今日8月6日は、広島の方々にとっては忘れられない1日です。
私の友人が、この日は特別な日だとご自身のfacebookに書かれていました。
ご親族の命日であるこの日・・・76年前に
広島に原爆が落とされました。
戦争を知らない世代の私にとって、
戦争ははるか昔のことと思っていましたが、
ふと考えたら自分が生まれたわずか10数年前の話です。
今から10年前、20年前のことは
記憶にしっかりと残っている範囲の過去です。
決してはるか昔ではありません。
そして原爆の被害は未だに続いています。
にも関わらず、そして福島原発の事故が起こったにも関わらず、
政府は原発を再稼働しました。
「原発の平和利用」とは
ずいぶんと耳触りの良い言葉だったかも知れません。
でも、平和は最初だけで、
その後には延々と地獄が待っています。
日本人にとっても世界人類にとっても地球にとっても
地獄でしかありません。
今が良ければ未来は地獄でも良いのでしょうか?
その地獄の未来も目の前まで迫っています。
原発以外のエネルギー開発に力を入れてこなかった、
資金投入をしてこなかった“ツケ”が回ってきています。
そしてその“ツケ”をさらに先延ばしにしようとしています。
この“ツケ”を今私たちが精算しないで
誰に精算させようというのでしょう?
消費税の増税もこれらの“ツケ”を精算するためだったり、
迷惑を被った方々への補償というのであれば納得もしますが
実際にはそうではありません。
何年も前の話ですが、
小学6年の男子がファシリテーション講座を受講した後、
「ファシリテーションを身に付ければ世界に戦争は起きなくなる!」
と言いました。
争い事が起きないように、
一部の人の満足ではなく、みんなの満足の結果を引き出すために
私はこれからもファシリテーションを広めていきたいと思います。
平和祈念日に
自分自身の志を新たに心に刻みます。