ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2017.1.23 わたし改革リトリート修了、無事帰宅

2017-01-23 23:10:00 | ヨガ
 昨日は昼前からなぜかずっと頭痛がとれなかった。そのため、珍しく胸痛のためではなく昼・夜と都合3回連続でロキソニンを飲んだけれど、痛みがなんとなくとれないまま就寝した。
 眠りに落ちるのは早かったが、やはり1度夜中にお手洗いに起きた。その後もまた引き続き眠る。昨日の朝目覚ましが15分遅れて鳴ったのに懲りて今朝は15分早くセットしておいた。けれど、15分早く(つまり合わせた時間通りに)目覚ましが鳴った。不思議だ。
 外はまだ真っ暗。まだ三日月にもなっていない細いお月様が冴え冴えとあたりを照らしていた。ゆるゆると支度をしながらだんだん夜が明けてくる。

 屋上デッキに行ってみると今朝は昨日よりも雲が多い。風が冷たい。鉢をひっくりかえしたようなコロンとした大室山も静かにそこにいる。ご来光は望めず。朝焼けの空だけ見て、スタジオに戻って朝ヨガ。

 昨夜のキャンドルヨガのあの仄暗い静けさとは打って変わって、朝日が溢れた明るいスタジオは東と南の全面がガラス窓だ。西側は全面鏡。朝日が眩しくて目が明けていられない。正面のSさんの顔を拝むというよりも、太陽の光を背にしたSさんに後光が指している感じ。

 身体をほぐしていくために、指導者養成コースで何度も練習した空と大地と万物に感謝するポーズを繰り返す。生かされていることを強く感じる。すっかり身体が温まり、シャヴァーサナまで小一時間、頭痛がなんとなく収まってくるのを感じる。

 そして、朝食。今朝は一晩煮込んだというトマトスープと全粒粉のナッツとバナナのパンケーキに姫リンゴ。身体に染み渡る優しい美味しさだ。新しく若いお友達が出来てLINEで繋がる。

 部屋に戻って寝具やタオルを片付け、簡単に荷物整理。最後の講義は、『わたし』らしく、輝いて生きる。新しい『わたし』を継続する方法。
 3人グループで色々な気づきをシェアしあったのち、2人が皆にお披露目する。それぞれについてのSさんのコメントにまた惹きつけられる。家に帰ってからも、こうした休んでいる気分のままで気楽に過ごせるために、疲れがたまった時のシークエンスを復習する。まずは身体を3方向に動かし、呼吸法を行い、瞑想をする。これで僅か10分だというが、もっとずっと長くリラックスした時間が流れるように感じるから不思議だ。

 おさらいを済ませ、自分の人生について感じるためにペーパーが配られる。心を静めて直感的に思い出すことを書いていく。要は自分の人生の年表作成だ。自分がいつ最もくすんだ時期を過ごし、いつ最も輝いていたのか、いい気分でいたのか、マーキングしていく。これはとても面白かった。
 これから自分とともにおいておくもの、近くに集めておきたいものは何で、手放していくべきものは何か、を書いていく。これもペアワークでシェアしあう。

 まとめはスタジオに移動して車座になり修了式。本当の自分セルフに戻るには、いい状態にステイする練習が必要ということで、2か月間のフォローアップ期間があり、フォローアップクラスも特別に組んでくださるという。2月と3月のその日に体調がどうか行ける状況でありますように、と願う。

 11人それぞれが自分を喜ばせるもの、手放していきたいもの、3日間で感じたこと、気づいたこと、大切にしたいことをお話する。10人の方たちの10様のお話に感じ入りながら傾聴した。

 文字通り命の洗濯の3日間、こうして最後のランチと交流会になった。ランチはごま油の風味が効いた玄米おにぎりと海藻のスープ、じんわり染み込む優しい味に皆で舌鼓。
 アンケートを出して、帰りの特急に間に合うようにマイクロバスで送って頂く。指導者養成コースでご一緒した方たちと4人のボックス席で帰れるかと思いきや、満席で縦一列という微妙な席になってしまった。

