今回の旅は、「中国・貴州省の少数民族を訪ねる旅」です。
貴州省は「天に三日の晴れなく、地に三里の平地なく、人に三銭の金なし」
と言われています。棚田があるかな?

ここは貴州省・貴定県・盤江鎮・音寨村です。
少数民族プイ族が暮らす村です。
一か月前は黄色の菜の花が一面咲いていたでしょう!
今は、菜種畑に変身しています。
昔、昔、その昔、日本では照明用の油の多くが菜の花の種子から
採った油=菜種油 で賄われていました。
音寨の集落が見えます。
前側の家は新しくコンクリート、奥の家は黒色の瓦屋根です。

少数民族プイ族の農夫が田圃の見回りをしています。
「稲作民族」プイ族は、古代中国の中部から南部に広く居住し、
中国の稲作農耕文化をつくり上げました。

ご婦人三人が畑で何かを摘んでいます。
春の七草摘みでしょうか?
農耕用の黄牛が田んぼの畔の草を食べています。
静かな、のどかな農村風景です。