TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

CANDY/野獣王国

2006-12-09 00:18:46 | J-FUSION
野獣王国の5枚目のアルバムであり現時点での最新作「CANDY」(2002年リリース)です。
もうリリースから4年以上も経つんですね。新作は来年の夏頃ということですから、5年ぶりということになります...。5年かあ~。年もとるわ。
しかし「CANDY」とは野獣王国とは全く似つかわしくないタイトルですな。とはいえ、小生このアルバムが最も野獣らしいんじゃないかとも思います。

1. CANDY
タイトルチューンで、是さんの作品。のっけからギターギンギン、ベースはドボドボ、オルガンはギャンギャン、ドラムはドッカンドッカンときてますが、それに加えて今回は何と!ホーンセクションまで入って賑やかなことこの上ない野獣野獣した曲です。
2. SALA’S SKA
タイトルそのままのハイテンポで軽快なスカナンバー。野獣のライブでも定番で、SESSION2006でも聴けます。是さんの曲。軽めの小森さんのドラムがまたいい味出してます。
3. THE SUN BEAST
新たな挑戦?と言えるんでしょうか。RAPミュージックです。色っぽいコーラズで入ってますが、如何せんライブでは再現不可能。RAPの歌詞はよくわからんけど、メンバーそれぞれのソロを交えた紹介になってます。
4. NAMFUNK!
タイトル通り難波さんのファンクナンバー。おどろおどろしいオルガンサウンドに絡む軽快なホーンセクション。なんとも微妙に明るいファンクミュージックです。
5. INVITATION
曲は「コナミ矩形波倶楽部」によるものを是さんがアレンジしました。詳しいことはわかりませんが、野獣王国がコナミのゲーム「幻想水滸伝」を担当した関係からなんでしょうね。ということで、このアルバムもコナミからのリリースになってます。
6. HOT SUMMER NOON
ナルチョの曲ですが、ほのぼのとして美しい曲。ピアノにアコギにストリングスシンセサウンドが絡むという、野獣とは一味違う、”きれい”な曲ですね。
7. 竜宮のつかい
是さんの動物タイトルシリーズの一環?ナルチョのアコベと小森さんの深胴スネアサウンド、そして難波さんの幻想的なシンセがそれこそ海底を思わせる重々しさ、美しさを演出します。
8. 綺羅~KIRA~
小森さんの問題作。こんなとんでもない変拍子をようやりますわ。一番リズムをとりにくいのが作った本人、ドラムのパート。全くもってコピー不可能。普通にリズムを刻むことすら許されないスーパー変態変拍子の攻撃には白旗であります。レコ発ライブで演奏されましたが、ナルチョが曲についてくのに必死だったようで、鬼のような形相だったのが未だに忘れられません。それほどまでにしんどい曲です。とはいえ、2000GTもそうですが、小森さんの作る曲のセンスはなかなかのものですね。
9.「THRASHARD IN THE CAVE」
これまた「コナミ矩形波倶楽部」の曲。今回はスタンダードナンバーのカバーの代わりにゲーム音楽カバーを入れているようですね。緊張感の漂うメロウなナンバーです。
10. GARUU
まさにこれぞ野獣の雄叫び!最初から最後まで暴れまくりの1曲。ライブでももっとやって欲しいですね。野獣を代表する曲の一つと言えるんじゃないでしょうか。

CANDY/野獣王国
HIROKUNI KOREKATA(g)HIROYUKI NAMBA(keys)YOSHIHIRO NARUSE(b)KEISUKE KOMORI(ds)
HIRONORI SAWANO/FUTOSHI KOBAYASHI/MIKIO SAITO(tp)MANTERU NONODA/YOSHINARI TAKEGAMI/NOBUYUKI MORI(sax)
PAULA TERRY(vo)L”TAZ”HICKS/J”DARKMAUL”GLOVER(rap)
コメント
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