10月22日は、794年のこの日、平安京が長岡京より遷都された日です。
京都では、誕生祭として、京都三大祭のひとつである時代祭が行われ、
明治維新から平安時代までの歴史風俗の変遷を表す時代行列が、
正午より、市内を巡行します。
この日の夜には、京都鞍馬山の中腹にある由岐神社一帯で、
広隆寺の「牛祭(現在は中止)」、今宮神社の「やすらい祭」と並んで、
「京都三大奇祭」のひとつである「鞍馬の火祭」が行われます。
午後6時頃、「神事まいらっしゃれ」の合図で氏子町内で、「かがり火」が灯されると、
幼児・少年・青年松明が、「サイレイヤ・サイリョウ」の掛け声とともに町内を練り歩きます。
午後9時頃、燃え盛る松明が、鞍馬寺の山門前の石段に集合し、
「サイレイヤ・サイリョウ」の大合唱。クライマックスは最高潮に盛り上がります。
その後、2基の「神輿」が由岐神社を出発し、山門前の石段を下ります。
担い棒にぶらさがって足を大の字に押し広げる「チョッペンの儀」が行われ、
午前0時に、この火祭は終了します。
私も以前、見に行きましたが、闇夜にきらめく炎は美しく、大変に勇壮な祭りです。
当日、車で行く事は出来ませんので、電車で行かれる事をおすすめします。
叡山電車で、「出町柳」より「鞍馬駅」へ約30分、駅より歩いて3分ほどです。
当日は臨時電車が運行されており、最終の「出町柳」行きは、24:01「鞍馬駅」発です。
「鞍馬の火祭」に先だって、鞍馬寺に行って来ました。
仁王門を通り、左側の参道を登ると由岐神社、そして九十九折参道を歩き、
約40分かかって本殿金堂へ到着しました。
鞍馬山は、信仰の山で、心身共に安らぐ大自然の宝庫です。
鞍馬寺は、京都パワースポット10選のひとつに選ばれています。
やがてもうすぐ、紅葉で山が彩られ、美しい景色が楽しめる事でしょう。
10月22日の「時代祭」「鞍馬の火祭」を見物されるご予定のお客様、
ぜひ、近くて便利な当館へいらっしゃいませ。お待ち申しあげております。
時代祭HP→ https://www.kyokanko.or.jp/jidai/
鞍馬の火祭HP→ http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/himatsuri/kurama/
<京都 好き男>