であった。
この臨時教育審議会、企業が学校経営に参入するとか様々な問題を提起しており
教師になって、5年ぐらいであっただろうか、学校現場ではおおいに議論をしたものだった。
経団連の要望が含まれ、営利を目的としない「公教育としてのあり方」が
ゆがめられていくとして危機感をもったのであった。
その当時、9月入学についてグローバルな展開ができる。世界に対応しやすい等。
そして今より半年早い5歳からの入学等でもあった。
文部省は様々な観点から整理して、当時この9月入学は無理だと判断。
早期英才教育をめざした私学の中高一環学校などは発足。いくつかの案は実現されている。

今回の9月入学論争。
結果としてマスコミでの中で評論化ぶるエセ評論化が多いこと。
池上氏の9月入学論の説明にはがっかりさせられた。メリットだけで
デメリットは「教育従事者の学年末の給与体系があわなくなる。」だけであった。
取材していない。それでは元記者、ジャーナリストの姿勢ではない。
尾木ママも持論かもしれないがこの時期ははたして妥当か見極めと教育現場を混乱を配慮する姿勢がほしい。
以前は硬派で理想論を主張していたが最近はマスコミ受けで
教育評論化と言うよりタレントに成り下がったしまった感がうける。

今回、当事者の学生たちが9月入学反対者が多いことに救われた。
中学生は小学生までが政治に意見を言う姿勢がみられたことが大きな収穫だ。

問題を拡散。あとは無責任。がマスコミ。もっと問題点を取材し
提案するような報道、マスコミであってほしい。娯楽番組のようだ。
政党もにわかに勉強会を発足。
国会では立ち上げたばかりという9月論で改革を訴えるなどあまりに軽薄な政党。
混乱ばかりが目立つ政治のあり方を考えさせられた。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする