東武鉄道 業平橋駅発行 普通入場券

いまから11年前の本日である2012(平成24)年3月16日、東武鉄道伊勢崎線(スカイツリーライン)の業平橋駅が、1931(昭和6)年に浅草駅から業平橋駅に駅名改称されて以来81年間営業してきましたが、翌3月17日に隣接する東京スカイツリー®および東京スカイツリータウン®の開業にあわせ、業平橋駅としての営業は3月16日を以て終了し、3月17日からは東京スカイツリー駅に改称されました。


    大人専用券

    小児専用券

御紹介の券は業平橋駅最終日に発行された普通入場券です。
黄褐色TRCとぶてつ自社地紋のB型大人専用および小児専用券で、同社系列の足利印刷で調製されたものになります。
同社の硬券入場券は大人専用券と小児専用券に分かれており、大人・小児用券は存在しませんでしたので、購入するときは双方欲しくなってしまいますので、1駅あたりの購入価格が跳ね上がりました・・・。

先ほど、同駅は「3月16日を以て業平橋駅としての営業を終了した」と申し上げましたが、この券は翌17日付けにて発行されています。
当時、「最終日付」として3月16日に発行された券がオークションサイトなどで高価で取引されていたように記憶しており、確かに最終営業日は3月16日なのですが、同駅は夜の24時を超え、24時台の15分頃に終電車が発車する関係で、日を跨いでから約15分程度の間に発行された入場券は3月17日付にて発行されています。
そのため、同駅では、3月17日に限り、終電車から始発電車までの間は一旦駅を閉めてはいたものの、業平橋駅と東京スカイツリー駅双方の入場券や乗車券類が発売されたことになります。


    大人専用券

    小児専用券

ちなみに、改称初日である3月17日に発行された東京スカイツリー駅の普通入場券です。


   

重ねてみると分かりますが、駅名は違えど同じ駅で同じ日に発売された券になりますので、ダッチングの印字を見ると、同じ機器で刻印されたように見えます。

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