先日の「仕事に活かせるコミュニケーション講座」では、
『おつりの要らない』話し方についても学んで頂きました。
『おつりが要らない』とはどういうことかおわかりになるでしょうか?
例えば、お店でお金を支払うときに
おつりの要らないようにきっちり支払えば、
相手はただ受け取るだけなので“手間要らず”ということです。
例えば、金額が2,365円だった場合に、
細かいお金はあるけれど、千円札が1枚しかない場合、
1万円札を渡して¥7,635-のお釣りよりも
10,365円渡して¥8,000-のお釣りの方が
シンプルで間違いを起こしにくいですよね。
今のレジはしっかりとお釣りがいくらと示されますので
以前のようなお釣りの間違いはないでしょうが、
「お釣りのないように」という考え方は
“相手に負担をかけさせない”&“間違いを起こしにくい”
という考え方が根っこにあります。
例えば夕方に駅弁を買おうとしたときに
「栗弁当はありますか?」
「売切れました。」
「では、牛タン弁当はありますか?」
「そちらも売切れました。」
(じゃあ、何ならあるんだろう?)
このような会話の経験はありませんか?
店員さんは間違いなく聴かれたことに答えてはいますが、
これじゃあ、“おつりだらけのコミュニケーション”ですよね。
このような店員さんのお店には
二度と行きたくなくなります。
また、経営者としてもこのような商売のチャンスを
みすみす逃してしまうような店員さんはクビにしたくなります!
さあ!あなたのコミュニケーション
おつりが要りそうですか?
『お釣りの要らないコミュニケーション』になっていますか?