4月中旬、学生時代のマンドリンクラブの練習で長野県・千曲市で行われた。
この時に、今話題の真田一族の縁の地と棚田を巡った。その報告です。
ここは上田市・別所温泉です。
「安楽寺・八角三重塔」です。
屋根が四重となっているが最下層が裳階(もこし=ひさし)と呼ばれているため三重塔です。わが国唯一の八角三重塔。
安楽寺は真田太平記の1巻「真田の庄」の項から登場してきます。
真田太平記には向井左平次という真田幸村の忠臣になる人物がでてくるのですが、
その佐平次が織田との戦いで怪我を負い、介抱されたのが安楽寺になります。
そして、療養中の佐平次と幸村が初めて出会い、一緒に寝たのも安楽寺です。
花桃の咲く「安楽寺の鐘楼」です。
別所三楽寺と称されていた古刹。
池波正太郎の小説『真田太平記』では、上田城に暮らす真田幸村が、別所温泉を訪れる際の定宿としたとしています。
「北向観音(きたむきかんのん)」です。
本堂が北を向いているため、この名があります。
長野市の善光寺を参拝した人は、この北向観音へも参拝しないと「片参り」である、と言われています。
善光寺は南向き、北向観音は北向きで御利益も一体のものであるので両方参拝しないと・・・・・・・