いきごみクラブ 最新ニュース

江戸川区生ごみ堆肥化実践クラブ(いきごみクラブ)の
活動の様子を中心に掲載します。

生ごみリサイクル春期講習会終了

2014-09-17 14:17:24 | 生ごみリサイクル講習会

4月からタワーホール船堀と小岩区民間の2会場で開催してきた

生ごみリサイクル春期講習会が9月10日で終了しました。

     9/8 小岩区民間    9/10 タワーホール船堀

この講習会は全3回コースで、第1回が4月、第2回が5月、

第3回は少し間をおいて秋。

高温多湿の時期を経験して、堆肥作りが順調に進んでいるかどうか確認したり、

困っていることがあればアドバイスをできるように、最終の第3回を9月に設定しました。

5月の第2回講習会以来の再会となりますが、テーブルを囲み和やかな雰囲気で進みました。

小袋に入れて持参していただいた作成中の堆肥を全員に回して見ていただきながら合評、

どの堆肥も悪臭や虫の発生などはなく大変よくできていて、堆肥箱が3箱になった人もあり、

とても熱心に取り組んでいる様子が感じられました。

夏の堆肥作りは、悪臭や虫の発生など挫折につながることもありますが、

暑さで分解が早く進むため、堆肥作りには良い季節でもあります。

皆さん堆肥作りの楽しさも実感されている様子でした。

  

この日は講師手作りの

バジルペーストやブルーベリージャムをお菓子やパンにつけて、

飲み物はトマトジュースにハーブティーで、

茶話会のような楽しい講習会となり話題も盛り上がりました。

どれも自家製です。

  

また、お土産には講師宅の緑のカーテンで収穫した大きな白ゴーヤ、ブロッコリーの種など。

全て生ごみリサイクルの成果です。講習会ご参加の皆様には

生ごみ堆肥って素晴らしい

と実感していただけたものと思います。

クラブでは生ごみ堆肥を使って在来種や固定種の野菜を種から育て、

「種まきに始まり、種取りに終わる」

昔ながらの野菜作りを目指しています。

庭先やベランでできる生ごみ堆肥作りと野菜作りを伝えた講習会でした。

秋期講習会は10月スタートです。

講習会で出た質問

 ・だんご虫(たくさん)、水アブ、ダニがいた  殺虫剤を使った・・2名

        だんご虫などは数が少なければ、取り除く。不快なら、ビニール袋で覆い、日光の熱で退治。

        殺虫剤は使わないほうがよい。

        テキストも見ていただくようにお願いした。

  ・コーヒの出しがらを入れても良いか?

        お茶、コーヒの出しがらは、水分をしぼり、普通に入れてよい。

        香りが良くなるので好ましい。

  ・完熟しているような良い状態なので、早く使いたい

              ゴミが分解し、臭いもなくなって一見、完熟したように見えるが、まだ、分解が続いている。 

       堆肥の使用を急ぐと植物の生育に支障があり、枯れてしまうこともあります。
 
       季節にもよるが、一定期間(半年~1年)完熟させることが好ましい。
 
       夏なら最低3~4ヶ月は完熟させてから使用した方が良い。
 
     
             置き肥として使うなら、もう少し短くても良い。
 
       
             テキストの完熟堆肥の見分け方を参考にして下さい。

  ・生ごみとぼかしの固まったのを多く入れたらすごく堆肥の温度がが上がり、 

    びっくりした。 しかし数日すると温度は下がってしまった。

             生ごみをいれて1~2日後は微生物の活動が盛んになり、温度が上がります。ある程度

      分解が終わると、下がる。また生ごみを入れると温度が上がるという繰り返しをします。 
 
 
この講習会にご参加の皆様が、できた堆肥を使って植物を育て、
 
生ごみの堆肥化を生活の一部として楽しんでいただけることを願っています。(ikiiki)    

 

 

 

 


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