 乗り換え駅には1時間半で到着。ここで私鉄に乗り換えるHさんとお別れ。通院時に乗る線に乗り換えて途中までNさん、Aさんとご一緒する。私だけ座らせて頂き、申し訳ない。特急でお喋り出来なかったこともあり、話が止まらなかった。

 ちょうど夫が帰宅する時間とほぼ同じ時間になったので、駅で待ち合わせて夕食を済ませてから帰宅した。そして、明日はお仕事、明後日はいよいよジェムザール治療日である。

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2017.1.22 リトリート2日目、盛沢山のスケジュールはエキサイティング

2017-01-23 23:02:56 | ヨガ
 夜中に1度お手洗いに起きて、その後、新しい学びのために脳が興奮していたのか暫し眠れず。ようやく二度寝をして、はっと気づいたら目覚ましが鳴った。合わせた時刻よりなぜか15分遅れ。カーテンを開けると、海が赤く染まり始めている。

 身支度をして屋上デッキの入り口で朝ヨガ集合。かなりの強風で飛ばされそう。寒さも厳しくここで屋外ヨガは諦め、写真だけ撮ってスタジオに降りることになった。初日の出以来のご来光を拝む。真っ赤な太陽が上がってくる様はどこで迎えても感動的で、生きていることを実感させてくれて涙が出るほどだ。

 朝の陽ざしが溢れたスタジオで朝ヨガ。自由参加ではあるが、11人全員参加。贅沢な日曜日の朝である。ゆっくりじんわり身体を起こしていくこと小一時間。体を動かした後はお待ちかねの朝食だ。昨夜と同様玄米ご飯に、伊豆みそを使ったなめこ、高野豆腐、油揚げの味噌汁、長芋、オクラ、ニラとたくあんの健康納豆)、ごぼうの繊維を砕いた梅煮込みとブドウ。納豆は苦手なのでいつもは頂かないのだけれど、ゆっくりよく噛んで味わいつつ頂いた。

 午前中の講座は最も良い状態の『わたし』に戻るために、疲れを取り除く①(原因、生活習慣、呼吸法など)の座学。まずは昨日から今日にかけての感想や気づきを3人グループになってシェアする。皆それぞれが色々な気づきや変化をされている。初参加の方たちの新鮮な気づきは聞いているだけでとても幸せな気分になる。

 1日は誰にとっても24時間。自分ひとりで経験できることには限りがある。だからこそ、貴重な体験や気づきをシェアしあうことで、12人なら12人分の(12倍の)学びや気づきを体験出来るのはとても有り難いことだ。シェアの後は昨日のおさらい。自分の中で昨日の学びを思い出す時間だ。

 疲れを解放していくためには原因の一つである食生活の改善が必要だ。食べ過ぎ、新鮮でないもの、自分に合っていないもの、有害物質が含まれたものを避ける、空腹でない時には無理に食べないという具体的な話題だ。溜まってしまった疲れを解放するためヨガのアーサナ、瞑想、呼吸法を実践。その場所で簡単な運動(捩じり、上下、左右の3方向)をし、椅子に座ってバストリカの呼吸をした後、観察する瞑想を行う。何やら眠くて眠くて寝落ちしそうだ。

 あっという間に昼食の時間になる。食事の注意点を聞いた後で、あまり動いていないし時間も経っていないし、どうしようと思ったが、こだわりの豆カレーや新鮮な野菜のサラダを目にして、しっかり頂くことに。

 午後は2班に分かれて今回初めての野外活動。お散歩の時間だ。おひとりが体調不良でお部屋でお休みすることになったので参加者は10人。5人ずつバンに分乗して、吊り橋散策入口まで送って頂く。空は青く、海は青く、風は冷たいが気持ち良い。ハイキングコースは思いのほか本格的。お正月に訪れた鵜戸神社ではないけれど、周りはサスペンス劇場を彷彿とさせる断崖絶壁だ。なんと岩場まで降りられるという。風は強いし結構急なので自己責任でどうぞ、と言われるがやはり行ってみたいと皆が降りていく。

 ここで一人が足を滑らせたらそれこそ将棋倒しで大変と、慎重に一歩一歩進む。濡れていないのに岩が滑って正直怖かった。なんとか到着し、白い波しぶきを背に皆で写真撮影。帰りは2手に分かれて吊り橋を渡り、展望台から滝を見て小一時間のお散歩が終了。

 ここでは、なんと久米島で出会い、指導者養成コースもご一緒したIさんの従姉さんであるという方と初めてお話する。こんなご縁もあるとは、世界はなんと狭いことよ、と思う
 お散歩がハードだったので休息時間を増やし、午後の講座は予定より30分遅くスタートするということに。汗ばむ(冷や汗?)ほど歩いたので、では、ここは温泉、ぱっぱと汗を流して少し横になった。

 午後の講座は最も良い状態の『わたし』に戻るために 疲れを取り除く②(心とカラダに関する実践的な方法を学ぶ)である。5つのペアに分かれて均整術の実践。前屈、ダウンドッグのポーズ、肩こりに効く筋膜リリースを体験しあう。いつもながらの即効性に皆が声を上げる。
 疲れた身体を癒しあいながら前半が終了。ペアでなく一人で行うセルフケアの方法も紹介され、皆が興味津々でSさんの話術に引き込まれる。

 午前中に食事の大切さを学び、体を動かし、呼吸や瞑想を体験し、午後は均整術も学んだ。そのほかの疲れを解放する前提として、どういう時に疲れるのかの説明がある。人は心と身体がバラバラだと疲れるようにできている、だからこそ心と身体が一つになるとほっとする、2つめに本当の私との繋がりを忘れて不安やストレスと一体化してしまうと疲れる、3つめに心の癖が疲れを引き起こしているというお話。

 そして、オートマティックな心の反応を根本から変えられるという体験をする。自分が変えたいテーマを決めるところから始め、遡って自分自身に問いかけながら変えていく作業を実体験。20分ほどの瞑想で心が本当にすっきりする体験をした。

 夕食は玄米パスタや野菜のディップ。素材の味が敏感に感じられる薄味に舌と身体が慣れてくる。食後は昨夜に引き続きサットサンガ。各人のマットの前に3つのキャンドルが置かれている。キャンドルライトの光の中で行う瞑想に早くもわくわくする。Sさんが一人ひとりのキャンドルに火をともしてくださる。3つの願いが叶うように施してあるので、最後にご自分で願いを唱えながら吹き消してください、とのこと。

 大好きなガネーシャのキールタンの後、シヴァのキールタン、最後はハレルヤで自分のために、大切な人たちのために、世界中の人たちのために幸せを祈る。
 私も3つのキャンドルに向かって、同じように自分のために、大切な人たちのために、世界中の人たちのために願い事をした。自分のためだけではない3つの願いをしようとすんなり思えたことをとても幸せに感じた夜だった。

 昨日から続けたマンダラの塗り絵を完成させ温泉に入ったら、もう眠くて眠くてたまらない。文字通りキューバタンである。文庫本も持ってきたけれど、とても開けなかった。

 2日目も朝から夜まで素敵なことがてんこ盛りの一日だった。今回初めて出会った6人の方とも全員何かしらお話することが出来た。目一杯のスケジュールにちょっと草臥れたけれど、こうしてまたリトリートに参加する機会が得られたことに感謝、そしていつものように快く送り出してくれた夫に心から感謝の夜である。
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2017.1.21 今日から4回目のヨガリトリート、スタート

