3月14日、我が家の生ごみ処理担当の「シマミミズくん」を
友人宅に分家しました。
春はミミズの繁殖期で数も増えますので、生ごみ堆肥作りのお役に立てばと思います。
分家先では、直射日光が当らない、雨も吹き込まないという特等席を用意してもらい、
新居には大きな通気窓を開けて、ふかふかの腐葉土を入れた生活床を用意していただきました。
生活床が変わると、しばらくは餌をあまり食べないこともありますが、
バナナをパクパク食べているとのこと、引越しのストレスはなさそうです。
我が家ではバナナの皮を食べていましたが、実の部分の輪切りを入れてもらっているようです。
これはごちそうですね。 引越し祝いでしょうか。
腐葉土が餌になりますので、しばらくは生ごみをあまり食べないこともあります。
様子を見ながら餌を与えていただければと思います。
生ごみリサイクルの方法はたくさんありますが、ミミズは一番ユニークです。
多くの生ごみリサイクルは微生物の働きを利用したもので堆肥化には時間がかかりますが、
ミミズは、生ごみを餌にして生き物を飼育するという方法で、
できた堆肥(ミミズ糞)はそのまま使える肥沃な団粒土です。
液肥も採れますので、花や野菜を育てて楽しんでいただきたいと思います。
また、ミミズ箱の中では餌として入れた生ごみの中からいろいろなものが発芽します。
カボチャ・キュウリ・メロン・トマト・ブドウなど色々です。
そっとプランターに移すと思いがけない収穫になることもあります。
まさに『ごみの中から宝物』ですね。(ikiiki)