先住民族関連ニュース

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アイヌ文化展示コーナーの解説冊子 HPで公開 釧路市立博物館

2021-03-30 | アイヌ民族関連
北海道新聞 03/29 16:44

 釧路市立博物館(春湖台1)はアイヌ文化を紹介する常設展「サコロベの人々」の展示品などを解説する冊子を製作し、26日から同館ホームページで公開している。
 常設展にはアイヌ民族の衣装や儀礼用具、装飾品など約520点が並ぶ。冊子は10日に発行。A6判16ページで、アイヌ民族や生業(狩猟採集・交易)、交通・運搬など九つのテーマに分けて取り上げている。
 発行部数130部と限られているため、図書館や教育関係者のみに無料配布し、一般の人にはダウンロードして活用するように呼び掛けている。同館の城石梨奈学芸員(39)は「冊子を手に展示を見てもらい、アイヌ文化について理解を深めてほしい」と話し。
 入館料は一般・大学生480円など。午前9時半~午後5時。月曜休館。問い合わせは同館(電)0154・41・5809へ。(熊谷知喜)
※「サコロベ」の「ロ」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/527115

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砥山観光、磨けば光る 旅行業界と農家連携 札幌・南区

2021-03-30 | アイヌ民族関連
北海道新聞 03/29 14:22 更新
 新型コロナウイルスの影響で苦境に立つ旅行会社やホテルが札幌市南区砥山(とやま)地区の果樹園と連携し、果物狩りだけでなく、さまざまな体験メニューを楽しめるツアーの展開を模索している。2月には雪や氷の塊を積み上げる住居「イグルー」製作などを楽しむモニターツアーを催した。コロナ禍収束後を見据えた新たな観光資源を開発しようとする観光業者と地域活性化を期待する果樹園農家らの思いが一致した形で、地域密着型の新たな観光形態として注目を浴びそうだ。
■高齢化進む
 砥山地区でのモニターツアーを企画したのは札幌市内に営業所を持つジャンボツアーズ(那覇)や道内外で展開する大手ホテル、地元の果樹園農家など9者で構成する「アクティブビレッジ砥山実行委員会」。2月17日に「TOYAMA(トヤマ)企画」と銘打ち、札幌市内の学生ら約100人をモニターとして招待し、イグルー製作やアイヌ文化体験など約10種類のメニューを楽しんでもらった。
 目玉は、池の表面を厚く覆った氷に直径15メートルの円形の切り込みを入れ、回転させる遊び「アイスカルーセル」だ。参加者は自ら回転を楽しんだほか、ゆっくりと回る氷上で演じられたアイヌ古式舞踊も見学した。夜にはアイスキャンドルのあかりの中で行われた氷上の模擬結婚式にも見入り、「幻想的」と喜んでいた。
 南区は1972年冬季札幌五輪を節目に宅地開発が進んだが、国勢調査に基づく地域の人口は2000年の15万6787人をピークに19年には1割以上少ない13万6932人となった。特に果樹園農家が多い砥山地区やその周辺は少子高齢化に伴って離農が相次ぐ。
■豊富な資源
 ただ、砥山地区やその周辺は市中心部から車で約40分の近場で、果樹園やワイナリー、登山など観光資源が豊富だ。ホテル業界出身で実行委事務局長の大場昭彦さんは定山渓やニセコ、洞爺と並ぶ周遊エリアになる可能性を秘めた地区とみており、「観光と農業を組み合わせ、地域住民とも連携する新しい楽しみ方を提供したい」と力を込める。
 実行委は29日、「札幌TOYAMAアクティブビレッジ推進協議会」に衣替えし、年間通じて展開できるツアー商品の開発に本腰を入れる。砥山地区に隣接する簾舞地区まちづくり連合会とも連携し、定山渓鉄道跡や開拓使時代の農家家屋を今に伝える札幌市指定有形文化財「旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋)」を巡るツアーも構想中だ。
 砥山地区でサクランボやブドウを育てる果樹農家4代目の瀬戸修一さん(67)は地域活性化の願いを込めて協議会副会長に就く。これまでも地元農家と協力して子ども向けの農業体験会を開くなど地域活性化に努めてきたが、札幌市民に地域の魅力が十分に伝わらず、活性化の難しさも感じていた。実行委から参画し、協議会役員も引き受けたのは新たな取り組みで地域の活路を見いだしたいとの思いからで、「観光のプロが入ることで、砥山やその周辺の魅力をより知ってもらえる」と期待している。問い合わせはジャンボツアーズ内の協議会事務局(電)011・280・0505へ。(五十嵐俊介)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/526940