2017-01-23 22:53:10 | ヨガ
 来週水曜日から、いよいよというか、とうとうというか、ジェムザールとハーセプチンに治療変更である。されば心も身体も万全にして治療に臨みたい(決して最後の悪あがきではない。)。ということで、今思えば全てがここから始まったと思える2014年2月の久米島、そして同じ年7月の天空の庭、翌年7月再び同じ場所でのリトリートに続き、今日から4度目のSさんのヨガリトリート。満を持しての参加である。
 今回のテーマは今の「わたし」からもう一歩進んだ「わたし」に出会うという「わたし」改革ヨガリトリートである。

 性格や行動に大きな影響を与える考え方(Thinking)、健康のバロメーターとなるカラダ(Body)、考え方やカラダをよい状態に保っておくために大切な心(Mind)。私達の人生において大切なこの3つの要素の取扱い方、良い状態に保っておく知恵やノウハウを、日常生活からちょっと離れたゆっくりと過ごせる環境の中で、瞑想ヨーガインストラクターのSさんがみなさんに伝授します!という魅力的な惹句である。

 柱は①ヨガのポーズ/呼吸法を使ってカラダ軽々!年齢を重ねても、その時に見合った健康な『わたし』のカラダを維持できていたらいいですよね。無理のないカラダの使い方、ご自宅や移動中など、誰でも簡単にできるヨガのポーズや呼吸法など、心の状態を組み合わせた、よくする方法を教えます。またカラダを動かすことでカラダが軽く感じられ、心も考え方も軽くなります。

 ②感情や気持ちの扱い方を知って、心が晴れ晴れ♪まずは今の『わたし』の心の状態を知ることからはじめます。また日々の暮らしの中で、幸せを感じるときもあれば、どうしても心が揺れ、落ち込み、イライラすることもあります。落ち込んだ気分やイライラを解消し、なるべくどんなどきも穏やかに心が保てる考え方を学び、ストレス軽減にも役立つと注目されている瞑想を実践します。また健康的な食事についてもお伝えします。

 ③ヨガの教えや、考え方を知って、頭の中をスッキリ♪ヨガはもともと「どのように幸せに生きるか」についての考え方=哲学が原点になっています。そこで生まれた様々な考え方は時代が変わり、生活習慣が変わっても現代の私達の生活や心を豊かにするのに役立つものばかりです。その考え方を『わたし』にインプットすることで、新しい視点で物事を考えられ、同時に心の豊かさも与えてくれます。その考え方を現代語に分かりやすくしてお伝えします。

 ④レクリエーション(ヨガのお話、歌の時間)インドでは今でも、ヨガの考え方・智慧(哲学)に詳しい聖人達が人々を集めて、代々伝わってきた幸せに生きる智慧、考え方や、心が軽くなる聖なる歌(マントラ)を歌い、楽しく学ぶ習慣があります。リトリートでもインド流にならって「ヨガのお話、歌の時間」を設けます!声をだしてスッキリした『わたし』に出会いましょう!

 昨年の半年間にわたる指導者養成コースでもご一緒した方たちも複数参加されることになっている。
 いったん脱毛してしまえばこうした合宿型イベントにはなかなか参加しづらくなる(これも見方を変えれば自分の心が縛っていることかもしれないけれど・・・)。今回リトリート開けに治療変更出来ればいいな、と日程がオープンされるや否や早々に申し込んでいた。当然仕事もろもろ調整済み、夫も了解済みである。

 場所は以前から気になっていた伊豆高原にあるヨガスタジオのビレッジ。大寒の翌日からという日程で寒いには違いないけれど、源泉かけ流しの温泉付きの宿で2泊3日、敬愛するSさんとともに過ごすことの出来る贅沢なリトリートである。

 荷物もあるし・・・、とJR乗換駅まで夫が見送ってくれた。予定していたより一台早い快速電車に乗れ、特急乗換駅では発車時刻まで30分近くもあった。やむなくホームで待ったが風が強く冷たいこと。このリゾート特急に乗るのは息子が小学生だった頃に出かけた英語のイベント以来13,4年ぶりだ。窓が天井まで高く、大きく、リゾート感満載でとても開放的。

