ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2014.4.9 採血レントゲン後、診察、ポートフラッシュ マーカー下降、タイケルブ続行!

2014-04-09 21:39:19 | 治療日記
 今日は5週間ぶりの通院。
 夫が出かけてしまえば即、一人の時間。息子を追い立てることもなく、マイペースで出かける準備をする。かくいう息子も今日は1限から授業、ということで7時過ぎに朝食の画像が届いた。一人で朝食を準備するのは心配だったから、食事つきの会館に入れて本当に良かった、と思う。
 予定どおりに家を出る。最寄駅でも、乗換駅でも電車は順調。新学期が始まったばかりでやけに人が多い。始発電車に滑り込み、無事席も確保して、読書タイム。

 読んでいた本に引き込まれ、ふと顔を上げるともう病院最寄駅。あわやドアが閉まりそう、と本を手にしたままアタフタと降りる。
 毎年楽しみにしている病院前の桜並木だが、既に葉桜に。残念なことだ。が、それほど長い間病院に来ないで済んでいるということだから、これは喜ぶべきことだろう。
 自動再来受付機前も列がなくスムーズ。ほどなく名前を呼ばれ、既に“採血室へどうぞ”と自分の番号が点滅している。お手洗に行く余裕もなかった。今日は初めての看護師さんだったが、(あ、相性がいい!)という印象がドンピシャに的中。とても丁寧でテキパキとして、こちらから言わずとも、テープかぶれを考慮して紙テープを準備してくださる。そして、なんと針を刺す時も抜く時もチクリとも痛まなかった。あれっ、本当にもう刺したんですか、という感じ。6年以上この採血室にもお世話になっているが、その中でもこれほどストレスフリーだったことは珍しい。
 「本当にお上手で、全く気付かないほどでした。今日はラッキーです。」と御礼を言うと、「そう言われると私もとても嬉しいです。今日はお互いいい日になりますね。」と。幸先の良いスタートになった。腫瘍マーカー等全て測定の日なので3本の採取。
 止血部分を押さえながら、エスカレーターで2階に上がってレントゲン受付へ。こちらも殆ど待つことなく、ほどなくして名前を呼ばれて撮影。無事終了後、再び1階に降りて腫瘍内科受付へ移動。
 月初めなので混雑しているかと思ったが、それほどではない感じ。受付でも殆ど待たずに保険証チェック等を済ませる。待合椅子もまだ空席が目立っている。

 採血結果が出るまで最短でも1時間はかかるので、再び読書を続けながら待つ。自動血圧測定機で計測した結果は98-61、脈は81。いつも通りだ。
 その後“中待合へどうぞ”のランプが点くまでに1時間半ほどかかった。中待合に入って読書を続ける。ふと、診察室の隣の部屋を見ると、この4月に化学療法室から出て遊軍になった針刺し名人のOさんがいらっしゃる。思わず嬉しくなって駆け寄ってご挨拶。再び待合椅子に戻ると、いつものように化学療法室OGの化学療法認定看護師のKさんが「どうでしたか。」と声をかけてくださる。
 もう半月以上抜けきらない風邪が、一昨日月曜日の夕方頃からぶり返している。咳、喉の痛み、痰、くしゃみ・鼻水が酷い。週末にはおまじないのように飲んでいた葛根湯も止めているが、酷い風邪声だ。私が話し出すと、その声を聞いて「お風邪、辛そうですね。」と言われる。
 3週連続で京都に行ったり、年度末・年度始めの仕事など、公私ともに疲労がマックスであること、途中、足の爪囲炎が悪化して、皮膚科に2週通って抗生剤を飲み、軟膏を塗布している話をする。「もしよかったら中で診せて頂けますか。」と、向いの診察室に案内された。最近、こうして中待合に入ってからの待ち時間を有効活用して頂けてとても有難い。
 ガーゼを外して診て頂く。まだ完全に治りきっていないが、今はバラマイシン軟膏だけのケアであることをご報告。膿んでいた皮膚は赤剥けて再生されてきている。化膿した肉芽腫の部分も最盛期の半分ほどの大きさになっている。顔や身体の湿疹も出たり治まったりであること、下痢についてはほぼ軟便止まりで問題ないこと、をお話しする。相変わらず手指の皮膚が脆く、すぐに脇や腹の部分が切れて出血するので手袋をしていることも。
 タイケルブを飲み続けている限り、爪囲炎や手指の皮膚障害は続くわけだ。今日の結果はまだわからないけれど、出来ればこのままの量で続けたいとお話しをしたところで、「前の方が診察室から出たので間もなく呼ばれると思います。」と廊下の待合椅子に戻る。
 そして、タイミングよく先生から呼んで頂き、Kさんが一緒に診察室へ入ってくださった。

