ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2024.6.2ドセタキセル4回目(6割減量2回目)+ジーラスタボディポッド4回目11日後のこと 朝寝坊した大安の日曜日は・・・

2024-06-02 23:58:00 | 日記

 昨夜もブログアップ後、ドラマの録画を視てから入浴し、念入りに手足のケアを済ませてからベッドに入った。久しぶりに都心に出かけ、8,000歩も歩いたことで手足がジンジン痛む。またしても日付が変わってからの就寝。

 今朝、日曜日仕様のスマホアラームが鳴るまで目が覚めず。お手洗いを済ませ、次に目覚めたらあっという間に1時間が経過していた。夫はまだ寝ている様子。疲れているのだろうと起こすのを止めて、YouTubeを見たり、ブラバンのH君が早速リクエストに応えて送ってくれた演奏会等の音源を聴きながらベッドでお行儀悪く過ごす。
 1時間半近く経ってもうんでもすんでもない。流石に具合が悪いのか、と心配になって声を掛けたら、まさかこんな時間とは・・・、とびっくりして起きてきた。
 とても朝食とはいえないブランチを摂り終えると、既にお昼だ。お天気も良くないので、洗濯機を廻すのはやめて夕方出かける迄静かに過ごすことに。

 昨日預かってきた部誌2冊のうち1冊をかなり真剣に読んでしまう。16歳の冬、いや~皆凄く真面目。それでも既にちゃんと各々のアイデンティティが確立されていたな~と改めて思う。
 練習や試験、読書のこと、男女の役割分担等まで話題が及んでいる。残りの1冊は私がトップバッターで書き始めている。ちょっと怖いので、また別の日に読むことにして仕舞う。
 その後、スクラップしたコラムを読んだり、録画したドラマを視たり、家事らしい家事は何もせずにまったり。

 大安吉日の今日は息子夫妻と母、私達夫婦5人で、結婚祝いを渡す目的も兼ねて、2人のハネムーンの帰国報告夕食会である。
 母をサ高住でピックアップしてからレストランに向かう。当初は電車かバスで行く予定だったが、予報通り本降りの雨が降ってきた。荷物もあるし、・・・とめげてタクシーで向かうことに。
 雨のせいか、なかなかタクシー会社に電話が通じず。3社目で漸く捕まる。
 前回母のサ高住を訪れたのはイタリア旅行直前だった。2か月ちょっと経ってしまい、かなりのご無沙汰だった。毎回気づいた所はあれこれ指摘して、出来るだけ綺麗に過ごせるようにしているのだけれど、また母の“何でもとりあえず取っておく”ペースになりつつある。
 実家で捨てる予定だったグラスまで持ち込んできていて、ため息が出る。食器棚の中の不要な物をその場で断捨離。

 今日着ていく洋服を選ぶ。クローゼットには沢山の洋服がかけてあるのに、今、着られる洋服がなかなか見つけられない。母はなかなか選べない。あれを出したりこれを着てみたりするが、決まらない。結局私が見立てる。
 箪笥に綺麗に整理して入れた筈なのに、いつの間にかそれも崩れて煩雑に色々なものが重なっている。それを見ると、毎回自己嫌悪に陥るのだが、ついついお小言の連射になってしまう。隣の部屋で夫が聞いていて、もう止めろという。止めたいのは山々なのだけれど、このまま放置していたら実家の二の舞である。

 そうこうしているうちにレストラン予約時間が迫ってきて、タクシーの手配。行先のレストランは地元では有名な場所なので、問題ないと思っていたら、あいにくご存知なかったようで、ナビを見つつも途中で迷われてしまった。「あれ、もしかして迷っていますか?」と訊くと、そのようで慌ててメーターを倒して大回りをして何とか到着した。私鉄の駅から乗った息子夫婦たちの方が先の到着で、ウエイティングルームでお茶を頂いているところだった。

 豪商の邸宅を思わせるレストランはジャパネスクとアールヌーボーの装飾品の数々が飾られ、和と洋が混じり合う大正モダンの香気漂う空間。これぞ非日常な贅沢である。
 一番奥の個室に案内される。窓からは雨に濡れた新緑が美しい。今日のコースのご案内の後、涼し気なグラスに美しく盛られた冷たい前菜が、続いてガラスのお皿に綺麗に盛り付けられて2品目のマリネが、3品目もシェフの技に目を奪われながら、温かい前菜が。
 冷製スープを頂いた後は、お魚、お口直し、お肉、お食事と続く。香りや音までも味わえる臨場感の下、自慢のお料理、旬の食材の数々を五感で頂く。これぞ鉄板料理の醍醐味だ。
 夫はワインを3杯も飲んでご機嫌さん。息子もお嫁ちゃんもそれぞれ地元のお酒等をお代わりして楽しそうだった。

 ここまでで既に2時間半が過ぎ、お腹はパンパン。場所を移して、デザートは2階の別席へ。2人からハネムーンのギリシャ土産を頂き、私達もイタリア土産を渡す。そして本日のメインイベント、母から、そして私達夫婦から2人に結婚祝いを渡す。
 デザートも3種類から選べてこれまた皆捨てがたい素敵さ。お嫁ちゃんも大喜びである。母も小さい身体で、もうお腹一杯と言いつつ、味見はしっかりしている。

 4時間近くの優雅な食事時間を堪能した。タクシーを呼んでもらい、明日仕事の2人を先に乗せて、私達3人は母のサ高住へと向かう。帰りは全く迷うことなく順調に到着したが、母は食べ過ぎたのかお手洗いが危機一髪だったようで、ちょっと大変だった。
 そんなこんなの間、夫が実家の玄関灯の状況を見てきてくれたところ、母が誤って消してしまっていたようで、時間になると点灯する筈のものが消えていたとのこと。亡き父の教育のおかげで、何でも消してしまう、というのが骨まで沁みついていて、サ高住で自動に点灯する筈の電気も全て消してあるのでいつも暗いまま。
 足元が危ないからここは自動にしておいて、と何回言ってもダメなのだ。またがっくりして、タクシーを呼んで、サ高住を後にする。

 帰路も順調に帰宅した。息子夫婦はタクシーと私鉄を乗り継ぎ、私達と殆ど同じ時間に帰宅出来た模様。

 ひとまず10月の結婚式までは大きなイベントはない。ともあれ無事にお祝いを渡せてほっとした。
 明日は眼科に出向いて、老眼鏡を作るための処方箋を頂きに行く予定だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする