毒を放出!

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今年も野伏ヶ岳でテント泊 (前編)

2015-02-27 00:10:06 | お山歩き
行く機会をずっとうかがっていた山行き計画。
2月も下旬になって漸く天気も期待できるタイミングがやって来た。

今年も行くぞ野伏ヶ岳!

ということで前々日からテントやシュラフその他の装備品を引っ張り出しパッキングを開始、忘れ物なきよう準備をした。
そして当日は5時出発で目覚ましをセットし、
寝坊した(汗)
起きたのは子供の目覚ましで、なんと6時半。
飛び起きて、準備しておいた荷物を一気にクルマに積み込み軽く朝食をとって7時出発。
日帰り山行きであれば2時間のロスは致命的だが今回はテント泊、加えてスケジュールもタイトではなく余裕がある。
なんとかなるだろう。
ところで今回は初のソロテント泊。
なので寝坊も許される(笑)
昨年来た場所でもあるので勝手はわかっているつもりだが不安がないわけではなかった。

そして下道と高速を使い4時間掛けて現地着。
着けば昼前の11時、計画では天気次第で初日に山に登ってしまうつもりをしていたが「この時間ではちょっとムリかも・・・」と思いだしていた。

(左)見よ!この積雪量!!(川横の駐車場へ下りる道です)
ここに辿りつくまでもその積雪量に驚いていたが、これまた驚きであった。
「コレが崩れたら帰れなくなってしまうではないか・・・」と余計な心配をしたり(笑)
(中)クーラーボックスに入れてきた食料等をザックに移し最終チェック。
非常に暖かな天気なのでハードシェルにするかソフトシェルにするか最後まで悩んだが、汗抜け性を優先しソフトシェルを選択。
そのジャケットは歩き出して暫く続く林道歩きでは暑いだろうという予想からザックにくくりつけた。
(右)11時半過ぎ歩き出す。
衣装は上半身 : フラッドラッシュスキンメッシュTシャツ → キャプリーン3、 下半身 : ガンマSKパンツ(アンダータイツは無し)

林道歩きが始まる。
ここ数日雪が降ったこともなくトレースが残っており道迷いの心配はなさそうだ。
そして歩き出して15分ぐらいだろうか、巻いて上るルートが辛気臭く可能な限りショートカットしようとザクザク踏み跡のないところを行ったら、
踏み抜き胸まで落ちました(汗)
以降、おとなしく踏み跡を外さないように心掛けることとなった。


いきなりだが牧場跡、そして野伏ヶ岳とご対面。
しかし、なんだ、この暗さは。
天気が冴えない・・・。


(左)人の気配ない牧場跡を行く。
「あ~この天気テンション下がるな~」「幕営地はどの辺りにするかな~」「この分だと(この日は)登るのはヤメかな~」などなど考えながら歩く。
風が吹き流石に風除けがなければ寒くてたまらんのでジャケットを着込む。
(右)幕営地を決めたら雪を掘る。
結局場所は昨年のすぐ近く。
風のことを考えるともっと他の場所の方が良いということもあったが、そうなると景色が面白くないということになるのでロケーションを優先。
そして天気も良いとは言えず初日に登ってしまおうという気も失せたので、代わりに風除けブロックを積むなどに時間をかけることにした。


我が家完成!


(左)我が家内部。
ザックを入れ早速散らかし、寝床も準備。
(右)雪でビイルを冷やす。
今回はいつも以上に荷物が多かった、ビイルもその一つ。
暑さが予想されたので水とスポーツドリンクで合計3L、食料も余分を持たせ、いつもは持っていかないLEDランタンまで持ってきた。

そしてテント張っているうちに天気が回復してきたので歩くことにした。

素晴らしい景色だが、昨年の印象が強すぎていまひとつに感じてしまうのは贅沢な悩みだろうか・・・。
そういえばこの日山に入ってたのは1パーティ2人のみ。
その二人がダイレクト尾根経由で登っているのをテント設営中に見ることが出来た。


一気に天気が回復し青空が出たので行けるところまで行こうと北東尾根方面へ歩く。
昨年の経験からダイレクト尾根よりも北東尾根を選択、その取り付き部を確認しにいくのである。


(左)北東尾根方面のトレースはダイレクト尾根に比べると少なめ。
(右)雪質はこの日の暖かさで多少緩んだ感じはあるが概ね締まって歩きやすかった。


(左)アタックザックに山専ボトル、食料少々、ヘッドランプ、ビレイ時用のインサレーションジャケットを入れ歩いてます。
(右)天気の回復具合が素晴らしいのでそのまま山頂へ行ってしまおうかと本気で考えたが、下山時には日が暮れてしまいそうだったのでそれは諦めた。
明るいうちに晩飯も済ませたいしね。


(左)山頂を目指さないと決めれば、プラプラと森の中を歩く。
(右)今年の豪雪具合を示す一つのがコレ。
昨年は見えていたクリークがこの通り、場所によってはどこにあるのか全くわからないことも。


そして4時前にテントに戻る。
日陰が増えた。
天気が回復しもったいないことをしたかとも思ったが、陽が傾くにしたがって山頂にはガスがかかり見えなくなった。


(左)さて晩飯の準備をしよう♪
(右)その晩飯は今回も鍋!キムチ鍋!!
鍋2回を食ったら、最後に棒ラーメンを入れて〆る。
よう食った。

たらふく食った後は外に出て腹具合を調整し日が暮れるのを見てから早くも就寝。
コメント (2)
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