皆さん
声には『プラスの声』と『マイナスの声』があるのをご存知ですか?
『プラスの声』とは、
明るくて聞きやすく、聞いていて心地良い声のことです。
講座では、“笑顔のような声”ということで『笑声』と紹介しています。
一方『マイナスの声』とは、
声のトーンが暗かったり、聞き取りにくかったり、
イライラやトゲトゲを感じたりする声のことです。
もちろんTPOに応じて、暗い声の方が適している場合もあります。
葬儀の場面や事故の報道などの場合です。
このような特別な場合を除いて、
通常は人と話をする場合
プラスの声を使った方が自分自身の印象も良くなりますし、
相手も感じ良く受け取ることができます。
連日のオリンピックの報道を聞いていて、
残念!と思うことがあります。
それは、せっかく日本がメダルを取得し嬉しいニュースの場面なのに
マイナスの声・・・つまり暗いトーンで話しているアナウンサーの方が
居ることです。
人は声の表情(トーンなど)から、話す内容、言葉を聞き取る前に
察してしまうことがあります。
オリンピックの準決勝での勝敗は、決勝進出がかかっていますし、
メダル取得が確定する緊迫場面です。
そのような場面で決勝進出を果たしたとしたら、メダルが確定しますし
金メダルも狙えるわけですから非常に喜ばしいことです。
にも関わらず暗いトーンで話し始められると、結論を聞く前に
「あ~、決勝進出できなかったのか・・・」と思ってしまいます。
一旦ダメだったか…と思ってしまうと、
その後決勝進出を果たした・・と聞いても、
脳の中で“ガッカリ”と“嬉しい”が共存状態になりますので
明るいトーンで「準決勝で日本は・・」と声で勝利を伝えた時の喜びとは
喜び度合いが異なってしまいます。
なので、嬉しいことは“嬉しい”を表すプラスの声で伝えた方が
聞いた方の喜びが増す!ということです。
そして普段のコミュニケーションの場面でも、
マイナスの声で話すよりもプラスの声で話された方が
受け取る側の気持ちが断然イイのはわかりますね♪
あなたが出す声はプラスですか?マイナスですか?
是非ご自身の声がプラスかどうか意志気してみてくださいね♪(*^-^*)