ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2022.3.20-21 エンハーツ26クール目、さらに減量22回目投与後4-5日目のこと 出勤後はダメダメ

2022-03-21 21:40:52 | 日記

 横になって眠ってばかりいるので、昨日何をしていたのか、何を食べたのかすら思い出せない状態だ。
 日曜日。普段通りの目覚ましが鳴った後、時間差で日曜日仕様のアラームが鳴る。目が覚めると同時に気持ち悪い。1時間ほどベッドの中でうつらうつらしてノロノロと起き出す。
 夫は昨日今日と、私が起きていかない朝のうちに、頂いた清見を使ってマーマレード作りに余念がなかった。マーマレードにするのは勿体ないけれど、ご近所に差し上げてもなお夫婦二人で食べ切れる量ではない。リビングにもオレンジとブランデーの甘い匂いが充満していてむせ返りそうになる。

 朝食はピンクグレープフルーツジュースでナウゼリンを飲んでから、オレンジデニッシュを一切れ。とちおとめとりんごをひとかけ、ぶどう2粒、清見1房。青いヨーグルトを頑張って頂く。アフタヌーンティーの紅茶も味がハッキリしない。口の中が常に気持ち悪い。昨日はお通じがなかったけれど、今朝はウサギさん状が少々。
 食後の薬は、昨朝から遅発性制吐剤カイトリルと、魚臭くて喉に引っかかりそうな大粒の疲労止めエルカルチンが加わっているが、相変わらず臭いで吐き気が誘発される。

 会議等のための休日出勤。治療後、絶不調で一日寝込むタイミングの日曜日だから、起きて出かけていけるくだけでめっけものと言った感じ。お天気はいまいち。掃除も洗濯もやるつもりはなし。
 もたもたしていたらあっという間に出かける時間になる。着替えて、身支度を整え、ふらふらしながら出かけた。相変わらず坂道のマスクが苦しい。酸欠だ。
 事務室には既に数名が出勤していて、こちらとは別の会議の準備中。
 週末のメールや机上の書類等を処理して会議資料を整え、別棟に向かう。お昼は抜きで会議が終わってからである。

 週末、新年度の異動内示が出ていた。ひとまず後任が決まったけれど、とにかく週明けの修了式等が終わらないことにはゆっくり引継ぎの時間を作ることもままならない。
コロナ禍で、オンラインになった定例会議は年に1度、今月だけ対面開催になった。1時間半ほどで終了し、挨拶や打ち合わせを済ませて再び自席に戻る。うすら寒い曇天だ。顔は火照っているし浮腫んでいる。とにかく立って歩いているだけでやっとだ。

 ランチタイムというより既におやつの時間になっている。ナウゼリンを飲み込んでから持参したカップスープと果物をお腹に入れる。頭がクリアでないので、細かい打ち合わせ等とても出来ない感じ。
 資料を整理して、最低限の片付けものをして6時間ほどの出勤だった。ヨレヨレで事務室を後にする。

 這う這うの体で帰宅して着替え、そのままリビングに倒れ込む。夫がリクエストしていたシーフードのパスタを作ってくれた。有難く頂く。食事をするだけでとても疲れる。身体がバラバラでまとまらない、ダイニングテーブルで上半身が崩れ落ちそうになってくるのはいつもの通り。
 食後の洗い物だけ頑張ってやらせてもらってから、リビングで横になってドラマの最終回を視ながら眠ってしまった。何度か夫に「お風呂に入って寝るように」と言われたのは覚えているけれど、その元気がなく、結局またそのまま寝落ち。

 気づくと4時ちょっと前だった。またやってしまった。背中が痛い。朦朧としながら起きて食洗器を片付け、お風呂へ。まだ十分入れる温かさだったので、そのままさっと入浴してベッドに入ったのは朝の5時。日付はとうに変わって月曜日の朝に、再び眠るわけである。

 春分の日の祝日。今日が出勤日だったら辛かったなあと思う。マントラCDを廻し、ミントスプレーをかけて横になったらほどなくして朝のアラームが鳴る。消して二度寝。次に気づいたら朝ドラが終わった時間だった。諦めてまた眠る。

 身体がベッドにめり込んでいく感じ。起きられない。夫はもはや起こしにも来ない。私が起きてリビングに行くまで朝食を摂るのを待ってくれているのが申し訳ない。
 吐き気止めを午前中に飲むためになんとか起きる。今朝は夫が作ったマーマレードをオレンジデニッシュに塗って頂く。ブランデー入りとそうでない2種類のものを作ったようで、どちらも美味しかった。朝食を摂ったら、それだけでまたぐったり。

 今日もお天気がぱっとしない感じ。うすら寒い。明日はとんでもなく冷え込むという。
 リビングで横になるとすぐに眠ってしまうのがわかっているから、リビングで横にならなければよいのに、寝室迄行くのが億劫でしかたがない。だからまた眠ってしまう。気づけば夕方近く。夫は遅いお昼代わりにカステラとお茶をお腹に入れていたようだったけれど、私は何か塩辛い味の濃いものが欲しいような気がして、ナウゼリンを飲んでから冷凍のカレーをチンして夫とシェアした。

 そして気づけばまたウトウト数時間が経つ。夕食だよ、と起こされる始末。こんな滅茶苦茶な役立たずの生活が今の治療を続けている限り続くのだなあと思うと、本当に申し訳なくなる。けれど、どうしようもない。
 夕食はツナの鍋を作ってくれた。お豆腐や白菜、シメのうどんがのど越し良く美味しかった。

 あっという間に1日が終わった。母にDuo通話したら、今日もデイサービスに行ってきたという。先週は2つ上の姉(伯母)と、とても久しぶりにランチが出来て3時間もお喋りしたと嬉しそうだった。
 明日は火曜日でヘルパーさんが来てくれる日。頼りなげだけれど、なんとか一人で頑張っていて偉い。4月になったら、仕事と体調を言い訳におざなりになっている母のフォローももう少ししなければと思う。

 食後は洗い物とお風呂洗いだけ済ませた。
 明日は出勤だ。出勤出来る日もカウントダウンとなった。週の半ばからは徐々に体調が戻ってくるだろう。それを待ってなんとか馬力をかけて乗り切りたい。
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2022.3.18-19 エンハーツ26クール目 さらに6割に減量22回目投与翌々日と3日目のこと 少し動くとウトウトばかりの2日間

2022-03-19 22:25:07 | ヨガ
 金曜日。今月末が納付期限の、退職後の保険料等を払込まなければならず。どこか平日に銀行に行く必要があり、思い切って休暇を申請した。出勤日の昼休みに銀行に行っても混雑がひどく、お昼が抜きになるどころか昼休みの時間内に帰って来られる保証がない。
 あいにく昨日までの暖かさは鳴りを潜め、寒さが逆戻りして冷たい雨が降るという予報。

 出勤なら這ってでも起きて出て行くのに、いざ休みとなると気持ち悪くてだるくて起きられない。出勤する夫を送り出すタイミングでのそのそと起きる。腹痛があり、すんなりとお通じがあった。
 食欲はない。ピンクグレープフルーツジュースでナウゼリンを飲んでから、モンブランのデニッシュをやっと一切れ。バナナスムージーも青汁もパス。バナナを2かけ、ふじりんごを1かけ、Sさんのお母様から届いた熊本産の清見を1房。青いヨーグルトを何とかお腹に入れたらもうそれだけでイナフ。

 食後はイメンド80㎎、デカドロン4㎎。いつもの整腸剤ミヤBM錠。胃薬タケプロンを口内で溶かす。今日もコデインは飲まずに様子見。テ・オ・ショコラの紅茶を淹れてはみたが、全く美味しく感じられない。
 
 ASAREさんから頂いたアロマストーンにミントやユーカリ系の精油をたらし、アロマポットにも同じ精油をたらしてアロマを炊いた。息が少ししやすくなる感じ。少し横になって休んでから、うたた寝してしまわないうちに小雨の中、厚着をして駅前の銀行迄向かった。
 寒いけれど、最強のダウンコートを着込むほどではない。一時の真冬の寒さとは少し体感が違う。湿度が喉に優しい。

