続いての神保彰ソロアルバムは「PENGUIN PARASOL」、1992年リリースです。徳間JAPANからの最終リリース作品で、春に再発されたのは最初の「COTTON」から、この「PENTUIN PARASOL」までとなっています。
基本的に従来の神保サウンドそのものが継承されていて、レコーディングメンバーも前作とほぼ同じ。ただし、後半はラテンにこだわらない実験的な要素も加味されています。
若干印象が違うのはドラムの音量バランスが比較的大きくなっていて、神保さんのドラムテクを研究し易いと感じます。今まではあくまでもバンドのドラムに徹していたイメージがありますが、ドラマーのリーダーアルバムであることをあえて印象付けているように感じられます。
1.「INDIAN SUMMER」従来同様神保スタイルのラテンフュージョンナンバーです。
2.「PACIFIC OCEAN PARADISE」これもHAMMER SMITHによるハーモニカによる美しいメロディと女性コーラス、そしてJOHN PENAによるチョッパーベースが印象的な心に響くバラードです。
3.「IMAGINE」YVONNE WILLIAMSによるボーカルナンバー。
4.「STAR DANCE」これもおなじみBILLY GRIFFINによるボーカルナンバー。フレットレスによるベースライン・ソロが印象的です。
5.「WARM CURRENT」ほのぼのとした雰囲気のライトフュージョン。神保さんのライドシンバルとハイハットのコンビネーションが素晴らしい。何気ない曲でも神保さんのドラムっていろいろ細かいことやってんだな~と感心することしきり。
6.「HABANA DELIGHT」SAM RINEYのフルートをフィーチャーしたライトフュージョン。LENNY CASTROのパーカッションが忙しそう。
7.「LOVE WILL MAKE IT BETTER」キャッチーなメロディのボーカルが素敵なこの曲、神保さんの刻むエイトビートのタイトさが際立ちます。なんかドラムの練習をしたくなってきました。
8.「SEA SIDE STROLLIN'」GERALD ALBRIGHTのソプラノサックスをフィーチャーしたレゲエです。今まであんまりレゲエスタイルの曲ってあんまりなかったような...?
9.「ANOTHER DIMENSION」これも神保さんのソロ作品としては珍しい、ロック色が強いストレートな8ビートフュージョンです。PAUL JACKSON JR.がギューン、ギュイーンとハードロックな早弾きを披露しています、ってPAUL JACKSON JR.のイメージとだいぶ違うな~。
10.「GROOVE OF THE NIGHT」これまた実験的なテイストが濃い作品。イントロから始まるドラムは打ち込みです。曲を通してシーケンサーがバリバリと使われていますし、ベースもシンセベース。メロのギターもシンセを通して作ったような音。本編のドラムも打ち込みっぽい音に作ってありますが、神保さんがエレドラを叩いたもの。この1曲だけがやけにエレクトリックな作り込みがされていて、今までのスタイルとは全く別物。今後の展開に変化を期待させる1曲になっています。
PENGUIN PARASOL/神保彰
PRODUCED BY KAZU MTSUI
RECORDED BY ALAN HIRSHBERG/ROBERT M.BILES/DEEN BURT/ROB CHIARELLI
MAXI ANDERSON/BRIDGETTE BRYANT/YVONNE WILLIAMS/BILLY GRIFFIN/
FRED WHITE/MONALISA YOUNG/CARMEN TWILLIE/TERRY YOUNG(vo)PAUL JACKSON JR.(g)
JOHN PENA(b)RUSSELL FERRANTE/DEREK NAKAMOTO/GARY STOCKDALE(keys)
AKIRA JIMBO(ds)LENNY CASTRO(perc)
GERALD ALBRIGHT/ROB LOCKART/SAM RINEY(sax.fl)CLAY JENKINS/CHALY DAVIS/RON KING(tp)STEVE HOLTMAN/BRIEN MATSON(tb)HAMMER SMITH(harmonica)
基本的に従来の神保サウンドそのものが継承されていて、レコーディングメンバーも前作とほぼ同じ。ただし、後半はラテンにこだわらない実験的な要素も加味されています。
若干印象が違うのはドラムの音量バランスが比較的大きくなっていて、神保さんのドラムテクを研究し易いと感じます。今まではあくまでもバンドのドラムに徹していたイメージがありますが、ドラマーのリーダーアルバムであることをあえて印象付けているように感じられます。
1.「INDIAN SUMMER」従来同様神保スタイルのラテンフュージョンナンバーです。
2.「PACIFIC OCEAN PARADISE」これもHAMMER SMITHによるハーモニカによる美しいメロディと女性コーラス、そしてJOHN PENAによるチョッパーベースが印象的な心に響くバラードです。
3.「IMAGINE」YVONNE WILLIAMSによるボーカルナンバー。
4.「STAR DANCE」これもおなじみBILLY GRIFFINによるボーカルナンバー。フレットレスによるベースライン・ソロが印象的です。
5.「WARM CURRENT」ほのぼのとした雰囲気のライトフュージョン。神保さんのライドシンバルとハイハットのコンビネーションが素晴らしい。何気ない曲でも神保さんのドラムっていろいろ細かいことやってんだな~と感心することしきり。
6.「HABANA DELIGHT」SAM RINEYのフルートをフィーチャーしたライトフュージョン。LENNY CASTROのパーカッションが忙しそう。
7.「LOVE WILL MAKE IT BETTER」キャッチーなメロディのボーカルが素敵なこの曲、神保さんの刻むエイトビートのタイトさが際立ちます。なんかドラムの練習をしたくなってきました。
8.「SEA SIDE STROLLIN'」GERALD ALBRIGHTのソプラノサックスをフィーチャーしたレゲエです。今まであんまりレゲエスタイルの曲ってあんまりなかったような...?
9.「ANOTHER DIMENSION」これも神保さんのソロ作品としては珍しい、ロック色が強いストレートな8ビートフュージョンです。PAUL JACKSON JR.がギューン、ギュイーンとハードロックな早弾きを披露しています、ってPAUL JACKSON JR.のイメージとだいぶ違うな~。
10.「GROOVE OF THE NIGHT」これまた実験的なテイストが濃い作品。イントロから始まるドラムは打ち込みです。曲を通してシーケンサーがバリバリと使われていますし、ベースもシンセベース。メロのギターもシンセを通して作ったような音。本編のドラムも打ち込みっぽい音に作ってありますが、神保さんがエレドラを叩いたもの。この1曲だけがやけにエレクトリックな作り込みがされていて、今までのスタイルとは全く別物。今後の展開に変化を期待させる1曲になっています。
PENGUIN PARASOL/神保彰
PRODUCED BY KAZU MTSUI
RECORDED BY ALAN HIRSHBERG/ROBERT M.BILES/DEEN BURT/ROB CHIARELLI
MAXI ANDERSON/BRIDGETTE BRYANT/YVONNE WILLIAMS/BILLY GRIFFIN/
FRED WHITE/MONALISA YOUNG/CARMEN TWILLIE/TERRY YOUNG(vo)PAUL JACKSON JR.(g)
JOHN PENA(b)RUSSELL FERRANTE/DEREK NAKAMOTO/GARY STOCKDALE(keys)
AKIRA JIMBO(ds)LENNY CASTRO(perc)
GERALD ALBRIGHT/ROB LOCKART/SAM RINEY(sax.fl)CLAY JENKINS/CHALY DAVIS/RON KING(tp)STEVE HOLTMAN/BRIEN MATSON(tb)HAMMER SMITH(harmonica)