京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

「舞妓さん」について

2013-12-04 | インポート

京都のシンボル的な存在で、日本の伝統美を受け継ぐ「舞妓さん」。

当館には「舞妓観賞」プランもありますので、ちょっと「舞妓さん」について。

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振袖に、だらり帯。地毛で結い上げた日本髪に、かんざしが揺れ、

おしろいを施した顔に、唇や目元の紅が鮮やかに映える。

これが、思い浮かべる「舞妓さん」のイメージではないでしょうか。

舞妓の花かんざしは、月ごとに決まっています。

1月ー松竹梅

2月ー梅

3月ー菜の花

4月ー桜

5月ー藤

6月ー柳

7月ー団扇

8月ーすすき

9月ーききょう

10月ー菊

11月ー紅葉

12月ーまねき

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舞妓になるためには、「置屋」で、約1年間「仕込さん」として修業を積んで、

仕込みを終えれば、晴れて舞妓としてお座敷に出る事ができる「店出し」があります。

そしてさらに、4~5年間の芸事の修業や経験を積み重ねて「芸妓」となります。

舞妓さんの一日は多忙です。

舞・三味線・長唄やお茶・お花などの多くの芸事を身につけるため、

ほぼ毎日、お稽古に通っています。そして夜はお座敷へ。

京都には、花街が5つ(祇園甲部・先斗町・宮川町・上七軒・祇園東)あり、

総じて五花街と呼ばれています。

五つの花街に、平成25年10月末現在、58人が在籍し、

他府県出身者の方が多く、

近年ではテレビやインターネットで舞妓さんの魅力に触れ、

志願する方が多数を占めているようです。

舞妓のお仕事は「おもてなし」。

今年の流行語大賞も「お・も・て・な・し」。

当館も、お客様をあたたかく「おもてなし」させて頂きたいと思います。

P.S.

今年も「京都・観光文化検定試験」が近づいてきました。

当館からも、数名のスタッフがチャレンジされます。

合格を祈っております。そして、「おもてなし」の輪をつくりましょう!

<京都 好き男>