 銀行では30分待ちの看板が出ていたけれど、納付書等を見せて受付手続きをしたら20分待ちのスリップを頂いた。その時持っていたキャッシュカードを出したら、合併前のあまりに古いもので驚かれた。
 働き始めた当時からの給与振込口座だからもう37年のお付き合いになる。先日の待ち時間に懲りて文庫を持って行ったけれど、スマホをちょっといじっているうちに呼ばれた。
 それにしても今どき、保険料が納付書を持って窓口でしか振り込めない、というのだから恐れ入る。いかにも役所的である。
 払込を終えたのは銀行に入ってから20分かかったかどうか、というほど順調だった。その足でドラッグストアまで足を伸ばし夫のサプリだけ買って帰宅した。1時間ちょっとの外出だった。それだけでもうぐったり。

 帰宅後、年金の繰り上げ請求に関して所管部署に問い合わせの電話をかけるため、関係書類をチェックする。一つのことをするのにとても時間がかかる。
 寒かったので、お昼は何か暖かいものがいいな、と冷凍のほうとうを半分ほど頂いて温まる。
 予定通り午後、共済組合に電話をし、疑問点を解決して4月1日以降に書類送付をする算段が整った。
 
 ほっとしてリビングで横になったらいつの間にか眠ってしまった。気づいたらもう6時である。外は暗い。慌てて食事の支度に立つ。夫が30分もしないで帰ってきてしまう。いくら体調が悪いとはいえ、終日家にいるのに都心往復して働いてきた夫に一から食事の支度をさせるのは酷すぎる。

 キットのホットサラダだけ準備して、後はレンチンの炊き込みご飯と湯煎だけのおかず、インスタントのお吸い物ということでお茶を濁す。寝てばかりいるからお腹の動きが悪い。薬を飲むだけのために食事をお腹に入れる感じ。お腹の中はモタモタしてグルングルンする。
 食後の片付けは夫に任せ、録画したドラマを視ながら、また眠ってしまう。

 目覚めたら夜中の3時。土曜日、日付がとっくに変わっている。夫が入浴してリビングを出て行ったのすら全く知らない。一体どれだけ眠れることやら。眠っているときだけは気持ち悪くないけれど、起きるといきなり吐き気が襲う。
 ぼーっとしてタリージェを飲み忘れていたことに気づき、赤いヨーグルトで飲んでから入浴。夫は何時に眠ったやら、まだ湯船のお湯は温かかった。玄関にはもう朝刊が届いている。

 ベッドに入れたのは4時。さすがにその後はなかなか眠れず。いつものようにマントラCDをかけても、眠るどころかギンギンのまま1時間が過ぎる。寝がえりを打ちながら悶々と過ごしていたら、5時過ぎに、昨日モデルナワクチン3回目の接種を終えたという息子から、8度2分を示す体温計の写真がLINEで送られてきた。
 解熱剤を飲んで水分補給、冷えピタをして安静に、と伝える。朝から8度超えはしんどい。先日の私のようだ。

 ベッドの中で朝ドラの復習をして、チコちゃんを視てからノロノロ起きる。今日は午前中だけはお天気が良いようなので、溜まった洗濯機を廻す。
 朝食はピンクグレープフルーツジュースでナウゼリンを飲み込んだ後、昨日食べきれなかったモンブランデニッシュの残りを1切れ。ぶどうととちおとめを1粒ずつ、バナナを1かけ、りんごを2かけ、清見を1房と青いヨーグルト。
 夫が淹れてくれたハーブティは何やら全く美味しくなく飲めなかった。完全に味覚異常である。
 今日からは、いつもの薬に朝食後の吐き気止めカイトリルに毎食後、疲労止めの魚臭い大粒のエルカルチンが加わった。本当に飲みにくい。
 
 今日はSさんのオンラインクラスを申し込んでいる。これがなかったら昼を超えて眠ってしまうと思ったからだ。10時半スタートのキールタンメディテーションクラス。5分程前にZoomに繋ぐ。
 今日は3連休ということもあってリアル参加より録画参加の方が多いそう。リアル参加は数名の贅沢な時間だった。Aさん、Jさん、Tさん、Yさん。皆顔見知りの方ばかり。朝のご挨拶をして定刻通りクラススタート。

