京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

2014-08-07 18:44:46

2014-08-07 | インポート

日頃、汗だくになって働いてる私達。

だけど今日は特別。とってもとっても楽しいお仕事。

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クロス洗いにお膳洗い、頭の上は暑いけれど、

足元はひんやりお水で気持ちいい!

40才、50才、60才おじちゃん、おばちゃんが童心に返ったひとときでした。

近くにいらっしゃったお客様が、

「楽しそうに働いてるね」って言って下さった一言でさらにやる気満々!

みがく手にも力が入りました!     <ふくすけ・たらちゃん・ゆう>


花街の夏の催し

2014-08-07 | インポート

1.京の花街で「八朔」

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黒紋付の正装で、芸舞妓が日頃からお世話になっている、芸事の師匠やお茶屋をまわって、 

あいさつする伝統行事「八朔」が、1日、花街でありました。

私は、祇園白川の辰見神社付近が、芸舞妓を見るには絶好と聞き、行きましたが、

すでに観光客や写真愛好家で一杯、少しだけしか見られませんでした。

一力亭付近も一杯との事でした。

「八朔」とは、旧暦8月1日の事で、「朔」とは1日の意味だそうです。

昔は「田の実の節」といい、この「たのみ」を「頼み」とかけ、

武家や公家の間でも、日頃お世話になっている人にその恩を感謝する意味で、

贈り物をするようになったそうです。「お中元」も「八朔」からはじまった、とも言われています。

2.花街のビアガーデン

<宮川町ビアガーデン>

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五花街の1つ、宮川町で1970年から9年間実施していたビアガーデンが、36年ぶりに復活。

宮川町歌舞練場横の屋根つきの特設会場にて、周囲の飲食店の協力で、

ビールや食事を提供。芸舞妓のもてなしで、涼しい夜をお愉しみ下さい。

午後6時~7時半と、午後8時~9時半の2回を予約制で入れ替え、

ドリンク1杯・オードブル付きで3千円です。期間は8月1日~8月15日です。

尚、宮川町一帯を約130基の灯籠で照らす「宮川町街の灯り」も実施(午後10時まで)

されますので、花街の風情を味わって頂くのはいかがでしょうか。

<上七軒ビアガーデン>

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上七軒歌舞練場では、7月1日~9月5日(午後5時半~22時)まで、

毎日(8月15日~17日休み)、夏恒例のビアガーデンが催されています。

おそろいの浴衣姿の芸舞妓が毎日6名でおもてなししてくれます。

最初の1セット(ビール1杯、付き出し)で2千円です。

空いていれば予約無しでも行けますが、予約が無難かと思います。

3.京の夏の旅

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「角屋」「輪違屋」特別公開(9月14日まで)

京都には5つの花街(祇園甲部・宮川町・先斗町・祇園東・上七軒)がありますが、

かつては、島原が江戸期に栄えた花街でした。

「角屋」は江戸のおもてなし文化の場で、揚屋建築の唯一の遺構として

国の重要文化財に指定されました。今回は1階が特別公開されています。

(*2階座敷と美術館はご覧いただけません)

「輪違屋」は、揚屋と置屋を兼ね備えた、現存する唯一の店で、

日本で唯一「大夫」が居る所です。10年ぶりの特別公開となります。

暑い夏の京都の風情を、ぜひ堪能されてみてはいかがでしょうか。

<京都 好き男>