インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

小さくて大きな差

2018年09月01日 | 歴史

あれほど大量に水をかけても、この日は10分もすれば全て乾いてしまいます。



そしてキャッチボール。

豪快に投げ込むキズナ。

身体のバランスも良く、蹴り足も申し分無いのですが。
キズナは投げる時に肘が前に出てこないのよね。
所謂担ぎ投げと言う奴で、腕の使い方が下手なんです。
そこを意識すれば、驚くほど速い球が投げられるフォームなのにねぇ。



そして、実は穏やかな逸材。

この塾生は時間さえ許せば、本当にピッチャーとしてきちんと教えてあげたい塾生ですね。



何が違うかと言うと、肩甲骨の柔らかさ。

これは持って生まれた才能であり、個人の努力では如何ともし難いもの。
簡単に言うと生まれた時から宝物を持っているのです。
中学に入ってから、これに気付いてくれる指導者に出会えると良いんですけどね。
この才能は本当に伸ばしてやりたいねぇ。



だんだんと遠くまで投げれるようになって来たパタ。

それでも、今一つボールのスピードが伸びて来ない理由は・・・・



この写真で解りますね。

そうなんです、腕が完全に振り切れていないんですね。
投げた後の腕は、自分の背中まで回らなくちゃ駄目よ。
身体の前で止まっている内は、まだまだボールが速くならないね。



そして、現在第二次進化を遂げているのは・・・・

投げる際に身体が開く癖に気が付いたコリュウセイ。
軸足を真っ直ぐ前に出す事で、腰の開きを直します。
この写真では、まだ左肩が開いていますが、徐々にフォームが整って来ていますよ。


そして、今回はちょっとキツイ練習が行われました。



主将の掛け声に合わせて、リードだけでの素振り。

最近はバッティング練習に重きを置いている平成塾。
塾生達もだんだんと速いボールに目が慣れて来た所ですが。
何しろバッティングの軸が安定しません。



そこでキャプテンの掛け声に合わせて300回のスイングをさせてみました。

リードはボールを遠くへ飛ばすのに、とても重要な役割を担っています。
これでバットを振り切ってみると、如何に回転軸がぶれているか丸解り。



振り切ってはみる物の、ふらつくカズホ。

重心も前に出たり後ろに下がったり。



良い感じで振れているように見えますが・・・



振り切るどころか、バットに振られています。

これではボールが遠くへ飛ぶ訳は無いわね。



みんな手の皮を剥きながら、必死にバットを振り続けます。

まぁ、日ごろバットを振って無いのがバレちゃいましたね。


投げる時のフォームの微妙な差。
打つ時の軸の微妙なズレ。
これに気が付くか、修正できるかが、2年後にはとてつも無く大きな差となって現れて来ますよ。
みんな今の内に修正しておくんだよ。