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地球の果てに住むロシアのアレウト族の生活

2021-03-30 | 先住民族関連
RBTH2021年3月29日アンナ・ソロキナ
ロシアでもっとも人口が少ない少数民族の一つであるアレウト族は、遠く離れたカムチャツカ半島にまとまって暮らし、アラスカに暮らすアメリカのアレウト族たちと交流を保っている。
 アリューシャン列島とコマンドル諸島の間の距離はわずか370キロしかない。そしてここにはアメリカとロシアの国境線がある。この地の先住民族であるアレウト族は19世紀半ばにアラスカがアメリカに売却された後、分断されたが、いまも交流は続いている。ベーリング海峡の両岸に暮らすアレウト族が抱える問題は類似している。言語と伝統が少しずつ失われ、自らを「ウナンガン」と呼ぶアレウト族の文化を引き継ぐ最後の人々がいなくなりつつある。
失われた島
 現在、世界には15,000人のアレウト族がいるが、そのほとんどはアラスカに住んでいる。ロシアに残るアレウト族は300人ほどで(ロシアでもっとも人口の少ない少数民族の一つ)、そのほぼすべての住民は、コマンドル諸島最大の島、ベーリング唯一の居住区であるニコリスコエ村に暮らしている(村の人口は600人強)。
 アラスカのアレウト族がコマンドル諸島にやって来たのは1826年、ロシアとアメリカの合弁企業が伝統産業での職に就かせるために連れて来たのである。ベーリング島に住んだアトカ島からの移住者がニコリスコエ村を作り、隣接するメドヌィ島にはアッツ島からの人々が移り住み、プレオブラジェンスコエ村を作った。アレウト族は、ロシアの船乗りたちとの衝突や天然痘の感染により、大きく減少した。その結果、1867年にアラスカが売却されたとき、アメリカにはおよそ2,000人、ロシア には500人(ベーリング島に300人、メドヌィ島に200人)のアレウト族がいた。1970年にはベーリング島にメドヌィ島の住民が移住し、現在、コマンドル諸島には居住区は1つしか残っていない(ニコリスコエ)。
 村にはコマンドルスキー自然保護区、学校、病院、郷土博物館などがあり、現在、仕事はたくさんある。アレウト族は水産業を営んでいるが、島の生活は楽とは言えない。
 気候は厳しく、同管区の他の居住区のような娯楽もないため(ペトロパブロフスク・カムチャツキーまでの飛行機は1週間に数便)、若者たちは大陸に移住することが多い。
消滅する言語
 2021年3月初旬、地元ベーリングの方言を話す最後の住人だったヴェーラ・チモシェンコさんが逝去した。そしてニコリスコエに残ったアレウト語(メドヌィ方言)を自由に話せる人は、ゲンナージー・ヤコヴレフさん、ただ1人である。
Aleutskaya Zvezda
 86歳でアレウト語の歌を歌い、ダンスを教え、地元の人々がアメリカ、アンカレッジのアレウト族と交流するのを助けている。たとえば、電話会談は、新型コロナウイルスの感染拡大が始まるまでは定期的に行われていた。祖父母が話していた言語を、多くの人が覚えていて、理解はできるが、日常生活には皆、ロシア語を使っている。学校でも、アレウト語の授業は行われていない。
 アレウト語には主に2つの方言がある(ベーリング、メドヌィを含む西の方言と東の方言)。このほか、書字には、アメリカではラテン文字をロシアではキリル文字が使われている。しかし、地元の自治体の副首長であるエレーナ・ソロヴァニュークさんは、言語を学ぶのが困難である理由はこのためではなく、教科書が少なく、またネイティブのスピーカーがいないためだと言う。彼女はサンクトペテルブルクの北方民族研究所で、ソ連時代から少数民族の言語を研究している言語学者エヴゲニー・ゴロフコの指導の下でアレウト語を学んだ。
