2020-125 おごれる者久しからず

　無名塾の仲代達矢氏の色紙にこの言葉が書かれてあった。

今のコロナのご時世、様々に受け取れる。
元は平家物語の中にある言葉であるのだが。
今、政治の信頼が失われ、直近の支持率が３８パーセントまで急落。
前安倍総理も桜問題で問題に問われている。これらを指すのか。

色紙にはコロナの原因、環境破壊による逆襲。人間社会に対して指すようなものだった。

それにしても
今の社会を見事に風刺している言葉である。

2020-124 無名塾「人間失格」

久しぶりの朗読劇を観劇した。仲代達矢、率いる「無名塾」だ。
主演の仲代氏は１２月１３日に米寿に達したそうだ。

このコロナで講演は石川、東京公演は中止。
この東北の地域だけで行っていると主催者が話していた。

さて人間失格は太宰治の自伝ともいわれている。
あらすじ
ある小説家」が目にした三葉の写真。そこには同じ一人の男が映っている。
その男の名は大庭葉蔵。最初の写真は１０才くらいの子どもの葉蔵。
東北の裕福な家に生まれたが、他の人間を理解し交わることができず、それを隠すために
「道化」を選んだ少年時代。やがて彼は絵画に目覚める。

次の写真は青春時代。進学のために上京し美術学校への入学を考えるも悪友とつるみ
非合法活動へ身を投じた青春時代。傍らに女。
そのうちの一人と心中を図る。

最後の写真。、葉蔵は何を求め、どこへむかってゆくのか。
彼の上に色濃く死の影が射している。

このような内容だ。８人の若い役者の中心に仲代達矢がいた。
８８才とは思えないハリのある声であった。

2020-123 再び天気予報の話

ようやく白菜の収穫が完了。
畑には球になりきれなかった白菜が数個ゴロゴロしているのみ。
ネギの収穫も終えた。
１０月半ばに初収穫。そして１１月末の週末から３週にわたって
１０００個の白菜を収穫、保存をしてきた。これも全て終えることができた。
これから寒波による冬将軍にようやく間に合わせることができた。

　さて再び天気予報の話。
気温３０度の予報。実際はそれより高いという。
それは観測地点が芝生・日陰・風通しの良いところ・地上から１,2~1,5ｍの百葉箱なのだ。
ということは
通勤、散歩、ジョギングなどどこを歩いているかで気温が違うわけだ。
特に、犬の散歩は照り返しが強く、高温の場合、動物虐待に近い結果になってしまう。
また幼児も同じく大人より厳しいわけだ。

それにしても天気予報が生活に密接に影響を及ぼすとは
農業をやり、年々、強く感じている日々を過ごしている。

2020-122 野菜暴落

野菜が暴落している。
産直に出荷して驚いた。
ここまで下がるとは。

白菜は今までの半値になっていた。
大きいＬサイズが２００円切っている。
普通サイズは１５０円から１００円。
赤札が並んでいる。
安値競争になっている。

農家にとって大打撃だ。

出荷を見合わ、様子をみるべきか、
それとも半値価格で出荷するべきか迷うところだ。

それにしてもこんなに下がるとは
前代未聞だ。

適正価格はないのだろうか。

2020-121 冬支度の真っ最中

いよいよ冬の寒波が来週からやって来る。
その前の冬支度。
週３日、日が暮れるまで農作業。
残された時間は少ない。
もし、遅くなったら、白菜は寒さにやられてくさってしまうのだ。

残った大根をほって洗って乾燥。

なんといっても白菜が大変だ。去年の倍あるからだ。
白菜をコンテナに６個づつつめて軽トラックに積む。
それを小屋に運んでコメ袋に詰め替えて保管する。

保存するには乾燥させないために
コメ袋を利用し保管することにしたのだった。

これを繰り返し、今日は３００個終えた。

明日は残りの４００個とネギの収穫だ。
あーあ、腰が重い。・・・