木曜日。
ハラヴェンを中止にし、パージェタ・ハーセプチン2剤になって2回目の投与翌日。
治療日翌日の都内横断出張も、ライナーのおかげで、指定席で読書をしながら通勤できるのが有り難い。唯一の心配は、これまでのように吐き気止めイメンドを飲んでいないので、パージェタの副作用の下痢が強く出てしまう状態で電車に長時間揺られること。
朝は腹痛で目覚め、やはりお腹が緩い。朝食の前に瞑想をしながらお手洗いに駆け込む事態である。
とはいえ、気持ち悪さもステロイドによる火照りもないので、大分楽であるには違いない。
朝食後にミヤBM錠も飲み、家を出る直前、電車に乗る直前にもお手洗いを済ませる。
往路は、家を出てから1時間半弱の途中乗り換え駅で一度お手洗いに行っただけで済み、腹痛で慌てて途中下車して、お手洗いを探して彷徨うということがなかったのは何より。
会議は順調に進み、予定より早めに出張先を出ることが出来た。お昼は途中乗り換え駅のレストランで、軽めのランチプレートにしておいた。
最寄り駅に到着すると雨が降り出していた。
7月も半ばだというのに本当に肌寒い。厚目の七分袖を着て、先日購入した長めのジャケットを着込んでいたが、まだスースーする感じ。
夫は出張。1泊するので今夜は独身貴族、さて何をして過ごそうかと帰宅したが、結局、疲れてしまってひとり適当に冷凍食品の夕食を済ませ、洗濯物を畳んだら、リビングでビデオを見ながらウトウトウトウト。
夫は温泉地での会議終了後に宴会、二次会、ようやく入浴だったようだが、5人一緒の大部屋だったという。ちゃんと眠れたかどうか。
金曜日。今日も一日小雨模様とのこと。
7月になって以来ずっとろくに太陽を見ていない。どこもサマーセール真っただ中だけれど、夏らしい服装に触手が動かないどころか、今日は5月上旬の気候だというので、薄いニットの上に薄いレインコートで出かけた。
息子が生まれる前、93年の長雨・日照不足で、お米が取れず、スーパーからお米が消えたことを思い出した。確か、米どころに住んでいた義母が心配して送ってくれたのではなかったか。
今年も収穫が心配なことであるが、こんな天気は東京周辺だけのようだ。関西は蒸し暑いと聞いている。
ノー残業デーで帰宅すると夫が直帰で先に帰宅していた。昨夜はやはりろくに眠れなかったそうだ。夕方頃からずっと胃が痛んで、夕食の支度も任せしてしまった。
それにしても去年、6月中に早々と梅雨明けした後のとんでもない猛暑を思うと、とても同じ国とは思えない。救いは、この三連休に予定されているオープンキャンパスで来場者の熱中症を心配することがなさそうだということくらいか。
再来週にはようやく梅雨明け宣言の声も聞こえてきそうだけれど、これでは大物の洗濯も出来ず、なんだか身体にカビが生えそうである。
三連休は特に何の予定もない。先週出かけたためにサボってしまった掃除と片付けを地味に頑張りたい。出来れば洗濯も沢山してサッパリしたいのだけれど・・・。
こう思えるのだから、体調はハラヴェン投与後の、金曜日は悪化の一途を辿り、土日は廃人のごとく寝込む、という悲惨な状況とは全く違うことがお分かり頂けるだろう。そのことに充分感謝をすべきだろうけれど、やれお腹の調子が、とか、やれ痺れと痛みが、とか相変わらず不調にばかり目が行ってしまうところがまだまだ修行中の身なのである。