 エレーナさんは言う。「コマンドル諸島はわたしの故郷です。わたしの父はロシア人で、母はアレウト族です。祖父と祖母もメドヌィ島出身のアレウト族で、わたしはずっとアレウト族の歴史や文化に興味がありました。幼い頃から、地元の人々がアレウト語で話しているのを耳にしていました。アレウト語を知らない人がいる場合は、ロシア語を使っていました」。
 エレーナさんはニコリスコエで、数年間、無料で大人のための語学教室を開いていた。「アレウト語の寸劇をしたり、ちょっとしたストーリーを書き、地域のコンクールに応募したり、アレウト語の言葉が入ったお土産などを作っていました」。またアレウト語の保存に熱心な人々は、ボードゲームを考えた。それは、村からオットセイの生息地に行き、アレウト語の問題に答え、駒を動かすというものであった。しかし残念ながら、仕事で忙しい人が多く、授業は少しずつ行われなくなったという。
 母語の習得をめぐる問題は、アメリカのアレウト族も同様に抱えている。モスクワ市民のロジオン・コソルコフさんは、ずっと希少言語に興味があり、あるとき、教本を使ってアレウト語を学ぼうとした。「好きだったからだ」と彼はいう。アレウト語の新聞もなく、ラジオ放送もなく、映画もなく、ネイティブもおらず、ロジオンさんはソーシャルネットワークをつかって、アレウト族を探したが、それも簡単でないことがわかった。「アリューシャン列島の女性をひとり見つけました。わたしの書いたメッセージは読めたが、アレウト語をよく知らなので、返事は書けないとのことでした。もう1人、聖職者にもメッセージを送ってみましたが、同様に、メッセージは理解できましたし、高齢の信者と話をすることはできますが、アレウト語で書くことはできないとのことでした。そして英語でのメッセージを送ってくれるようになり、わたしはアレウト語で返事を書いていました」。
 アレウト族の文化遺産の保存は、場所がかなり辺鄙なところであることから、簡単なものではない。エレーナさんの編纂により、まもなくイラスト付きのロシア・アレウト語辞書が出版されることになっており、学習の手助けになると考えられている。これは地元の北方民族支援団体が大統領の支援金を勝ち取ったことから、実現が可能となったものである。この資金で、辞書の出版費をまかない、伝統工芸のマスタークラスのための材料を買い、参加するアンサンブルの衣装を作ることができたという。
 最近まで北方民族支援団体を率い、現在はアレウト村会議の議長と務めるガリーナ・コロリョワさんは、「子供たちにアレウト語を少しでも知ってもらいたいと思っています」と話す。ガリーナさんも父親がロシア人で母親がメドヌィ島出身のアレウト族で、会話は理解できるという。
 主な仕事の他に、ガリーナさんは子供のためのフォークアンサンブルを指導している。本人もダンスをし、アンカレッジにあるアレウト国際団体などと協力しながら、アレウトの文化の普及のために勢力的に活動している。
「ロシア・ビヨンド」がLineで登場!是非ご購読ください!
https://jp.rbth.com/lifestyle/85000-chikyuu-hate-ni-sumu-aleut-zoku-no-seikatsu

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JR東日本、なぜ新大久保駅上にフードラボなのか--「Kimchi, Durian, Cardamom,,,」開業

