今回の旅は、「北アルプスが見える棚田を訪ねる旅」です。
北アルプスは富山県・岐阜県・長野県・新潟県の4県にまたがる山脈です。
明治時代の登山家・小島烏水が「北アルプス」と名付けました。
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ここは長野県・小川村・田中です。
「田中の田園」です。美しい山村が広がります。
小川村と言えば「おやき」です。
「おやき」は、小麦粉や蕎麦粉を練って作った皮で具を包みます。
複数の野菜を混ぜたものなどです。。
「おやき」は信州でも水田が少ない山間の畑作地帯のかつては日常食でした。
一昔前の貧しい時代であっても、農家の子供たちにとって夕食時は囲炉裏を
囲んでおやきを食べる一家だんらんの楽しいひとときでした。
農家の娘たちは「おやきが上手に作れなくては嫁のもらい手がないぞ」
と育てられ、皆なおやき名人になっていきました。