今日はどういうわけか例のディラン効果ってやつで、頭ン中野獣王国の「SAVANNA RUN」がナルチョのチョッパーとともにグルグル回っておりました。でもこういうときって、どういう訳か会社で眠くなったりしないのよね~。「SAVANNA RUN」で覚醒状態?不思議なものです。
今日は通勤で「THE ROYAL DAN A TRIBUTE」を聴いておりました。著名ギタリストがSTEELY DANのカバーをしたという企画モノです。これだけのギタリストが参加してSTEELY DANを演る、という企画自体が凄いものです。もちろんボーカルはないけども、STEELY DANですからね、インストで演ってもフュージョンとして十分聴き応えのある作品になってます...が、どうも物足りない。カバーというとやはり演奏者それぞれの解釈でいろいろなアレンジを加えるものですが、どれもギタリストが違う、ということだけでアレンジそのものにあまり変化が見られません。もちろんギタリストそれぞれの特徴あるソロプレイは堪能できますが(AL DI MEOLAのアコギというかクラシックギター?プレイは圧巻です)、びっくりするような仕掛けがないというか、ギターカラオケっぽいというか。
それもそのはず、見てみるとアレンジは全てJEFF RICHMANによるもの。言ってみればJEFF RICHMANの思うSTEELY DANの世界観が表現されているに過ぎません。どうせならプレイするそれぞれのギタリストが思い思いにアレンジしまくった方が面白いと思うんですけでどね。まあ、人気ギタリストばかり集めてますから、アレンジまでやってもらうとなると暇もないでしょうし、ギャラも凄いというのは理解できますが。これじゃ日本でよくある、誰それの曲をL.A.アーティスト(BILL CHAMPLINとかJOSEPH WILLIAMSとかが参加しがちなやつです)が歌う!みたいなのとあまり変わらないかも知れません。もちろんそれぞれのギタリストのファンにとっては素晴らしい音源にはなりますけどね。
せっかくの企画ですからもっと遊んでもよかったのでは...ちと惜しかったです。
ちなみに同じシリーズでSANTANAバージョンも最近リリースされてます。でもSANTANAはSANTANAが演奏してこその世界ですから、あまりカバーには向かないのでは…?なんて思うんで、こちらはスルー。”SANTANA DE NIGHT”で斉藤ノブさんが言ってました。「カバーじゃなくてコピーがしたかった」って。SANTANAは変にいじるよりは徹底してコピーした方が絶対いいですよ。
ついでに櫻井哲夫、今沢カゲロウをはじめとした日本のベーシストがJACO PASTORIUSをカバーするという企画モノ「PLAY JACO」もリリースされます。こちらは独自にアレンジをしているようですから面白そう。こちらには期待をしております。
…どういうわけかどれもこれもフュージョンの救世主・キングレコードばっかり~。ホントお世話になりますキングレコードさん。
THE ROYAL DAN A TRIBUTE
“PEG” by ROBBEN FORD
“BODHISATTVA” by STEVE MORSE
“HOME AT LAST” by JAY GRAYDON
“AJA” by AL DI MEOLA
“PRETZEL LOGIC” by STEVE LUKATHER
“JOSIE” by JEFF RICHMAN
“DIRTY WORK” by MIKE STERN
“THE FEZ” by JIMMY HERRING
“FM” by FRANK GAMBALE
“HEY NINETEEN” by ELLIOTT RANDALL
THE BAND
VINNIE COLAIUTA(ds)JEFF RICHMAN(g)JIMMY HASLIP(b)PETER WOLF(keys)ERNIE WATTS(sax)
今日は通勤で「THE ROYAL DAN A TRIBUTE」を聴いておりました。著名ギタリストがSTEELY DANのカバーをしたという企画モノです。これだけのギタリストが参加してSTEELY DANを演る、という企画自体が凄いものです。もちろんボーカルはないけども、STEELY DANですからね、インストで演ってもフュージョンとして十分聴き応えのある作品になってます...が、どうも物足りない。カバーというとやはり演奏者それぞれの解釈でいろいろなアレンジを加えるものですが、どれもギタリストが違う、ということだけでアレンジそのものにあまり変化が見られません。もちろんギタリストそれぞれの特徴あるソロプレイは堪能できますが(AL DI MEOLAのアコギというかクラシックギター?プレイは圧巻です)、びっくりするような仕掛けがないというか、ギターカラオケっぽいというか。
それもそのはず、見てみるとアレンジは全てJEFF RICHMANによるもの。言ってみればJEFF RICHMANの思うSTEELY DANの世界観が表現されているに過ぎません。どうせならプレイするそれぞれのギタリストが思い思いにアレンジしまくった方が面白いと思うんですけでどね。まあ、人気ギタリストばかり集めてますから、アレンジまでやってもらうとなると暇もないでしょうし、ギャラも凄いというのは理解できますが。これじゃ日本でよくある、誰それの曲をL.A.アーティスト(BILL CHAMPLINとかJOSEPH WILLIAMSとかが参加しがちなやつです)が歌う!みたいなのとあまり変わらないかも知れません。もちろんそれぞれのギタリストのファンにとっては素晴らしい音源にはなりますけどね。
せっかくの企画ですからもっと遊んでもよかったのでは...ちと惜しかったです。
ちなみに同じシリーズでSANTANAバージョンも最近リリースされてます。でもSANTANAはSANTANAが演奏してこその世界ですから、あまりカバーには向かないのでは…?なんて思うんで、こちらはスルー。”SANTANA DE NIGHT”で斉藤ノブさんが言ってました。「カバーじゃなくてコピーがしたかった」って。SANTANAは変にいじるよりは徹底してコピーした方が絶対いいですよ。
ついでに櫻井哲夫、今沢カゲロウをはじめとした日本のベーシストがJACO PASTORIUSをカバーするという企画モノ「PLAY JACO」もリリースされます。こちらは独自にアレンジをしているようですから面白そう。こちらには期待をしております。
…どういうわけかどれもこれもフュージョンの救世主・キングレコードばっかり~。ホントお世話になりますキングレコードさん。
THE ROYAL DAN A TRIBUTE
“PEG” by ROBBEN FORD
“BODHISATTVA” by STEVE MORSE
“HOME AT LAST” by JAY GRAYDON
“AJA” by AL DI MEOLA
“PRETZEL LOGIC” by STEVE LUKATHER
“JOSIE” by JEFF RICHMAN
“DIRTY WORK” by MIKE STERN
“THE FEZ” by JIMMY HERRING
“FM” by FRANK GAMBALE
“HEY NINETEEN” by ELLIOTT RANDALL
THE BAND
VINNIE COLAIUTA(ds)JEFF RICHMAN(g)JIMMY HASLIP(b)PETER WOLF(keys)ERNIE WATTS(sax)