NHK 01月24日 12時23分
観光客などの利用につなげようと胆振の白老町のウポポイにふるさと納税の手続きを行う自動販売機が設置されました。運用は25日から始まり、その場で、返礼品として、入場料や買い物にあてることができる利用券を受け取れるようになります。
ふるさと納税の自動販売機が設置されたのは、白老町にあるアイヌ文化の発信拠点「ウポポイ」です。
この自動販売機では、観光客などの利用者が白老町への寄付としてタッチパネルで1万円から10万円までの金額を選択し、名前や住所を登録したうえで、クレジットカードで支払います。
決済が済むと、その場で、返礼品として、寄付した金額の3割分の「利用券」が発行され、ウポポイの入場料や施設内での買い物などに利用することができます。
税の控除に必要な書類は、後日、郵送で届くということです。
町によりますと、ふるさと納税の自動販売機が設置されるのは、道内では3例目で、運用は25日から始まります。
白老町の大黒克巳副町長は、「ウポポイと力を合わせて、いま以上の集客を目指す中で、ふるさと納税の寄付額も増やしていきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/20250124/7000072853.html