インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

高校受験を控える卒部生とお母様へ

2020年08月16日 | 塾長の独り言

これから高校受験を行う卒部生とお母様に、今日は勉強に関するアドバイス。

勉強と言うのは野球で言う練習と同じです。
そしてテストは試合と同じ。
つまり試合で勝つ為には漠然と練習していても、決して良い結果を得る事が出来ません。

よく聞く話しで、この前のテストは75点を取ったから、次は80点を目指しましょうと言うお母さまがいらっしゃいますが、これは勉強のさせ方を根本的に間違えています。
もしも成績を伸ばしたい、または受験で成功させたかったら、取った点数では無くて落とした点数に注目して下さい。

例えば数学で70点を取って来たとしましょう。
そこでは30点を落としているのです。
何の問題で30点を落としたのか、それを表にして記録して行きます。
例えば図形の証明問題で25点、単なる方程式の計算ミスで5点と記入して行きます。
勿論全ての科目を記録する必要は無く、受験に必要な主要5科目だけで良いでしょう。

これを行う事により、不得意な問題が浮き彫りになって行きます。
後はそれを徹底的に復習して、苦手な問題を潰して行くんです。

このマイナス点数が1回の中間テストや期末テストで何点以下に抑えるなんて目標や、ご褒美、ペナルティが有ってもモチベーションアップに繋がるかも知れません。

また、テストを受ける機会は多ければ多いほど、自分が苦手とする問題がより一層はっきりします。
こうする事により日々の目標がはっきりしますので、漠然と長い時間を勉強するより、遥かに効率的で成果の上がる学習になると思います。

中学校3年生になってから、受ける高校が無いと慌てる前に、自分の弱点を無くしておきましょうね。



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
目標 (塾長)
2020-08-16 20:52:33
まあ、まともな高校に行きたいのなら、1回の中間テストや期末テストで落として良い点数は、5教科で100点未満だね。

とは言え、全教科とも60点以下はあり得ません。
中学の勉強は、毎日コツコツやれば必ず点数が取れる科目ばかり。

サボるのは自由だけど、そのツケは一生背負う事になるよ。
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