 慣れている方ばかりなので、復習はさらっと流すということに。「今、世界で起きていることに心を痛めている人も多いと思うけれど、こんな時だからこそ、意識して、意図して、自分の中の心を平和、調和に向けていくこと、保っていくことが社会貢献になる」という言葉が胸に響いた。こういう時ほど祈りの言葉は現実化するというのがヨーガの教えである。

 今日はジャヤ ガネーシャ、オームナモー バヴァガーバテー、ゴーヴィダ ナーラーヤナの他、初めて歌う単語の長いキールタンやメロディーが変わっていくキールタンも登場して、頭の活性化になった。トヴァメーヴァ マーターの後はハレルヤで終了。 
 少人数だったので参加者からひと言ずつ感想を言わせて頂くことも出来た。1時間、ひたすらキールタンを唄うというシロップに浸かって、気持ち悪さだけを感じる時間を忘れることが叶った。
 来月も、調整が出来ればまた第3土曜日にキールタンクラスを開催して頂けるとのこと。御礼を言ってクラスを退出した。

 瞬く間に1時間ちょっとが過ぎ、リビングに戻る。疲れてちょっとリビングで横になるつもりがまたウトウト。
 夫はカップ麺のお昼を摂っていたけれど、私はあまり触手が動かない。結局、小さなカップうどんを作ってもらって半分お腹に入れて薬を飲んだ。食後仕方なく飲むエルカルチンが臭くて吐きそうになる。その後はまたドラマの録画を視ながらウトウトウトウト。午後からはお天気が崩れてきて雨が降ったようだけれど、その間夫がスーパーに買い出しに行ったことすら知らずに寝ているうちにまた夜になった。

 息子は高熱の割にはしんどくなく、午後には7度台後半に下がったとのこと。楽になっているならよいけれど、とにかく無理せず安静に、と伝える。

 ドラマでオムライスを食べていたのを美味しそうと呟いたら夫が作ってくれた。それでも半分も頂けず、スープは上澄みだけで申し訳なかった。片付けもするつもりだったのにそれも代わって済ませてくれた。ああ、本当に食べて寝てだけの役立たずだ。
 朝淹れてもらったマグカップの紅茶は結局飲めず、お昼に淹れてもらったほうじ茶を半分ほど頂く。さすがに水分不足でお小水が茶色い。

 母にDuo通話をしたけれど、具合が悪いことを話す以外に話題がなくて、まいってしまう。
 昨日も今日も実際に動けたのは2時間にも満たない。明日は休日出勤。月曜日が祝日であるのが救いである。
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2022.3.17 エンハーツ26クール目 さらに6割に減量22回目投与翌日のこと へとへと

2022-03-17 22:45:54 | 日記

 昨日はブログアップの後、さすがに空腹を感じ、夫が残しておいてくれた海鮮巻を摘まんでから赤いヨーグルトドリンクでタリージェを飲みこんだ。

 ステロイドのおかげで、疲れているのに眠くない。時間潰しにドラマの最終回を録画で見て、そろそろ入浴をしようかと思ったところ、震度6の地震である。最初は横揺れが、次は縦揺れが長く大きくしつこく続いた。スマホを見ればほぼ2分毎に3回連続。震源地は東北である。津波注意報も出た。嗚呼、あれから11年経ってもなお、この大きな地震である。一体大地の揺れはどれだけ繰り返すのか。入浴するのも憚られ、ベッドに入る気分をすっかりそがれてしまった。
 
 入浴後、マッサージサロンのWさん特製の吐き気止めアロマオイルで、ふくらはぎから足の甲まで丁寧にマッサージ。ベッドに入ったのは当然日付が変わってから大分経ってからのこと。
 おまじないマントラCDをBGMにして、ミントスプレーを枕と部屋にシュッシュとしても、やはり気分は優れない。お腹のモタモタと火照りも時間が経つにつれて酷くなる。電気を消して寝返りを打ちながらなんとか眠りについた。

 今朝はアラームが鳴る少し前に目覚める。また腹痛だ。吐き気止めを入れるととたんに便秘になるけれど、昨日までは酷い下痢だったから、うまく調整出来たのか少し緩めのいい排便だった。
 夫は休務日。珍しく起きてこないので、そっと起きて自分の分だけ食べられそうなものを揃えて朝食の支度をする。