2021-03-30 | アイヌ民族関連
cnet 3/29(月) 15:53
 東日本旅客鉄道は3月28日、JR新大久保駅ビル3階~4階に「シェアダイニング」「コワーキングスペース」「ファクトリーキッチン」を備えたフードラボ「Kimchi, Durian, Cardamom,,,(略称K,D,C,,,)」を開業した。同社は山手線を起点にそれぞれの駅周辺の街の個性を引き出し、街や人が有機的につながる都市生活空間「東京感動線」を創り上げる取り組みを進めており、今回のフードラボもその一環となる。
 「東京感動線」に取り組む東日本旅客鉄道 山手線プロジェクト グループリーダーの古田恵美氏は、新大久保駅一帯は非常に国際色豊かで食文化も豊かなため、新大久保駅上にフードラボを立ち上げたと語った。
 「食を軸にいろいろな人がつながり、そこから新しい食べ方や新しい食材との出会い、食体験そのものが生まれればと考えてK,D,C,,,を作り上げてきた。3階は3つのキッチンをそろえ、一般のお客様と生産者、料理人の方、新しい食のプロジェクトを始める方が出会える場にしていきたいと考えている。4階はコワーキングスペースになっており、食を軸に働く人や、食に興味を持った人が気軽に働ける場を提供しつつ、小ロットの製造・生産ができる『ファクトリーキッチン』を設けた」(古田氏)
シェアダイニングは実験的な料理と一般の生活者が出会う場
 フードラボの3階は、3つの厨房と1つの共同厨房、出店者同士が共有で使用できる客席などを備えるシェアダイニングになっており、さまざまな出店者が実験的な料理を提供したり、イベントを行ったりできるようになっている。
 主に3階の運営を行うオレンジページ 代表取締役社長の一木典子氏は、シェアダイニングの役割は主に4つあると語る。
 「1つめは食にかかわる起業や挑戦の敷居を徹底的に下げていくこと。食の起業や食にかかわる学びの場がここで得られる。2つめは資金。オイシックス・ラ・大地が運営する『Future Food Fund』やJR東日本スタートアップのほか、Campfireからも連携の申し出をいただいており、さまざまな資金調達へのアクセスがある。3つめがマーケットアクセス。たとえば4階でできた新しい商品を新大久保駅1階のNewdaysで売ってみるとか、駅ナカの催事場へ紹介するといったこともできるかもしれない。4つめが実験の場。こちらのキッチンは食器もそろっており、身一つで挑戦して、短期間で使える。ここは生活者が日常的な動線で来られる場所なので、ふらっと来てその中で新しい実験に出会うというような生活者との接点を作っていきたい」(一木氏)
 一木社長は社会的な問題に対して意識の高い人だけでなく、普通の生活者の実感に沿ったコミュニケーションができることが重要だと続ける。
 「この場では、新しい実験をしたい方々が生活者に密着した中でテストマーケティングができることで、大きな挑戦、変革のステップにしていただきたい。3階は3つの厨房があるイベントスペースになっており、大企業の食のイノベーションが3つ競演する、同じ『海洋資源のサステナビリティ』でも違うスタイルの3つが競演する、日本中の郷土食の新しい解釈が3つそろって競演するなど、生活者が『ちょっと行ってみようか』と思える体験デザインを私たちがすることで、新しい食文化の創造に貢献できると思っている」(一木氏)
 シェアダイニングでは、オープニング企画として5月まで多様な趣向で食を楽しんでもらえるポップアップショップを開催する予定だ。
 「さまざまな食を楽しんでもらいたいという思いから、エシカルやSDGs、フードテック、地域性といった切り口でセレクトしたポップアップショップを展開する。5月中旬からは、毎週食の本質や食の未来をテーマに、食にかかわる好奇心を満たすプログラムを開催する予定」(JR東日本 東京支社 事業部 企画・地域共創課 山手線プロジェクト 齊藤千明氏)
食のプロフェッショナルたちが出会うコワーキングスペース
