ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2024.6.29フェスゴ5回目+ドセタキセル5回目(6割減量3回目)+ジーラスタボディポッド5回目17日後のこと 旅は最終日、神社、大橋、城跡を巡り、無事帰京

2024-06-29 23:38:42 | 

 昨夜はブログアップ後、夕食会場へ。ライブキッチンありのブッフェだったが、今回の旅で初めて私達の貸し切りではなく、他のお客様とご一緒。金曜日のせいか、ちびちゃん連れやら家族連れ、カップルで賑わっていた。

 まだお腹が不安だし、それほど触手を動かされるものもなく、握り寿司を数貫と鯛の茶わん蒸し半分、鳴門金時のグラタン少々でもう満足してしまった。夫が半田そうめんやらうどんやらを作って持ってきてくれて、ちょっと味見。
 マグロの一頭裁きのイベント等もあったがこれも一切れ味見しておしまい。お茶と果物、小さなロールケーキを頂いてギブアップ。残念ながら本当に量が食べられない。

 1時間半の持ち時間もかなり残してレストランを後にし、ホテル内を探検。射的やスマートボールなどの縁日風スペースもあり、藍染め体験等も楽しめる。卓球、いや、ピンポンを少々やってあっという間に息切れしてしまい、早々に止めて部屋に戻る。
 6畳の部屋にはお布団が敷いてある。低反発枕のリクエストも叶えられている。もう一つの12畳の部屋がそのままリビングとして使えるのが有難かった。

 夫は野球中継に夢中。少しお腹がこなれて試合の切りのいいところで展望風呂へ。30分で出る約束をして別れる。
 内風呂のみ2種類で、1つのお風呂には文旦が沢山浮いている。ドライサウナもあり、一応コンプリート。 ちびちゃんたちが沢山いたので、黒いキャップはしたままでシャンプーは諦める。

 部屋に戻り、阿波踊りの公演を見ずに終わる。お化粧も落としているし、ケア帽子なので、お部屋に引きこもり。後から話を聞くと結構楽しめたそう。ちょっと残念。

 夫の贔屓のチームが勝ったところで今度は1階の露天風呂へ向かう。屋外プールは雨降りでパラソルも濡れ、残念な雰囲気。露天風呂は屋根があり、濡れずに済んで助かった。
 岩風呂でなかなか雰囲気が良かったけれど、こちらも混雑していた。それでもゆっくり浸かって端っこの目立たない洗い場でパパっとシャンプーもしてすっかり温まった。夫より早く出たのが凄い。
 ということで、最後の夜もしっかり温泉を楽しみ、手足のケアを終えて早々に就寝。

 今朝はぐっすり眠れてスマホアラームより30分早くすんなり目覚める。
 雨が止んでいる。少し曇っているけれど、天気予報によれば今日は晴れて暑くなるようだ。身支度とあらあらのパッキングを済ませ、朝食会場は昨夜の食事処と同じレストランの和食バイキングではなく、サンドイッチバイキングという1階のレストランへ。
 オープンとともに入場すると、貴重な窓際席を案内された。海が美しい。水面が眩しい。既に朝日が差し込み、暑いくらいだ。

 どれも彩りよく美しく並べられて目移り。1日以上控えめに食事を摂ってきたのでお腹が空いているし、眼も卑しくなっている。スダチドリンクや鳴門金時のスムージーなど地産地消の数々。デニッシュ類もとても美味しかった。ミルクティーを頂き、部屋に戻る。

 朝ドラの復習も最後まで見られず、チェックアウトに降りる。今日の席は初日と同じ4列目。
 最初の立ち寄り先は夫の予想通り、淡路島の代表的なパワースポット、伊弉諾神宮だった。いいお天気で、朝から既に暑い。鳴門大橋を渡ると、そこはもう淡路島。夫婦円満、日本最古の夫婦神様をお祀りする神社に到着である。まだ朝早い。9時からの祈祷のタイミングだったか、宮司さんや巫女さんたちが勢ぞろいで唱えている。