 まずは吐き気止めのナウゼリンを飲む。青汁もバナナスムージーも作らず、息子がお土産に買ってきてくれた好物のチマキをチンして時間をかけてお腹に入れて、胃痛防止の青いヨーグルトを頑張って頂く。果物はバナナを半分、ふじりんご一切れ。ダージリンティ―をマグカップに七分目ほど飲めたか。
 食後は治療翌日、翌々日限定の吐き気止めイメンド80㎎、デカドロン4㎎。整腸剤ミヤBM錠、胃薬タケプロン。痛み止めのコデインは今朝も飲まずで大丈夫。小さなグラス半分のピンクグレープフルーツジュースで飲み下すだけでお腹一杯になった。
 職場にもミニマグに入れたダージリンティーを持参。昼配達してもらうお弁当はこのお腹にはちょっと重たすぎるので、生協で届いたミックスサンドイッチと、小さなタッパーにりんご一かけとぶどうととちおとめを1粒ずつ入れ、ヤクルトとヨーグルトを持ってランチにする。
 食事が終わった頃、夫が慌てて起きてきた。寝ていてくれてよいのに。

 治療翌日の気持ちが悪い日用の楽々服装は、ゴムウエストのストレッチが利いた着心地の良いワンピースにスカーフ。すっかり暖かくなったけれど、薄手のタイツで冷えないように。カシミヤとシルクのストールをしてロングのトレンチコート。
 夫の見送りを得て家を出て歩き始めたが、うーん、気持ち悪い。イメンドが効いてくるまでの辛抱だが、不織布のマスクはやはり苦手だ。抗菌アロマリフレッシュスプレーをシュッシュとしてからマスクを付けているけれど、気分は優れず息苦しい。

 自席に着き、昨日までに届いた机上の書類や溜まったメールに全速力で対応する。昼休みから開始する会議資料を読み込む時間も足りず、電話を受けたり、なんやかんやで瞬く間に午前中が過ぎる。
 お腹は気持ち悪くグルングルンしているけれど、ナウゼリンを飲んで持参したランチを10分間でなんとか流し込んだ。食後はミヤBM錠を飲んで別室へ移動して会議へ。

 たっぷり2時間かかって会議が終了し、自席に戻ってまたしても溜まっているメール等の処理。本当にこの時期、仕事はこなしてもこなしても湧いてくるのである。吐き気は続いているが、喉が渇いてマグの紅茶は飲み切る。
 乾燥しているのか、まだ水分が足りず、1階に降りて自販機でペットボトルを購入した。ガムを噛んでいても生唾が出てきて、口の中がいつも気持ち悪い。お昼休みも外に出ず座りっぱなしなので、足が重くだるい。

 あれこれ片付けていたら退勤時間になったが、定時には帰れず。疲れて眼はしょぼしょぼしてくるし顔は火照って熱っぽいし、何よりお腹がグルングルンして気持ち悪い。ガックリ疲れて帰宅の準備をする。
 気が張っているし、やるべきこと、やらなければいけないことがあるから、治療翌日でもなんとか乗り切っている。が、疲労困憊で帰路も気持ち悪いまま。今日の歩数は職場往復だけで4,000歩ほど。

 帰宅後、DM等を片付けているうちに夫がキットを使って夕飯を作ってくれた。私は母にDuo通話をしてから退職関係の書類の準備等。食欲がないけれど、ナウゼリンの助けを借りていつもの半分程度はお腹に入れられたか。
 だるくて眠い。肩も凝っているし腰も痛い。やはり昼休みに駅前まで往復するかどうか、身体を動かせるかどうか随分疲れ方が違う。
 へとへと、と言う四文字がぴったりの木曜日である。

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2022.3.16 採血後、腫瘍内科診察、エンハーツ26クール目 さらに6割に減量22回目無事終了 

2022-03-16 22:44:30 | 治療日記

 昨日は定時過ぎまでみっちり仕事をして、ライナーで帰宅した夫とレストランで合流。ぱぱっと夕食を摂ってから前泊ホテルに向かった。

 車内でのお伴は真梨幸子さんの「初恋さがし」(新潮文庫)。帯には「想い出の向こう側は地獄です。会わなければかったのに。イヤミスの女王が放つ、戦慄のラスト!」とある。7つのエピソードから成っており、2つを読み終えたところで瞬く間に病院最寄り駅へ。うーん、面白いけれど、なるほど間違いなくイヤミスである。

 今回は、お正月に家族と泊ったホテルにチェックイン。荷物を置いて、ショッピングセンターで明日読む文庫本、コンビニで明日の朝食等を買い、部屋に戻ってお茶を飲んで一服。

 前回治療後の体調に関する問診票等を埋めて早めに入浴し、ベッドに入った。とても疲れていてコロリと眠った。4時間ほど眠ったところでお手洗いに目覚め、その後、2時間ほど二度寝して腹痛で目覚めた。
 その後はなんとなくトロトロしただけで、アラームが鳴る前に目覚めてしまった。今日も暖かいというが、曇天。17階の部屋からは病院方面もみなとみらい方面も望める。

 浴槽足湯で浮腫みがちな足をマッサージし、身支度を整えて新聞やニュースを視ながら部屋でデニッシュとヨーグルト、ジュース、紅茶の朝食。夫にLINE連絡をしたらもう朝食が終わったとのこと。明け方は緩めだったが、腹痛で下痢が始まった。何度となくお手洗いを往復。これは困ったなあという感じ。
 食後、母にDuo通話。変わりなく朝食を摂っているようで安心した。BSの朝ドラを視てからチェックアウト。今日は30時間ステイプランでチェックアウトが夕方でOKなので、荷物はまとめて部屋に置いたまま、最低限の手提げだけで身軽に出かけられた。

 病院に到着。早咲きのおかめ桜の濃いピンクが見事だ。受付のIDカード機では長蛇の列。年度末で混んでいるのだろうか。
 採血受付へ移動して、ピンク色の受付番号表を取る。椅子はそれほど埋まっていないが、電子掲示板を見ると、20人近く待っていて、待ち時間は17分と出ている。

 エコバッグにコートを収納し、環境整備。時間より少し早めに番号を呼ばれた。
 今日の採血は初めてお見かけする臨床検査技師のHさんという男性。丁寧だったけれど、針刺しはそれなりに痛んだ。時間もいつもよりかかった感じだったけれど、抜く時はそれほどでもなくてほっとする。お礼を言って席を立つ。

 止血をしながら向かいの腫瘍内科に移動する。待合い椅子は混んでおり、定位置の席は埋まっている。受付正面の席を確保してから受付に並ぶ。いつものように問診票の追加を頂き、今回は咳と息切れ以外全て「ない」に〇をして、咳と息切れ「ある」の前に“たまに”を追加した。
 真梨さんの本の続きを読みながら待ち時間をやり過ごす。スタッフ全員が女性の調査事務所に訪れる依頼人たちがだんだん繋がって来る。面白い。けれど、いかにもイヤミスである。真犯人、なるほど、そうきたか、である。

 採血から1時間過ぎたところで、血圧測定。99-62、脈拍が90。低めである。その後20分ほど待って”中待合いへどうぞ”に番号が出た。さらに15分ほど待って、先生がドアを開けて会釈をされた。病院チェックインから先生にお目にかかるまで今日も2時間ほど。

 「おはようございます。」と挨拶して、荷物を籠に入れ、自分の体調管理ノートやエンハーツダイアリー等を出して席に着く。
 「さて、それでは。」と体温計を渡され、脇に挟む。6度6分。
 「どうでしたか?」と訊かれ、「はい。今回はちょっと色々ありまして、1週間から10日はいつも通りでしたが、その後、コロナワクチン3回目接種の副反応で、吐き気や下痢に苦しみ、ようやく落ち着いたところで、週明けから気管支炎で発熱し、クリニック受診、5日間抗生剤等を飲みました。ようやくここまで声が出るようになりましたが、まだ咳が残っており、本調子ではない感じです。今朝もお腹を壊しています。発熱があった時にはSPO2や脈拍、血圧等もちょっと数値が良くなかったです。まああと半月で退職なので、忙しくて疲れ気味なのもあります。」とお答えする。

