TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

チョッパーベース

2005-12-28 01:41:52 | J-FUSION
唐突ですが、私はチョッパーベースが大好きです。
最近ではスラッピングとか言うようですが、小生の世代的にはやはりチョッパーという方がしっくりきますね。チョッパーベースの音を聴くだけで心はファンキー体は踊りだすってなもんです。小生が言うノリって、結局ベースのファンキーさなのかも知れませぬ。

小生のチョッパーベースの思い出をちょこっと。
最初にチョッパーベースの音を意識して聴いたのがYMO。ご存知「テクノポリス」です。もちろん基本はYMO独特のシンセベースなんですが、ところどころにアクセント的にチョッパー音が入るんですよね。当時はそれがベースの音であるなんてことは知る由もなく、全てがシンセで作られた音と思っとりました。
さて、その後チョッパー奏法を初めて見たのが、忘れもしない世良正則&ツイスト。曲は忘れましたが、鮫島秀樹が親指を立ててベースを弾いていたのをテレビで見て、「けったいな弾き方してるな~、親指だけで弾いとんのかいな?」と思ったのが強烈な印象として残っています。ただしこれも視覚的なものであり、この時点においてはチョッパー音との関係にはまだ気付いておりません。
で、視覚的・聴覚的にチョッパーベースというものを認識したのが、これまたやはりYMO。これは散開ライブのテレビだったかライブビデオだったか。「中国女」で細野晴臣氏がベースギターをやおら取り出し弾いていたのを見て聴いて、なるほど、ベースを親指で叩くように弾くとこんな音になるんだ~、とようやくチョッパーベースというものを認識するに至る訳です。
一説によれば日本のチョッパーベースの始祖は細野晴臣とか。(いかりや長介が始まりだという噂を聞いたことがある人も多いでしょうけど)とはいえ実際にはLARRY GRAHAMが来日してチョッパー奏法を披露したことからみんな真似し出して広まったというのが一番有力でしょう。
何にしてもカッコいいチョッパーベース、ファンキーなフュージョンサウンドには欠かせないものです。もっと時間があればベース買って練習してみたいな~というのが、最近のささやかな夢ですね。

な~んて事を、今日届いたSLAPXSLAP(下野人司×須藤満)のCDを聴きながら思いましたんで、書いてみた次第であります。

コメント (2)
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