 今を遡る20数年前、チビだった息子と3人で弾丸ツアーに参加し、神戸ルミナリエを観光後の淡路島宿泊時に、ここも訪れたと夫が言うが、私は全く覚えていなかった。トホホ。
 境内の樹齢900年という夫婦大楠は素晴らしかった。神様に夫婦円満をお願いするようでは、どうよ、という夫であるが・・・。まぁ、それはそれとして。
 30分弱の散策を終えて、今度は明石海峡大橋を快走。海も空も青く、梅雨であることを忘れるほどのお天気に恵まれている。

 2つ目の立ち寄り先は夫の予想が外れ、明石城公園だった。球場やスタジアムが隣接しており、芝生が美しいが、お城であるからやはり石段を上らなければ、である。それでも一昨日の津山城に比べて大分歩きやすい。
 なんといってもお腹が落ち着いているし、である。日本に残る12基の櫓のうちの2つ、坤櫓と辰巳櫓がある。それぞれ三重だ。少し歩くと汗がにじみ出る。日焼けを取るか、涼しさを取るかで、ストールを巻いたが、日傘を差していても照り返しが暑い。

 ここでどうやって自由昼食を?と訝しく思っていると、少しバスで移動。向かった先は明石駅前のとある商店街。1時間の自由時間を頂いたが、まだ11時をちょっとすぎたばかりである。お腹はまだ全然空いていない。
 ぶらぶらと歩き、戻りつつ、明石焼きのお店に入り、1人前(15個)と飲み物を頂くことに。夫はタコはどうも・・・と言っていたけれど、たこ焼きとは全く別物。傾斜のついたまな板状の台に乗ってきたふわふわのタコ入り玉子焼きを、お出汁に浸けて頂くのは初体験。とても美味しかった。結局、私4個対夫11個、しっかり平らげた。夫はコーラを2本飲んで、満足そうだった。

 お腹が満ちたところで、バスに乗り込む。北方面から西方面に向かいつつ、1時間10分ほどで、サービスエリアでお手洗い休憩。夫は既に空腹だとパンを買っておやつに。私はまだそれほどでも・・・、と結局家までパンを持ち歩いてしまった。

 今回の旅、最後の立ち寄り先は予想通りの赤穂城跡。本丸跡が庭園として整備されている日本100名城60番目だ。ここで小一時間の散策時間。ラッキーにも、今日明日と本丸が特別公開されている。靴を脱いでスリッパになるが、スリッパは痺れた足からはすぐに脱げてしまって困りものだ。添乗員さんも、何度も来ているが、公開にあたったのは初めてだそう。

 隣接する大石神社は大石家の屋敷跡に建てられた神社で、赤穂浪士47人の銅像がずらりと参道の左右に並んで壮観だ。大黒様と恵比須様が並ぶ門の一番近くには大石親子。私は主税の、夫は内蔵助のポーズを真似て写真撮影。明日は輪越え祭とのことで、しっかり八の字を描いて輪を越えてお参りを済ませた。

 最後の行程を終えると、バスの席にはアンケート用紙。一通り回答して桃太郎空港に到着間際に回収された。
 チェックインを終え、手荷物を預けてお世話になった練馬のご夫婦にもご挨拶をし、解散。
 コンビニで夕食をゲットして前回もお世話になったラウンジへ直行する。ざっとブログの原稿を書きながらお茶をして、セキュリティチェックを受け搭乗口へ。

 定刻に乗り込んだが、羽田の混雑のため、離陸が若干遅れた。機械的に席が割り振られ、夫が前の列の窓側、私は次の列の反対側の窓側となった。おかげで普段見られない外の風景が見られ、富士山も拝めた。

 定刻より20分ほど遅れたが無事羽田に着陸。荷物がさっと出てきたので予定したリムジンバスに乗れ、途中渋滞もなく最寄り駅に順調に到着。そこからタクシーで帰宅し、2人で手分けをして最低限の片づけを済ませた。
 途中酷い下痢には見舞われたけれど、とにかく無事に帰京出来てほっとしている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする