この時期に舞妓さんのかんざしは、もみじになり、舞妓さんが持ち歩いている黒かごは、
もみじ柄のを、持たれているのを目にする。京都に来られ舞妓さんと写真を取られた
お客様が、どの季節に来られたかがわかると言う。
紅葉と書いて、もみじと呼ぶ、日本語にありがちな、二つの呼び名と二つの意味
不思議だと思うのは、私だけでしょうか、紅葉(もみじ)の語源は、秋に赤や黄に変わる様子を
昔、「紅葉づ(もみづ)」といつた事にもとずく。秋口の霜や冷たさに揉み出されるようにして、
色ずくため「揉み出るもの」から(もみいず)と言った事からきたとの説もある。
また、紅葉狩りも不思議に思う、もみじを眺める事を意味するが、なぜ狩りなのか、
平安時代には、実際に紅葉した木の枝を手折り(狩り)手のひらにのせて鑑賞する方法が
あったようで、そこからきた説もあります。
相国寺
<サイダー>