 Kさんにお話ししたことは先生が既にPCの画面で確認されているので、ご挨拶の後の「さて、どうでしたか?」には、ロコイド軟膏を塗布していたが、足の親指の爪囲炎が酷くなり、皮膚科に通って抗生剤を飲んだことなど概要だけお話しする。診察室での検温は6度4分。
 PCには既に今日と前回、前々回の3枚の肺のレントゲン画像が並んでいる。採血の結果は白血球が6,600と言われ、思わず聞き直してしまった。普段の倍ではないか。抗がん剤を休んでいることもあるけれど、風邪引きと爪囲炎の所為かな、と思う。
 腫瘍マーカーCA15-3は先月に続いて更に1割下がっている。規定量4割で十分効いているようだ。レントゲン画像で右の腫瘍茎の影はやや薄く小さくなっているが、左は下げ止まりなのか不変とのこと。「それでは、タイケルブの量を増やす必要はないですか?」と訊いてみると、先生から「今も爪や湿疹等が出ているので、これ以上増やすとまた飲んだり、休んだりしながら続けることになるでしょうから、このままの量でいきましょう。」と言われ、ほっとする。
 ひところ胸部の圧痛と鈍痛が和らいでいたように感じていたが、最近1日3回ロキソニンを飲んでいるのに、また胸痛が戻ってきていることもお伝えする。

 おかげさまで息子の引っ越しも何とか済んだ話もする。先生からは「京都、いいなあ~」とおっしゃる。私も同感なのだけれど。
 そして次回。4週間後はゴールデンウィーク明けで凄まじい混雑が予想されるので、また5週間後にして頂く。
 5週間に1度の通院が続くとは、もう病人であることを忘れそうな勢いだ。「今日もこの後、ポートフラッシュしてもらうので、廊下でお待ちください。」と言われる。次回も診察前採血、レントゲンと診察後のポートフラッシュの予約が入った。
 そして今日も、湿疹対策として保湿のヒルドイドローション、タイケルブ1日2錠、下痢対策に毎食前の小建中湯・毎食後のラックビー各々5週間分、痛み止めのロキソニンを追加して処方して頂いた。

 ご挨拶して診察室を出て、中廊下でポートフラッシュに呼んで頂くまで待つ。
 10分程待って、腫瘍内科と血液内科の診察室遊軍担当になった針刺し名人Oさんから化学療法室のベッドに案内される。「わあ、Oさんにやって頂けるなんて!」と思わず笑みがこぼれる。今日は針刺しラッキーデーだ。ベッドに横になってポートチェックのため生理食塩水を流す。1度ですんなり。さすがである。痛みも殆どない。無事逆血が確認出来て、「はい、OK!」とのこと。鮮やかな手練の技で抜針も衝撃なし。止血するほどのこともなく、小さい絆創膏をチョチョイと貼って終了。

 2回のポート設置・抜去手術をしてくださった腫瘍内科のもう一人のA先生の名前が別のH先生に変わっていたので、「A先生は異動されたのですか。」と伺ったところ、既に昨年の夏から別の病院に移られ、こちらには週1回だけお見えになっていた模様。ちょうどその曜日が私の通院曜日で、ずっとお顔を見ていたので気付かなかったのだ。この4月からはすっかり別の先生にバトンタッチされたのだという。ご挨拶も出来ずにちょっと残念だった。化学療法室の中でも、この針刺名人Oさんの他、もう一人Hさんが別の部署に異動されたという。
 春はそういう季節である。「皆さんによろしくお伝えください。」と御礼を言ってから化学療法室を出た。

 会計が出来るまで15分ほど待ちながら、夫や友人たちに報告メール。そして自動支払機で支払を済ませる。今回も5,000円弱。
 外はポカポカ陽気で、スプリングコートも要らない感じだ。院外薬局へ移動すると、待合椅子はそこそこの混雑。やはり薬が多い所為かなかなか呼ばれず、結局小一時間待つ。例によってエコバックを取り出して袋一杯の薬を受け取る。今日の支払も前回同様4万円弱。

 本日の病院と薬局を含めた滞在時間は4時間半弱。そのままJRに乗り、乗り換え駅で遅い昼食をゆっくり摂ってから、買い物を済ませる。
 最寄駅に着いてもまだまだ日が高い。それほど疲れていないので、のんびり歩いて帰宅した。

 今週もあと2日。なんとか風邪が落ち着いてくれると良いのだけれど・・・。

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