京都のシンボル的な存在で、日本の伝統美を受け継ぐ「舞妓さん」。
当館には「舞妓観賞」プランもありますので、ちょっと「舞妓さん」について。
振袖に、だらり帯。地毛で結い上げた日本髪に、かんざしが揺れ、
おしろいを施した顔に、唇や目元の紅が鮮やかに映える。
これが、思い浮かべる「舞妓さん」のイメージではないでしょうか。
舞妓の花かんざしは、月ごとに決まっています。
1月ー松竹梅
2月ー梅
3月ー菜の花
4月ー桜
5月ー藤
6月ー柳
7月ー団扇
8月ーすすき
9月ーききょう
10月ー菊
11月ー紅葉
12月ーまねき
舞妓になるためには、「置屋」で、約1年間「仕込さん」として修業を積んで、
仕込みを終えれば、晴れて舞妓としてお座敷に出る事ができる「店出し」があります。
そしてさらに、4~5年間の芸事の修業や経験を積み重ねて「芸妓」となります。
舞妓さんの一日は多忙です。
舞・三味線・長唄やお茶・お花などの多くの芸事を身につけるため、
ほぼ毎日、お稽古に通っています。そして夜はお座敷へ。
京都には、花街が5つ(祇園甲部・先斗町・宮川町・上七軒・祇園東)あり、
総じて五花街と呼ばれています。
五つの花街に、平成25年10月末現在、58人が在籍し、
他府県出身者の方が多く、
近年ではテレビやインターネットで舞妓さんの魅力に触れ、
志願する方が多数を占めているようです。
舞妓のお仕事は「おもてなし」。
今年の流行語大賞も「お・も・て・な・し」。
当館も、お客様をあたたかく「おもてなし」させて頂きたいと思います。
P.S.
今年も「京都・観光文化検定試験」が近づいてきました。
当館からも、数名のスタッフがチャレンジされます。
合格を祈っております。そして、「おもてなし」の輪をつくりましょう!
<京都 好き男>