仙台臨海鉄道 東北博覧会前から陸前山王接続、東日本旅客鉄道線140円区間ゆき 片道連絡乗車券

前回エントリーで仙台臨海鉄道で期間限定で運転されていた旅客列車用の乗車券を御紹介いたしました。そこでも申し上げましたように、同社の旅客列車はJR東日本線から乗り入れる形で運転されておりましたため、殆どの旅客は陸前山王駅で下車することはなく、その先のJR線まで直通で乗車することが多かったようです。
そのため、前回御紹介いたしました社線完結の乗車券よりもJR線への連絡乗車券のほうが遙かに多く発売されていたようです。


   

こちらも日付がございませんが、1987(昭和62)年9月に、臨海本線東北博覧会前駅で発行された、陸前山王駅接続の東日本旅客鉄道会社線140円区間ゆきの片道連絡乗車券です。
青色仙台臨海鉄道自社地紋のA型金額式半硬券で、大人・小児用券となっています。

陸前山王駅から140円区間と言いますと、当時の運賃帯は営業キロ1~3kmとなっておりましたので、岩切駅・塩釜駅が該当します。実際には仙台駅までの220円区間ゆき(合計480円)が一番需要が多かったようですが、記念用として購入しておりますので、一番最短の券を購入しております。

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