神保彰のソロアルバムのご紹介、続いては1991年6月リリース、「GATHERING~WELCOME TO ANIMATION WORLD」です。
このアルバムは神保さんのソロアルバム制作スタッフにより、宮崎駿アニメーションの曲をフュージョンアレンジに英詞ボーカルにてレコーディングしたものです。神保さんの一連のソロアルバムから一線を隔した企画モノですね。神保さんのDISCOGRAPHYとしてはちょっと異色の存在です。元々神保さんのアルバムは徳間JAPANからのリリースでしたから、徳間書店の子会社であったスタジオジブリ作品を取り上げるという企画は当然にして徳間側の意向によるものだったんでしょう。それにしても天下のジブリの曲を託すにはちょっと神保さんプロジェクトでは地味じゃないかな~、ジブリネタで儲けようと思ったら他にも一杯著名でしかも売れるミュージシャンはいるんじゃないかな~なんて思わないでもないですね。逆に言えばそれだけ徳間の中で神保さんの評価が高かったのかも知れません。儲けより作品の質を優先したんでしょうかね。
今作のプロデュースは神保さん本人ですが、一応KAZU MATSUI氏もコーディネーターとして名前を連ねています。参加するミュージシャンも一連のソロアルバムとほとんど変わらぬ面子。ただ特筆すべきは、このBLOG的にはLOS LOBOTOMYSでお馴染みのベーシスト、JOHN PENAの登場です。この作品以降、JOHN PENAは神保さんの右腕として、欠かせない存在になっていきます。
さて肝心の曲ですが、「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」それぞれの作品から2曲づつセレクトされていて、皆さんも聞き覚えのあるそれぞれのテーマソングが神保さんの爽やかフュージョンスタイルで展開されています。
そこで改めて聴いてみますと、JOHN PENAの存在がこのアルバムでは大きいことが特色の一つでもあるようです。
例えば「NAUSICAA」。(風の谷のナウシカ~細野晴臣作曲で安田成美が歌ってたの、覚えてます?)イントロからいきなりJOHN PENAのチョッパーソロが展開され、曲を全体を通してベケベケやってます。これがまた神保さんのドラムとうまくマッチしている。原曲はテクノ風でモッサリした感じだったと思うんですが、ノリノリでファンキーなアレンジに生まれ変わってるのが面白いところです。
ちなみに「TOTORO」(となりのトトロ~もちろんお馴染みのトトロのテーマ)もまたファンキーアレンジ。やっぱりここでもJOHN PENAのチョッパーが大フィーチャー。バランス的にもベースの音がかなりでかく入ってます。聴いてもらえばわかるんですけど、ベケベケチョッパーに合わせて「トットロ、トットーロー」って歌ってるとこ想像してみてください。いろんな意味でファンキーだと思いません!?
てな感じで神保さんお得意のラテンスタイルというよりは、ファンキー!ファンキー!な仕上がりです。
ところで、徳間JAPAN時代のソロアルバムは今年の春頃にまとめて再発されましたが、残念なことにこのアルバムは再発されていません。やはりジブリが徳間を離れてしまったことで、著作権等のいろんな問題があるんでしょうね。
このアルバムは神保さんのソロアルバム制作スタッフにより、宮崎駿アニメーションの曲をフュージョンアレンジに英詞ボーカルにてレコーディングしたものです。神保さんの一連のソロアルバムから一線を隔した企画モノですね。神保さんのDISCOGRAPHYとしてはちょっと異色の存在です。元々神保さんのアルバムは徳間JAPANからのリリースでしたから、徳間書店の子会社であったスタジオジブリ作品を取り上げるという企画は当然にして徳間側の意向によるものだったんでしょう。それにしても天下のジブリの曲を託すにはちょっと神保さんプロジェクトでは地味じゃないかな~、ジブリネタで儲けようと思ったら他にも一杯著名でしかも売れるミュージシャンはいるんじゃないかな~なんて思わないでもないですね。逆に言えばそれだけ徳間の中で神保さんの評価が高かったのかも知れません。儲けより作品の質を優先したんでしょうかね。
今作のプロデュースは神保さん本人ですが、一応KAZU MATSUI氏もコーディネーターとして名前を連ねています。参加するミュージシャンも一連のソロアルバムとほとんど変わらぬ面子。ただ特筆すべきは、このBLOG的にはLOS LOBOTOMYSでお馴染みのベーシスト、JOHN PENAの登場です。この作品以降、JOHN PENAは神保さんの右腕として、欠かせない存在になっていきます。
さて肝心の曲ですが、「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」それぞれの作品から2曲づつセレクトされていて、皆さんも聞き覚えのあるそれぞれのテーマソングが神保さんの爽やかフュージョンスタイルで展開されています。
そこで改めて聴いてみますと、JOHN PENAの存在がこのアルバムでは大きいことが特色の一つでもあるようです。
例えば「NAUSICAA」。(風の谷のナウシカ~細野晴臣作曲で安田成美が歌ってたの、覚えてます?)イントロからいきなりJOHN PENAのチョッパーソロが展開され、曲を全体を通してベケベケやってます。これがまた神保さんのドラムとうまくマッチしている。原曲はテクノ風でモッサリした感じだったと思うんですが、ノリノリでファンキーなアレンジに生まれ変わってるのが面白いところです。
ちなみに「TOTORO」(となりのトトロ~もちろんお馴染みのトトロのテーマ)もまたファンキーアレンジ。やっぱりここでもJOHN PENAのチョッパーが大フィーチャー。バランス的にもベースの音がかなりでかく入ってます。聴いてもらえばわかるんですけど、ベケベケチョッパーに合わせて「トットロ、トットーロー」って歌ってるとこ想像してみてください。いろんな意味でファンキーだと思いません!?
てな感じで神保さんお得意のラテンスタイルというよりは、ファンキー!ファンキー!な仕上がりです。
ところで、徳間JAPAN時代のソロアルバムは今年の春頃にまとめて再発されましたが、残念なことにこのアルバムは再発されていません。やはりジブリが徳間を離れてしまったことで、著作権等のいろんな問題があるんでしょうね。