 「いよいよ、フィナーレですか。今日の採血の状況ですが、まあ普段どおりといったところですね。」とのこと。PCを覗き込むと、マーカーは2割弱上がっているが、正常範囲内だしそれほど気にしなくて良いとのこと。そして「(仕事を終えて)4月以降、CTを入れましょう」とのこと。念のため測定したSpO2は97%、脈拍は81。
 というわけで今日も治療続行である。3週に1度が4週に1度になったので30クールではなく26クールになったけれど、当初の予定通り現役中はエンハーツを続けるという目標通りだ。
 
 コデインは頓服のみで済んでいるので今回も処方なしで、それ以外はいつも通りお願いする。
 お礼を言って、診察室を出、化学療法室へ移動する。お二人待っている。すぐにお手洗いへ。相変わらずの水様便。点滴を繋げたままお手洗いを往復するのは出来れば避けたいなあと思う。受付番号は16番だ。待合い椅子に座ったら、Okさんからすぐにイメンド125㎎が届き、その場で飲む。そして今日は内側の奥から2番目のリクライニングシートに案内された。それから夫やお友達にLINE報告。

 ほどなくして薬剤師のKさんが見える。今回も様子を報告し、痺れの様子等の聞き取りをして薬局への情報提供書を書いてくださる。
 30分ほどして初めましてのKmさんが針刺しに見える。ヘルプだそうだ。既に化学療法室では異動内示が出て、新規に2名入ってきて、1人が出るそうだ。どなたとは聞かなかったけれど・・・。
 そんなわけでかなりバタバタしており、あちこちで点滴が終わった音がピーピー鳴り続けていたけれど、てんてこ舞いでなかなか止められないといった感じだった。針刺しはお上手だったのでラッキー。
 ただ、ペッタリとシールで固定されてしまう。粘着力が強く、後で真っ赤になって被れるので避けて頂いているのだけれど、これも初めての方なので強く言えない。

 20分ほどしてKwさんが薬を持って見える。
 アロキシ、デキサートの吐き気止め点滴から始まり、ピーピー鳴り続けてから今度はブドウ糖に替えて頂く。
 2冊目のお供は、小林聡美さんの「聡乃学習(サトスナワチワザヲナラウ)」(幻冬舎文庫)。帯には「今、やりたいことは、やっておかなくては。くすっと笑えて背筋が伸びるエッセイ集」とある。私より4つ下の著者が迫りくる老いを感じ、「一人で暮らす」ことを考える。
 ホットヨガや健康体操教室に参加し、憧れの山歩きに挑戦したり、趣味の俳句を愉しむ。そして長く一緒に暮らした愛猫を看取る。無理せずに、興味のあることに飛び込んで、学びを得ながら、軽やかに丁寧に送る日々を綴る」とある裏表紙のとおりで、読後爽やかな気持ちになった。
 採血結果のプリントアウトを見ると、白血球は5,400、好中球は3,200もあった。コレステロールは相変わらずH、その他アルブミンも相変わらずL。
 
 Kwさんが見えて終了時の血圧測定。95-55。脈拍数は73。抜針もKwさん。衝撃なくほっとした。
 ペッタリと貼られたシールも丁寧に剥がしてくださったけれど、やっぱり痛かった。

 お手洗いを済ませる。もうお腹が空っぽなのだろう。水分のみ。腫瘍内科で受付表を出し、処方箋のデータをFAXで薬局に送る。
 待合い椅子はとても混んでいたが、10分ほど待ってから自動支払機でお支払い。カードで11万円弱。

 外に出るとコートは不要なほど陽射しがあり、温かい。薬局へ移動すると待っている方たちはそれほどいなかった。FAXは無事に届いていたようだったけれど、今日も後から来た方たちに抜かされてなかなか呼ばれない。結局、今日も小一時間の待ち時間。

 今日は初めての女性薬剤師Kさんから薬を頂く。電子マネーが使えるようになっていた。9,000円弱のお支払い。薬局をLINEのお友達登録をすると、薬の登録等が出来た。病院のFAXを通さずに処方箋を読み込み出来るので、今以上に待ち時間がなくなるようだ。副作用相談もLINEのトークで可能だそうだ。それなら電話でフォローは要らないかもしれないが、ひとまず今回はお願いしておいた。
 来週の火曜日、午後から在宅勤務日を予定しているので、終了後の夕方にお願いした。このタイミングなら体調不良がリアルに伝えられる筈だ。
 今日の病院と薬局の滞在時間は合計で6時間強。

