北海道新聞 07/27 17:00
常呂川と無加川の合流点にほど近い北見市中ノ島町に、幕末の探検家で北海道の名付け親、松浦武四郎の記念碑がある。
この辺りはアイヌ語で「ヘテウコヒ」(二股の意味)と呼ばれていた。碑には武四郎が常呂川流域調査でこの地周辺を訪れたことなどが記されている。
武四郎は1858年6月、土地のアイヌ民族の案内役とともに、北見市常呂町の常呂川河口から丸木舟や徒歩で川をさかのぼった。
現在の常呂町福山などを経て、オホーツク管内訓子府町日出に至り、川の河口へ戻る往復4泊5日の内陸探査である。
北海道命名から150年の今年は、武四郎の業績を振り返ると同時に、和人に迫害されたアイヌ民族の苦難の歴史に思いを巡らせる機会でもある。(木崎美和)
(続きあり)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/212906
常呂川と無加川の合流点にほど近い北見市中ノ島町に、幕末の探検家で北海道の名付け親、松浦武四郎の記念碑がある。
この辺りはアイヌ語で「ヘテウコヒ」(二股の意味)と呼ばれていた。碑には武四郎が常呂川流域調査でこの地周辺を訪れたことなどが記されている。
武四郎は1858年6月、土地のアイヌ民族の案内役とともに、北見市常呂町の常呂川河口から丸木舟や徒歩で川をさかのぼった。
現在の常呂町福山などを経て、オホーツク管内訓子府町日出に至り、川の河口へ戻る往復4泊5日の内陸探査である。
北海道命名から150年の今年は、武四郎の業績を振り返ると同時に、和人に迫害されたアイヌ民族の苦難の歴史に思いを巡らせる機会でもある。(木崎美和)
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