ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2019.7.26-2中欧5か国の旅スタート、現地入り

2019-07-27 14:30:11 | 

 3時間遅れてオーストリア航空に搭乗し、ウィーンまで。
 所要時間は12時間ほどのフライト。CAさんはイメージカラーの真っ赤なワンピースにタイツ、靴と赤ずくめである。席に着くとウエルカムドリンクが配られ、白い帽子を被ったシェフが最初の食事のオーダーを取りに来た。
 前菜は懐石風の和食かワゴンサービスの洋食がチョイスでき、夫とともに和食を。結局、ここで頂いた素麺が一番美味しかった。メインも夫が金目鯛の煮付け、私はラムのローストに。食後のデザートはワゴンでチョイスだったけれど、ケーキがちょっと甘すぎて重かった。食後はさすが珈琲メニューが充実しており、10種類から選ぶ。マリアテレジアとお洒落な名前のついたものなど。

 食事が終わるまでに新作洋画を1本見終わり、そうこうするうちに電気が暗くなって皆様どうぞお休みください、といった感じ。しつこく邦画を1本観てフルフラットシートで足を投げ出して眠る体勢に。浮腫みの心配がない快適な12時間の筈だからそれほど疲弊しないとはいえ、長時間フライトに変わりはない。しかも今回はかつらを被っており、起きたときに酷くずれていたらどうしよう、なんて考えながら寝返りも思い切って打てないし、5時間ほど目を瞑って横にはなったが、足は痺れているし腰は痛いし。あまり休まらず。

 気づけばあと1時間半ほどで到着となり、到着前の食事サービスになる。お腹は空いているのか空いていないのかわからないけれど、乾燥していて目も鼻の穴の中もパリパリ。

 離陸後飛行時間は10時間半ほど、現地時間夜の9時に無事着陸した。外は曇り、外気温は28度とのこと。
 パスポートコントロールは小じんまりしており、「Grüß Gott!」と挨拶されて、ドイツ語圏にやって来たのだと気づく。大学時代に青春の思い出に学んだ第二外国語でお礼を言う。乗り継ぎもないのでこれだけでおしまい。

 今回のツアーは11名。熟年夫婦ツアーといった感じで、私達以外の4組のご夫婦に女性お一人参加。初めての全員集合、ご対面は飛行機を降り、各自入国手続きを終えた後だ。何かトラブルがあったのか、なかなか男性の添乗員Nさんが出てこない。先に行ってしまった3人とようやくターンテーブルで合流した。
 空港を出発出来たのが小一時間後。外は蒸し暑く、31度と出ている。熱帯夜か。

 ホテルには日付が変わって12時半くらいに到着といわれていたけれど、途中ガソリンスタンドでお手洗い休憩をしたのは11時半を廻ったところで、ここはもうハンガリーだった。空港から1時間ほどで国境を越えたらしい。
 ハンガリーの通貨はフォリントだけれど、2人で1ユーロでOKといわれ、お手洗いに入る。更に120Km揺られて、結局ウィーン国際空港から230kmをバスで走ったことになる。ホテルにチェックイン出来たのは夜中の1時。家を出てからほぼ24時間の長い長い一日であった。もうヨレヨレ。

 部屋にはバスタブがないかも、と事前の案内があったが、無事浴槽で手足を伸ばすことも出来た。Wi-Fiが繋がって、無事到着した旨こちらの様子を息子に知らせることも出来て一安心。
 当初の予定では、ホテルに入る前に市街を一望できるゲレルトの丘を経由ということだったが、さすがに真夜中、明日に廻しますということで、明日は7時モーニングコール、9時出発。
 ベッドには入れたのは2時を大きく廻って3時近く。疲れ過ぎてお休みなさい・・・からなかなか寝付けず朝を迎えた。

 というわけでこれから朝食を済ませ、ブダペスト市内観光に出発します。
コメント
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