TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

世の中デジタルなんですな~

2006-12-20 00:06:12 | Weblog
HMVから「HMV デジタル ニュースレター配信スタート!」なるメールが届きました。
HMVのサイトでも10月からデジタルダウンロード販売が始まったということで、そのインフォメーションです。
確かに安い。例えば宇多田の「ぼくはくま」、シングル2曲で400円。CDだったら600円。(これも結構安いか)もちろん2曲目のカラオケなんざいらね~よ、って方には1曲200円なり。
アルバムだったら全曲2000円。でも1曲ごとのバラ売りもあってそれぞれはやっぱり1曲200円。欲しい曲だけセレクトすれば更に安上がりってなもんです。
プレーヤーまで売っていて、1万円ありゃそれなりのモノが買える。

…いや~時代に逆らう訳ではありませんが、電車の中では未だ小生MD派。理由は以前も書きましたが74~80分という時間が小生の通勤時間に丁度いいもので...というのもそうですが、やはりアルバムは通しで聴きたい、聴きたい曲ばっかりを何度も聴くのはアーティストに申し訳ないという思いも若干あります。なんかダウンロードでこれっちゅう曲だけを落とすのもどうなのかな~。アルバム制作にかけるアーティストの思い(アルバムに収録する曲を選んで~曲順はこういう風にして盛り上げて~なんてね)をそんな簡単にバラ売りしちゃっていいものなのかな~。それに音楽は芸術作品。収録される音楽だけではない、ジャケットのデザイン、プレーヤーのクレジット、それに歌詞やらSPECIAL THANKSやら...それが一体になって一枚のアルバムが構成されている。それらを無視してデジタルデータとしてプレーヤーに取り込むだけというのもどうなのかな~。その分コスト削減になっているのは確かなんだけど。

しかし、既にデジタルでしか聴けないコンテンツが当たり前のように存在していることもまた事実。CDというフォーマットがなくなっちゃったらどうしよう?なんて思ってたのも束の間、本格的なデジタル配信時代がひたひたと近づいてきてるんでしょうな。
時代に取り残されつつあるオヤジのたわ言かもしれませんが、音楽が使い捨てになってしまうようでちょっと寂しい気がするデジタル配信時代の到来を感じる今日この頃です。

・・・何だかんだ言いながらも今の携帯電話を買い換える時には音楽プレーヤー付のを買ってしまいそうな気がする。だって、今使ってるMD、買ってから1年も経ちませんが、調子がすこぶる悪くて...スイッチを何遍も押し続けないと立ち上がってくれないんだもん。頭痛い…。
コメント
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