5月末に九州の棚田巡りをしました。その報告です。

ここは宮崎県.椎葉村.大河内です。
「大河内の棚田」です。
椎葉村は人口は3千人弱の小さな村ですが、平家落人伝説をはじめ椎葉神楽やひえつき節など、語り、歌い継がれてきた伝承文化が多く存在する場所です。
その約96%が森林で占められる緑豊かな村です。
その約96%が森林で占められる緑豊かな村です。
椎葉村では古くから、農作業をお互いで助け合う「かてーり」という相互扶助の精神があり、こうした絆が田畑や森林、文化を守っている礎となっています。

椎葉村の歴史は、1185年に壇ノ浦で平家が源氏に敗れたことから始まります。
日本全国に平家落人の里は数多くありますが、この椎葉村もそのひとつです。
九州の山深くに逃れた平家の落人たちは、この地でひっそりと静かに平穏な時を過ごしていました。