 4階はシェフや生産者、ライター、研究機関、ベンチャー企業、調理機器・食品メーカーなど、食に携わる企業や個人が利用できるコワーキングスペースになっており、人材育成や起業支援などさまざまなプログラムを提供していく。
 「“食にまつわるさまざまな食のプレーヤーが集い、交流を生む場所”をコンセプトに、食にまつわるさまざまな方々が集まる場所。奥に見えるコミュニティキッチンでは、アイデアやレシピをすぐに実験できるような環境を整えている」(斎藤氏)
 4階のコワーキングスペースの運営には、札幌や京都で共創を生み出すコミュニティを運営し、シンガポールでは東日本旅客鉄道とともにコワーキングスペースを運営するCO&COが手がける。
 CO&CO 事業統括部長の伊崎陽介氏は、「世界50カ国以上から多国籍、多職種、多人種の方々が集う空間作り、コミュニティ作りを行っており、K,D,C,,,でも食をテーマとしたコミュニティ作りに参画する」と語った。
 「新大久保は日本でも有数の多国籍タウンで、世界各国の方々が集う空間になっている。新しいものは“カオス”から生まれると思っており、私たちのコミュニティ作りでも大切にしている点。『食』も、エリアや個人でこだわりや個性があふれているカオスなものと思っており、K,D,C,,,でも新しいものが生み出される、カオスな場作りをしたい」(伊崎氏)
 特徴的なのが、惣菜製造業、菓子製造業、飲食店営業の許可を得た「ファクトリーキッチン」だ。
 「オイシックス・ラ・大地の『Future Food Fund』にファクトリーキッチンに協賛いただき、新商品の開発をスタートアップと大手企業などが連携してやっていく、あるいはスタートアップが料理人とやっていくというような形をイメージしている。それとはまた別に、フードプレナーと言われる食のプロフェッショナルや、プロフェッショナルを目指す“食のチャレンジャー”が集い、その方々が相互に情報交換しながら、そこで新しいものを生み出していく。そして情報が集積、あるいは情報を発信する基地というものをK,D,C,,,は目指したい」(伊崎氏)
さまざまなコラボで、新たな食文化を
 K,D,C,,,の内覧会の後には、試食会も行われた。新大久保で長年アイヌ料理店を営む「ハルコロ」の監修の下で、アイヌ料理に新しい解釈を加えた「MODERN AINU」料理を昆虫食で有名な馬喰町「アントシカダ」シェフの白鳥翔大氏、元「レフェルヴェソンス」パティシエの佐川優氏、野草研究家でフードプロデューサーの古谷知華氏による料理やスイーツ、カクテルなどが提供された。
 東日本旅客鉄道 東京支社 事業部 企画・地域共創課 山手線プロジェクトの服部暁文氏は試食会でモダンアイヌ料理を提供した狙いについて、「新大久保の国際性多様性豊かな食をどういうふうに表現できるか考えてこの形になった」と語った。
 「一般の方は新大久保というと韓国のイメージが強いと思うが、実は非常に多様な国籍や文化を持つ方がいる。アイヌ料理の『ハルコロ』さんにお店に出会い、長年アイヌの文化を表現されていることに感銘した。ハルコロさんにそのまま出ていただくのでも良かったが、ここがフードラボということで、新進気鋭の白鳥さんや佐川さん、古矢さんにアイヌ料理というものを再開発していただき、新しい食体験や、今の、未来のアイヌ料理はどういう風になるだろうというのを体感していただきたいと思い、『モダンアイヌ』をテーマにした」(服部氏)
 今回のフード・ドリンクを提供した方々はハルコロをたずねてアイヌ文化やアイヌ料理の本質についてのレクチャーを受け、それをヒントに素材や技術などを組み合わせて料理を仕上げたという。
 「これは一つの例で、今後こうした地元の方、地域の方ともコラボしていき、新しい食文化や食体験を生み出すだけでなく、生活者の方々、飲食関係の方々にも実感していただき、新たな食文化を作っていきたい」(服部氏)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5f638c6a823323c4ca4e445d9a98b994f449a6f


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