新しく始めたジェムザールのせいなのか、吐き気止めとして事前に投与されたデキサート(ステロイド・デカドロンのジェネリック薬)のせいなのか、気持ち悪さと顔のほてり、熱っぽいのだけれど寒気がする、そんな嫌な気分が今日も続いている。
吐き気とだるさは相変わらず。昨夜は煮炊きをするのが嫌で、夫には申し訳なかったがほぼ冷凍食品オンパレードの食卓になった。食べられた量は普段の3分の1程度。今朝はいつも頂く青汁がどうにも飲めない。パンも果物も申し訳程度。ドンペリドンの助けを借りてなんとか流し込む感じ。
今日も仕事が山積だったので、絶不調のまま出かけた。なんとか午前中に大車輪で片付け、午後は強引に休みを頂くことにした。外に出てやけに暖かい風が吹いていたと思ったら4月上旬の陽気だったそうだ。
来週水曜日は再びジェムザール。この土日でなんとか復調して、週明けの月曜・火曜はしっかり前倒しに仕事を片付けて稼いでおきたい。わかってはいたけれど、やはり2投1休のスケジュールは忙しい。木曜日は恐らく絶不調のまま締め切り仕事を片付けてから、東京横断の臨時会議に出向くことになっている。来週金曜日には1クールの投与が終わったところでどのくらい復活しているものやら。
考えても仕方ないとはいえ、もろもろ考えるとあ~ァ、である。とはいえ、具合が悪い悪いといって一日どこにも行かず家に篭ったら、あっという間に引き篭もりになりそうである。出かけて行くところが病院だけ、というのではいかにも病人ではないか。
病気になったけれど頭のてっぺんからつま先まで病人になりきらない、家以外のもうひとつの居場所―職場―があること、それがここまで頑張ってこられたつっかい棒のように思っている。
さて、ここでずっとご無沙汰していた点滴制吐剤デキサートの副作用を復習しておきたい。
①満月様顔貌・肥満(ステロイドによる脂肪細胞の増殖および水分を体内に取り込む作用で起きます)
②細菌やカビなどの感染症に弱くなる(免疫を抑えるため防御が下がります。普段なら感染しないような特殊な菌にも感染しやすくなります)
③糖尿病(ステロイドが筋肉や脂肪を燃やし血糖値を上昇させます)
④胃潰瘍・十二指腸潰瘍(ステロイドが胃腸に働くことでストレスがかかります)
⑤高血圧・浮腫(ステロイドで血管が収縮します。さらに水分やNaを貯留するため血管内の水分が増えます)
⑥肝機能障害(ステロイドが肝臓を通して炎症を抑えるため負担がかかります)
⑦緑内障・白内障(ステロイドで眼圧が上がったり、目のレンズが濁ったります)
⑧精神障害(ステロイドでイライラしたり眠れなくなります)
⑨骨粗鬆症(ステロイドは骨にも作用し、骨密度が低下します)
⑩筋力低下(ステロイドによる筋肉を分解する作用で筋力が低下します)
⑪月経異常(ステロイドホルモンは性ホルモンと似ている部分があるため、生理不順が起きます)
⑫ニキビ・皮下出血(皮膚の代謝異常でおきます。ステロイドで皮膚や筋力が衰え出血しているように見えます)
①のムーンフェイスはもうしっかり始まっている気がする。夫に言わせれば(もともと丸顔なんだし)自分が思っているほど酷くないというのだけれど、とにかく顔が赤くほてって熱く浮腫んだ感じ。熱っぽいというか、熱が出ている時のぼーっとした顔をしている。ステロイドによる脂肪細胞の増殖及び水分を、体内に取り込む作用で起きるという。ステロイドにより血管が収縮して浮腫が起こる、となると5ともセットである。
⑧の、イライラして眠れなくなるは、今のところ割と大丈夫。吐き気と疲れが勝っているせいか、とにかく眠くてだるくてたまらない。今日の午後は殆どリビングに横になったきりで、撮り溜めたビデオをかけながらウトウトウトウトのしっぱなし。
そして、⑫。皮膚の代謝異常により普段できない吹き出物がぽつんと出た。やっぱり嬉しくない副作用である。
こう書くといかにもステロイドが悪者のようだけれど、そうではないことは重々承知している。これで制吐剤がなければ、もっと苦しいのは想像に難くない。天秤にかけてどちらの副作用を我慢するか、ががん治療というものなのだろう。