 1時間半弱の旅は、満席。残念ながら海側ではなかったけれど、青い空に山々が映えてとても美しかった。息子が大学生になって以来、富士山は新幹線の車内からばかり見ているので、とても新鮮な角度からの風景を楽しんだ。

 10分少々遅れてビレッジ最寄駅に到着。改札を出てすぐのロータリーで送迎マイクロバスが待っていてくれた。8人が乗り込んで予定時刻に第1便発車。見れば指導者養成コースでご一緒した方が4人、初めましての方は3人だけだ。某社の保養所だったというこじんまりとしたベージュの建物入口に、スタッフの方が2人お迎えに出て荷物を運んでくださる。

 まずはエントランスで室内履きに履き替えてチェックイン。料金をお支払いして部屋のキーを頂く。吹き抜けのエントランスはバリ風の装飾で、カフェのようなくつろぎスペース。フロアには落ち着いたお香の香りが漂い、リラックス出来そう。お部屋は2階で、私はジャスミンの部屋に案内された。ローズマリー、レモングラス、タイムと客室はどこもハーブの名前がついている。

 必要書類に記入した後、オリエンテーション開始まで部屋で荷物を整理して態勢を整える。着替えを済ませダイニングルームへ集合。部屋にはテレビもラジオも冷蔵庫もポットも何もないし、当然、WiFiもLANもないのでPCは使えない。リトリートに集中してほしいというスタッフの方からのメッセージである。ブログは帰宅してからまとめてアップすることに。

 オリエンテーションスタート。テーブル2つに5人と6人が分かれて座る。なんと参加者は11名。こんな少人数でSさん直々に教えを請うことが出来るとは。アットホームな贅沢さに驚く。まずはテーブルごとに自己紹介。東京参加者がメインだが、遠く金沢や地元静岡、隣県山梨から参加されている方もいる。こうして集まったことには必ず意味があるというお話がSさんから。本当にそうだと思う。そして、あれだけ満席だった特急で隣の席にいらした方が、同じテーブルに座られたのには目を見張った。凄いご縁である。

 Sさんの自己紹介の後、今回のポイントは3つ、リラックスして受講すること、新しく学んだことを実行に移すこと、自分に、そして周りの人や物に優しくすること、というお話。スタッフの方たちの自己紹介を経て、事務局Mさんから事務連絡があり小休憩。

 まずは知識をつけるための講義からスタート。“最もよい状態の「わたし」に戻る”である。平和で、調和がとれている(シャーンティ)、喜びに満ちている(アーナンダ)という2つの特徴を持つのが最も良い状態の自分(セルフ)であるとされる。ではなぜ、本当の自分のままでいられないか。原因は2つ、疲れているため、そしてそこに居続ける術を知らないという意味での無知ゆえ、ということだ。

 今回は疲れを思う存分とってゆっくりするため、クラスのスケジュールもゆったりとってあるという説明に、前回の瞑想ヨーガクラスで伺って感動した“2017年は数字上特別な意味を持つ年である”というお話も加えられた。

 リトリート中に考えることや発する言葉には注意をするようにというお話もある。なぜなら真の自分(セルフ)が思ったことや考えたことは、驚くほど現実になりやすいということだ。これについては、ヨガの学びを始めた私が日々とても実感していることである。

 最も良い自分に戻るにはヨーガの智慧の力を借りることになる。それが心を静めること、これには瞑想がとても良いこと。集中する(ダーラナ)、その先にある瞑想状態(ディヤーナ)、さらにその先にある深い瞑想(サマーディ)の3つのステップについて、指導者養成コースを思い出しながら傾聴する。呼吸やヨガのヘンテコなポーズ、ろうそくの炎など集中する対象による瞑想方法は数えきれないくらいある。

 と、これまでの学びのエッセンスを1時間半ほど伺った後は、スタジオに移動して体を動かしてから行う動く瞑想に入った。スタジオの窓の外には緑と青い海が広がる。二面が大きなガラス張りでとても気持ちが良い。身体をほぐした後は、バストリカの呼吸法を行い、座ったままで瞑想。Sさんの優しい歌声に癒されながらシャヴァアーサナ。もう気持ち良いことといったら。うっとりという言葉がぴったりである。

 心がどっしりと落ち着いて、優しさと愛に満ち溢れている感じがする。いつの間にか外はもう真っ暗。灯が全くない。高原だけあって思いのほか冷えてきたけれど、心はとても温かい。

 そして、ダイニングからいい匂いが漂ってくる。お待ちかねの夕食だ。スタッフのIさんや、普段はインストラクターをしておられるというSさん、Tさんたちの心尽くしのお料理がテーブルに並んだ。

 お野菜を中心とした「心とカラダが満たされる」特別メニューは基礎エネルギーの摂取、胃腸保護、内蔵機能向上のサポート!というコンセプトで、“5分挽き玄米”利尻産昆布炊きの玄米ご飯、長ねぎとぶなしめじの伊豆みその味噌汁、厚揚げの湯どうし葛のあんかけ、きゅうりやセロリの塩麹つけに伊豆産苺がデザートである。皆でよく噛んでゆっくり美味しく頂く。飲み物は黒豆の暖かい麦茶。ほっこりと癒される。

 食後は部屋で一休みし、自分で寝具を整えてからスタジオで行われるサットサングに向かう。サットは真実、サングは集いという意味で文字通り“真実を学ぶ集い”という意味だ。ヨーガの智慧の話、質問タイム、そしてキールタンを歌って小一時間。ジャパ(繰り返しその言葉を唱えることによって雰囲気を思い出す)という方法だ。

 ハッピーバースデーの歌を歌うと誕生日気分になるのと同様に「私は健康である」という言葉を何度も口ずさんでいるとその気分になってくる。そして、結果的に体調がよくなるというのはまんざら嘘ではない。だからこそ、ネガティブな言葉はなるべく発さないように気を配るのが大切だ。

 ただ、瞑想の時にそうしたネガティブな言葉が出てくるのは、かつて発した言葉を燃やす意味もあるため、その当時のことに巻き込まれないようにただ流れて通り過ぎていくのを客観的に見ているだけでよい。脳の構造を変えるために瞑想はとても有意義である。感情が穏やかになり、冷静になる。じんわりとした幸せを感じるセロトニンが出されている。こうした瞑想の説明の数々については、日々実感していることだ。

 最後にキールタンを3曲、純粋な自分を思い出すオームシャンティ、喜びを呼び起こすアーナンダゴーパーラ、全ての人たちの幸せを願うハレルヤで今日のクラスは終了。
 その後、指導者養成コースでご一緒したHさん、Nさん、AさんとSさんを囲んで5人で写真撮影。懐かしい思いがこみ上げてくる。

 サットサングの後はSさんの個人セッションの時間。くじ引きで最後に引いたところ、なんとトップバッターであった。また、セッションの前にはビレッジスタッフの方がお薦めされたフェアリーのオラクルカード(それぞれのカードに美しい絵柄とメッセージが描かれたカードセットで、シャッフルして1枚選ぶとその時の自分にぴったりのアドバイスが得られるストレスケアアイテム)を引いてみたところ、“希望を持ち続ける”というカードを引き当てた。5分前まで奇跡を諦めてはいけないとのこと。セッションではこれからの治療は奏功し、身体にダメージが出ることなく笑って過ごすことが叶う、というお墨付きも頂き、癒して頂いた。

 マンダラの塗り絵を始めて集中する瞑想にもチャレンジ。大人の塗り絵が流行っているが、小さな頃好きだった塗り絵にすっかりはまってしまった。その後、温泉大浴場で温まった。明日は朝ヨガからスタート。また素敵な1日が始まりそうだ。愉しみなことである。

 留守番してくれている夫も私を見送った後、都心の博物館に出かけ、その近辺を散策し、夜は恒例の百貨店駅弁大会で、息子に教えてもらったという珍しいお弁当を買ってきて楽しんだ模様。良かった。
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