インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

恐怖の境目

2015年06月09日 | 歴史

しばらく運動会ネタが続いていたので、平成塾って何の団体だか忘れちゃった方も多いのでは?

とりあえず本日から通常ブログもボチボチ再開。
前回は塾生達に、恐怖を目で見せてあげた所まででしたね。



ボールを見ていないから怖いんだと言う事を理解した塾生達。

その最も苦手とするショートバウンドを捕らせてみます。

写真だと解り辛いのですが、塾生達の手前にボールが落ちるように投げてやります。
塾生は自らボールの落下点に素早く移動して、ボールが地面に近い場所にある内に捕球しますよ。
この移動が少しでも遅れると、ボールが上がり切ってしまって捕球が難しくなるばかりか、顔に当たる危険も出て来ますね。


恐怖の原因を理解できたのか、しっかりとボールを見ていますね。

今までと違って、不思議なくらい正確にボールが捕れるでしょ?


まるで落し物を拾ったかのように、ボールをガン見します。

まあ、そこまで見なくても大丈夫だけどね。


何も言わなくても、腰も落ちるようになりました。

顔がボールに近い所にありますよ。


しっかりボールを見てるから、キャッチングスタイルも様になってますね。

如何にも上手そうに見えるから不思議です。


これなんて本当に基本の捕り方。

しっかりと上半身を上から被せて、脇もしっかりと締まっています。

と、ここまで捕れるようになった所で。
少しずつボールを投げる距離を伸ばして行きますよ。


投げる距離が長くなると、それに比例してボールのスピードも少しだけ上がります。

このほんの少しのスピードの違いが、微妙に塾生達に影響して来ます。


先程までの正しいキャッチングはどこへやら。

急に顔をそむけ出す塾生達。


何とかボールを見ようとしているのですが。

身体が正面から逃げるようになりました。


必死でトライしていますが。

目を瞑っているのが丸解り。
身体の横をすんなりとボールが通過して行きますよ。


さあ、塾生達の恐怖の境目が解りました。
どの程度のスピードから怖がるのかを把握した所で。
今度はそれが怖く感じ無いように矯正して行きますよ。