何はともあれ、ようやく土日。先週リトリートに参加して家事も御留守だったので、リハビリ方々少しずつ動き出したいものである。
吐き気とだるさは相変わらず。昨夜は煮炊きをするのが嫌で、夫には申し訳なかったがほぼ冷凍食品オンパレードの食卓になった。食べられた量は普段の3分の1程度。今朝はいつも頂く青汁がどうにも飲めない。パンも果物も申し訳程度。ドンペリドンの助けを借りてなんとか流し込む感じ。
今日も仕事が山積だったので、絶不調のまま出かけた。なんとか午前中に大車輪で片付け、午後は強引に休みを頂くことにした。外に出てやけに暖かい風が吹いていたと思ったら4月上旬の陽気だったそうだ。
来週水曜日は再びジェムザール。この土日でなんとか復調して、週明けの月曜・火曜はしっかり前倒しに仕事を片付けて稼いでおきたい。わかってはいたけれど、やはり2投1休のスケジュールは忙しい。木曜日は恐らく絶不調のまま締め切り仕事を片付けてから、東京横断の臨時会議に出向くことになっている。来週金曜日には1クールの投与が終わったところでどのくらい復活しているものやら。
考えても仕方ないとはいえ、もろもろ考えるとあ~ァ、である。とはいえ、具合が悪い悪いといって一日どこにも行かず家に篭ったら、あっという間に引き篭もりになりそうである。出かけて行くところが病院だけ、というのではいかにも病人ではないか。
病気になったけれど頭のてっぺんからつま先まで病人になりきらない、家以外のもうひとつの居場所―職場―があること、それがここまで頑張ってこられたつっかい棒のように思っている。
さて、ここでずっとご無沙汰していた点滴制吐剤デキサートの副作用を復習しておきたい。
①満月様顔貌・肥満(ステロイドによる脂肪細胞の増殖および水分を体内に取り込む作用で起きます)
②細菌やカビなどの感染症に弱くなる(免疫を抑えるため防御が下がります。普段なら感染しないような特殊な菌にも感染しやすくなります)
③糖尿病(ステロイドが筋肉や脂肪を燃やし血糖値を上昇させます)
④胃潰瘍・十二指腸潰瘍(ステロイドが胃腸に働くことでストレスがかかります)
⑤高血圧・浮腫(ステロイドで血管が収縮します。さらに水分やNaを貯留するため血管内の水分が増えます)
⑥肝機能障害(ステロイドが肝臓を通して炎症を抑えるため負担がかかります)
⑦緑内障・白内障(ステロイドで眼圧が上がったり、目のレンズが濁ったります)
⑧精神障害(ステロイドでイライラしたり眠れなくなります)
⑨骨粗鬆症(ステロイドは骨にも作用し、骨密度が低下します)
⑩筋力低下(ステロイドによる筋肉を分解する作用で筋力が低下します)
⑪月経異常(ステロイドホルモンは性ホルモンと似ている部分があるため、生理不順が起きます)
⑫ニキビ・皮下出血(皮膚の代謝異常でおきます。ステロイドで皮膚や筋力が衰え出血しているように見えます)
①のムーンフェイスはもうしっかり始まっている気がする。夫に言わせれば(もともと丸顔なんだし)自分が思っているほど酷くないというのだけれど、とにかく顔が赤くほてって熱く浮腫んだ感じ。熱っぽいというか、熱が出ている時のぼーっとした顔をしている。ステロイドによる脂肪細胞の増殖及び水分を、体内に取り込む作用で起きるという。ステロイドにより血管が収縮して浮腫が起こる、となると5ともセットである。
⑧の、イライラして眠れなくなるは、今のところ割と大丈夫。吐き気と疲れが勝っているせいか、とにかく眠くてだるくてたまらない。今日の午後は殆どリビングに横になったきりで、撮り溜めたビデオをかけながらウトウトウトウトのしっぱなし。
そして、⑫。皮膚の代謝異常により普段できない吹き出物がぽつんと出た。やっぱり嬉しくない副作用である。
こう書くといかにもステロイドが悪者のようだけれど、そうではないことは重々承知している。これで制吐剤がなければ、もっと苦しいのは想像に難くない。天秤にかけてどちらの副作用を我慢するか、ががん治療というものなのだろう。
何はともあれ、ようやく土日。先週リトリートに参加して家事も御留守だったので、リハビリ方々少しずつ動き出したいものである。