5月末に九州の棚田巡りをしました。その報告です。

ここは福岡県.朝倉市.古毛です。
「朝倉三連水車」です。
寛文2年(1662年)に旱ばつがこの地域を襲った。
生活の窮乏から脱出するため開田への希望が高まっていき、
旱ばつの被害を防止して安定した生活を確保する為には、
筑後川の水を引き入れるより他に方法はなかった。
こうした時代背景の中で」山田井堰や堀川が誕生した。

筑後川の水を堀川用水に取水したが、一部では土地が高かった為、約220年前自動回転式の重連水車が設置された。
日本最古の実働する水車として全国的にも有名な「朝倉の楊水車群」は、平成2年に「堀川用水」と共に国の史跡に指定された。