 空腹なので、お正月に家族と行ったインドタイレストランへ。トムヤン麺とガパオライスのハーフセットをチョイス。食後はマサラチャイ。ランチタイムにしては時間が遅かったけれど、それなりにお客さんが入っている。4人席に1人で座れたのは良かった。

 ゆっくり食事を摂ってからホテルの部屋に戻り、荷物を整理して、一服してからチェックアウトし、駅へ向かう。最後の快速電車に間に合った。3冊目は黒川伊保子さんの「『話が通じない』の正体 共感障害という謎」(新潮文庫)。黒川さんの本はこれまでにも随分お世話になっているが、今回の帯には「『言われてないからやりません』と言う人たち。『トリセツ』黒川伊保子の最新刊!」とあったので手に取った。裏表紙には「上司はわかってくれない。部下は話が通じない。夫とは一緒にいるだけでイラつくし、二人でいるのに孤独・・・」とあった。実際今どきあるあるなことなのだろうな、と思いながら読み進めた。

 眠いのに頑張って本を読んでしまったので、駅を降りたらグッタリ。寄り道せずにまっすぐ帰宅。帰宅後は生協のお届け品を取り込み、収納した。疲れる。 
 今日頂いた薬やら何やらの片付けをしてようやくリビングに座ったら、ライナーに乗って定刻通りに夫が帰宅した。
 
 夫が生協で届いた夕食を摂っている間、私は気づけばリビングで転寝。食事を摂らないまま、夫が剥いてくれたブラッドオレンジだけ頂いてブログを書いている。
 泣いても笑ってもあと2週間で退職。明日から少なくとも1週間は体調不良が見込まれる。それでも学位記授与式もあるし、内示が出たら引継ぎもしなくてはならない。残り1週間でどこまで満足いく幕引きが出来るだろう。

 明日は通常出勤だ。昼休みから開始のリアル会議。その後のオンライン会議は日曜日のリアル会議に振替え開催の予定である。

 記録のために。月曜日に届いた今月初めてのお花はピンク、オレンジ等の華奢なラナンキュラスが合わせて5本、赤紫のストック、白い花が愛らしいコワニー、ユキヤナギがそれぞれ1本ずつ。花言葉は「華やかな魅力」、「愛の絆」、「正しい主張」、「愛嬌」だそうだ。ガラスの花器に投げ入れて、たっぷり春を感じている。
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2022.3.14 乳がん患者さんのための"おうちでゆったりオンライン瞑想ヨーガ"新年度クラス開催のお知らせ

2022-03-14 20:28:26 | お知らせ

 オンラインクラスを開始して早いもので丸一年が過ぎました。
 コロナが落ち着くまで、とりあえず今出来ることを・・・、と手探りで始められた患者会ASHAREさん主催の“乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス“がこうして年度を超えて続くことになるとは当時は思いもよりませんでした。ワクチン3回目の接種が進んでいるとはいえ、いまだ終息の気配が見えないコロナ禍ですが、気を取り直して再出発の春、来年度のクラスのご案内です。

 「いよいよ春の気配が近づいてきましたね。暖かさと一緒にアクティブな気持ちがUPしてくる季節、まだもう少し続くコロナ禍ですが、お家でしっかり身体を動かしてリフレッシュしましょう!新しいオンライン瞑想ヨーガクラスもスタートからおかげ様で1周年。今回は感謝の気持ちを込めて、なんと人気のアロマギフトからお好きなものを選べる<お得な1周年記念キャンペーン>を実施します!」とのことです。
 
 再び皆さんと集まってリアルクラスを開催するまで、遠方にお住まいの方にも気軽にご参加頂ける、体調等により移動が厳しい方にも会場往復のご負担なく参加して頂ける、というオンライン実施のメリットを生かしながら、リアルクラスの時の内容に近いクラスとしておかげさまでご好評を頂いております。
 4月からは、クラス時間を10分延長し、更にグレードアップした瞑想ヨーガクラスをお届けします。
 乳がん患者さん、また、そのご家族であればどなたでもご参加頂けます。

 下記にリンクさせて頂きます。沢山の方とお目にかかる事を楽しみに、体調管理をしながら精進を重ねてまいります。
 引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス
 

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